自衛隊の方々の
遺体処理
大変なお仕事のようです。
―考えてみれば
当たり前でした。
逃げ出す人がいるのは
当たり前でしょう。
―すでに2名
PTSD解離犯罪を
犯してしまいました。
ふと
この作品を思い出しました。
お話の最後で
主人公は
―外地で
殺されそうになり
命拾いしています。
戦争が終わったら
すぐ帰国したいと思うと
思うのですが…
道々で
無数の日本兵の死体を目にします。
葬るものとておらず
無残に朽ち果て
蟻がたかり
蛆が涌く遺体の山。
衝撃を受け
英霊を葬らずに
自分だけ帰国することが申し訳なく
この地に留まろうと決心し
出家し
本物の僧侶となりました。
…
あまりの惨状と
死の世界を見てしまうと
出家するくらいの
意識改革が
起ってしまうのではないでしょうか。
出家しないで
日常世界のなかで
その作業を行なうのは
誰にだって
容易なことではないと思います。
せめて
こころのケアはしなくては
ならないでしょう。
『ビルマの竪琴』 ~被災地の自衛隊員にこころのケア
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