カメラマンの主人公は
事故で足を骨折し
―リ・ボーンですね
リセットは
たまごっちブームで
負の意味が添加されちゃたから
リボーンって言えばいいかな?
ピンクリボンなんかは
集合的無意識のなかで異熟して
駄洒落的に生まれたのかな?
車椅子生活を余儀なくされる。
唯一の楽しみは
カメラの望遠レンズを使って
―残った機能を最大限に活かす
裏窓から見る ←社会の裏の日常
隣のアパートの
住人達の人間模様の
観察であった。
いつも口喧嘩が絶えなかった
中年夫婦の妻が突如として
姿を消しますが
夫の怪しい挙動を観察していたジェフは
数々の状況証拠から殺人事件と確信
恋人リザと共に調査に当たります。
事件を認めない
友人の刑事を納得させるため
―【否認】社会との闘い
確たる証拠を掴もうとする二人に危機が迫り……。
―PTSD克服には
危機がつきものですね。
カメラマンのぶれない視座が
作品を貫いています。
―カメラをおっことした一瞬は
空かな?
裏窓を懐かしいと想えるような人が
身内のパニック障害でお困りなら
PTSDを簡単に教えると
氷解するように
理解されますよ
こころのなかにあった
図星(象徴)が
意味を持って動き出すのです。