JR東日本が
「生きる支援の強化月間」
と名付けた
列車飛び込み自殺対策強化キャンペーンを
始めたこともあるのでしょう、
昨日の朝日新聞夕刊では
はっきりと
電車での轢死を報じていました。
最近の傾向としては…
普通に生活していると
列車の遅延の多さは嫌でも
気づきますが、
理由はあまりはっきりさせないのが
お約束でした。
自死したのは
大阪府枚方市で
69歳の女性です。
夫との散歩中で
もちろん
夫は引き止めようとしたのですが
それを振り切って
遮断機をくぐり
線路の上にしゃがんだそうです。
目の病気を苦にされていたと
書かれていますから
もちろん
それは引き金になったでしょうが
①夫の制止を振り切って
②線路の上にしゃがみこむ
人を振り切るというのは
【振り切りサギ】ならぬ
振り込めサギの被害者と
どこか似ています。
催眠商法にかかりやすい
被暗示性の高さをもつ
ヒステリーつまりPTSDです。
線路の上にしゃがみこむのは
最近の自死の流行です。
流行に敏感なのも
被暗示性の高さのたまものです。
ヘッセの
『車輪の下』の主人公が
PTSDから
飲みたくもない
アルコールに溺れ
溺死したのと似ています。
本人にははっきりとした
希死念慮はなかった感じがします。
何かに引かれるように
このような
行動をとってしまったのでしょうね。
【解離】の様相が
ありありと
浮かんできます。
この犠牲から
我々はきちんと学ばねば
ならないでしょう。