【画餅】と言うがユング心理学のイメージ療法は点心

PTSD研究家翠雨の日記女人天下90話
PTSD研究家翠雨の日記
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凡人は
餅は餅だと思っています。
しかし
幼い皇子は
どの餅かと聞いています。
『正法眼蔵』にある
餅ばあさんの話を
思い出しました。
普通は
絵に描いた餅は
食べられないと考えます。
【心不可得】という言葉を
  ―こころは
   とらえられない。
わかる範囲で解釈し
具体的に表現したものです。
餅は
点心の1つです。
心に点(とも)るものであり
間食とも言いますから
こころと現実の間にあるものです。
 ―ただの餅なら
  食事ではなく
  エサです。
食事と大げさな言い方をするのは
心理療法的な儀式だからです。
 ―日常がおおごとであり
 大事(だいじ)なのです。
餅ばあさんは聞きます。
「過去・現在・未来
 どのこころで食べるのか?」
どのこころで食べるかで
心身に与える影響が
全く違ってきます。
イメージ表現とは
まさに点心です。
おなかも満腹になります。
この理屈を
今のユング心理学は
失いつつあり
心理療法の現場が
混乱しています。

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