PTSDで色を失った多崎つくるは仏教的表現

村上春樹の祖父は
浄土宗
西山派の寺の
住職だったそうです。
彼の
従兄弟が
あとを継いでますが
作家になっても
アメリカンな作家でも
無意識のうちに
受け継ぐものがあると
思います。
とくに
この作品は
PTSD作品ですから
原理に
陰陽五行思想と
仏教が外せないのです。
色即是空と言いますが
色は
かたちあるもの
 ―意識
空は
かたちのないもの
 ―無意識
大学生活のなかで
深い傷を受け
色を失ったままだと
 ―無意識になる。
PTSDになります。
 ―自殺願望が強かったようですね。
予防には
思い出す旅が必要になります。

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