「秘密結社員のように」PTSD研究を

文化功労者の
中井久夫先生のことを
朝日新聞
天声人語が
書いている。
統合失調症の治療と
阪神淡路大震災での
心のケアに
 ―PTSD予防
尽力された
方だと。
そして
少年少女に向けた
読書案内を
書いておられるのですが
なんと
推薦図書の名前がなく
「読書は
秘密結社員みたいに
するものだ」
「あなたは
今花咲く必要はない」
「一目置く
同級生を宝とせよ」
確かに
子ども時代に
完成を目指すような
 ― 一番
生き方だと
こじんまりしてしまうし
やっかみなども
生みやすいけど
 ― いじめの一部は
  やっかみ
誰かが誰かのよいところを
 ― 一目置くのは
  みな違う人だと思う。
認めて
自力で
そこの部分を
伸ばす努力をするというのは
ユング心理学的であり
 ―みな影をもっているから
 可能性の方を
 (よい影)
 投影し
 自分がそれを目指す。
妙な競争にならないながらに
みんな横並びで
ゴールさせる
気味の悪い
徒競走のようなことも
避けられると思います。
ジブリの
『風立ちぬ』の主人公のように
寡黙なのも
大事だと思いました。
 ― 今のドラマは
  言語化しすぎる。
長い目で見ると
結局は
そうやって
感性を磨いた人勝ち
なんでしょうね。
秘密結社という言葉にも
含蓄があると思いました。
大事なことは
なかなか言えない時代に
なりそうですしね。

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