自殺した上原美優と象徴的に死に自己実現したスサノヲ

父親(79)は
亡くなる前日の
上原さんとの電話を
振り返り
「種子島に帰りたい」
「(天国の)
お母さんの元に行きたい」と
泣く娘をなだめ

「もう大丈夫」と言うのを
信じて電話を切った
数時間後に
訃報を聞いたことを
振り返り
「もっと何かできることが
あったのではないか」と
後悔の念を口にしています。
サバイバーズ・ギルトとも
言えますね。
誰でもそう感じるようです。
そして
その辛さに追い討ちを
かけるようなことは
いけないのですが
若い命の犠牲を教訓にするために
敢えて考えようと思います。
古事記のスサノヲも
母に会いたいと
泣き喚きました。

スサノヲの父親は
妻との死別の悲しみを
抑圧していますから
スサノヲが被曝したのです。
 ―親の業を担わされます。
上原さんの家庭は
両親ともパチンコ依存症であり
夫婦喧嘩も
凄まじかったそうです。
上原さんも
両親のトラウマに被曝しているので
中学生で既に絶望し
自殺を考えていました。
全然
大丈夫なんかじゃなかったのです。
 ―生まれてこのかた
 大丈夫だったことなんて
 一度もないでしょう。
この期に及んで
そこを大丈夫ということが
 ―否認
死への入り口になってしまいました。
スサノヲの場合は
★大丈夫とも
★嫌だとも言わず
ただただトラウマと
直面しました。
厳しい世界です。
予防すれば
この苦境は避けられます。
なので
日本文化は
手を変え品を変え
PTSD予防
(心のケア)を訴えるのです。

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