故黒澤明監督にも
散々噛みついたそうです。
「当時の黒澤さんは
まさに天皇のごとく
君臨していて
―平成の天皇は
国民とともにですが
僕が現場で腕を組んでいるだけで
腕組むなっと雷が落ちる。
―雷オヤジっていましたね。
理屈も何もなかったな」
―理不尽です。
「納得いかないことに
いちいち食ってかかる
そんな自意識過剰で
ヘボ役者の僕を
しかし黒澤さんは
アイツが
あの気概をあと10年持っていられたら
何とかなるかもしれない、と
いってくれていたらしい。
突っ張ってばかりで
でもとにかく
しゃかりきだった ←実は釈迦力なんです
雑魚の思いを
感じていてくださったんですね」
雑魚の気概ですよ。
みんな雑魚だったんですからね。
10年保てば
―徹すること
貫くことが大事です。
甘えや中途半端はいけません。
つべこべ言わず
やるしかないのです。
気品が出てくるのは
陰陽マジックじゃないですか?
児玉清さんも『崖の上のポニョ』の気概で自己実現
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