イタコの語源は
神の委託
アイヌ語の
イタク(=言う)
ではないかと言われています。
死者を呼び寄せる
【口寄せ】は
おどろおどろしい
感じもしますが
よーく話を聞いてみると
自殺した人の遺族の依頼が
多いそうです
―普通死なら
お葬式で時間をかけて
PTSD予防したらいいですね。
自責の念から
依頼するわけですが
その気持ちを自然になだめ
前向きにしてくれるそうです。
―現代の専門家のように
「忘れなさい」ではなく
『わかるよー』
『それ普通だよー』って
受け止めてくれるんでしょうね
イタコは
生きた人間ですが
盲目ですから
ある意味で
トラウマティックな生まれであり
【象徴】的な意味で
死を潜り抜けた存在です。
PTSDを克服した
ヒステリー女性と言って
よいのではないでしょうか?
類稀な
高い外向性を巧みに活かしながら
上手に【傾聴】している
姿が見えてきます。
弱者でしたから
死者の置かれた窮状が
手に取るように理解できます。
しかも
トラウマティックな
窮状に甘んじることなく
断食や滝行などの厳しい修行で
感性を磨いてますから
パワフルです。
【百尺竿頭】
(限界の上の努力)です。
パソコン入力などの
仕事に流れて
希少価値になりつつあるようです。
残念ですね。
臨床心理士より
よほど謙虚で実力があり
リーズナブルな料金設定なのに
PTSD克服職業人としてのイタコ
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