狩りならぬ
【借り】は
小人のアリエッティたちにとって
生きるための
【冒険】です。
―この【冒険】が
分析心理学では
生半可に取り扱われています。
箱庭の象徴世界に
ドールハウスをねじ込むような
研究者が
(かぐや姫や摂食障害という
PTSDをわがままあつかいし
説得します)
つまらぬ【冒険】や【イニシエーション】を
恥ずかしげもなく
語ってお茶を濁します。
危険の第一は
ネズミに出会うこと。
アリエッティは
マチ針の剣を【借】ったので
「平気」と言いますが
スサノヲの自信
お父さんは
戒めます。
そうです。
ネズミには
PTSDにとって
【象徴】的な怖さがあります。
干支のネズミは
親しんでもらうために
ねずみの姿にしてありますが
鼠と書かずに
「子」と書きますね。
正しくは「孳る」
(ふえる)
―子を生んで増やす
慈悲の「慈」は
観音さまに象徴されますが
母親のような無償の愛です。 ←セルフ
しかし【アジャセコンプレックス】の
ような問題の元でもあります。
ある種トラウマの源みたいな
ものなのです。
最初から
ぶつかると危険です。
がむしゃらは命取りですよ
『借りぐらしのアリエッティ』【冒険】における【ネズミ】の危険性
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