マツケンの奥さんもパニック
長島一茂もパニック
のりピーもパニック
―夫の逮捕で
パニックになり
自殺を考えたが
そのあと逃亡に流れたと
『贖罪』に
書いているらしい。
パニックって言葉を使う人が
あふれ出しましたね。
この本結構
本質的ですよ。
商売一遍等で
子供に無関心の父と
継母であるが故に
教育熱心な母に
―ネグレクトと虐待の
ダブルパンチ
「ひどい歪形をうけた」
子供が
主人公との
自然体験・絵画体験を通じて
魂を救済されていく過程が
描かれています。
澄んだ目に光が宿ったとか
そこに巨大な魚が通ったとか
なかなか
ユング的
象徴的な
視点で描かれた本です。
さすが
魚釣りしながら
フィールド・ワークした人が
つかんだものは
深いですね。