朝日新聞で
父親のことを
回想しておられました。
摂食障害は母子関係のゆがみが
一因と言うけど
― てきめんに出ますが
一因ですね。
今思えば
問題は絶対父親だと
おっしゃいます。
戦争トラウマで
―教え子を特攻隊委員にする
教官だった。
戦後映像を見るたび
涙を流していたそうです。
幽霊のようにすごしたあと
―宮沢賢治にもつながる世界
公職追放の憂き目にも会い
一転
ヤクザになりますが
ばくちで身を持ち崩す人を
複数見たショックで
町工場の経営者になったそうです。
―良心が保たれている人は
PTSDになっても
予後がよいかもしれないですね
文学を
自由に好きなように読むことが
―このブログみたいに?
癒しになったのかもしれませんが
その過程に
子どもとして同伴した
伊藤さんは
無意識のうちに
父親のトラウマに被曝し
―俗に言う
親の業ですね。
摂食障害や不倫に
悩んだそうです。
―常識を
心身の深いところから
問い直す作業が必要になります。
この人も
スサノヲタイプだなと
思いました。
―DV、殺人で
追放されてから
がんばりました。
父親の戦争トラウマを
二代で克服した結果としての
詩人の誕生です。
こういうパターンも
結構ありますから
大きな視点で
克服過程をとらえることは
大切です。
伊藤比呂美さんスサノヲ型PTSD性摂食障害克服
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