道元は
「四馬」の譬えは
大事だと書いてます。
―雑阿言経などにある。
仏道修行への入り方は
人によってそれぞれ
違いがあります。
その違いを
四種類の馬で
譬えているのです。
―宗教も箱庭もすべて譬えです。
① 第一の馬
鞭の影を見ただけで
御者の意を察して走りだす馬
他村の知らない人が死んだのを見て
たちまち無常を観じて
仏道を求める人
② 第二の馬
鞭が毛に触れただけで
走りだす馬
自分の村の知人が死んだのを見て
無常を観じて
仏道を求める人のこと
③第三の馬
鞭が皮や肉に当たって
走りだす馬
自分の親兄弟や妻子の死に出合って
無常を観じて
仏道を求める人
④ 第四の馬
鞭が骨に徹して
走りだす馬
自分自身の老病死の苦しみに出合って
無常を観じて
仏道を求める人
PTSDの気づき方にも
言えるのではないでしょうか。
素直に生きてれば
実はその存在を
子どもでも気づいています。
新聞で
トンデモ事件を目にすれば
「これはどうしたことか?」と
気づき
調べるでしょう。
身内や自分が発症して
PTSDを身をもって知る人もいます。
―診断名は知らなくても
しかし
自分が発症しても
「それPTSDだよ」と言われても
気づかず
―時に迷惑がり
馬鹿にし
屠殺場に自ら向かう
―心療内科へ
馬車馬以下の
人間もいます。
―麻薬が効いてると
ルンルン気分なんだそうです
「四馬」PTSD否認のバカ馬とは?
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