朝日新聞にありました。
広島の小学校で
先生が子どもたちに
考えさせています。
宮沢賢治の
『注文の多い料理店』
山猫に食べられそうになった
紳士の顔が
紙くずみたいにくしゃくしゃになって
戻らなかったという
ラストを
どう思うか?と
問いかけます。
子どもたちは
絶望と悲しみから
顔がゆがんだのだと考え
―PTSD性の
顔面麻痺ですね。
どうしたら元にもどるか
考え始めています。
―少し哀しいことですが
整形という答もあったそうです。
その子はおそらく
こころに余裕のない子でしょう。
こころが温かくなることを
言ってあげるのも
大事だけど
その人が
人や動物に優しくならないと
治らないという子もいます。
先生は次回は
生き残ったことの意味を
考えさせようとしています。
サバイバーズ・ギルトにも
つながりますね。
PTSDは
死ぬかと思ったけど
死ななかった人のかかる病ですからね。
なかなかよい授業だと
思います。
PTSDという言葉があると
さらにクリアーに理解できると思いますが
象徴的情緒的に訴えるのが
日本人は好きなのかな?
『注文の多い料理店』PTSDでくしゃくしゃになった顔はどうしたら?
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