『明日ママ』象徴を中心に物語が展開する虐待PTSD治療過程

パチは
飴細工の美しさに感動し
お土産にもらうと
お守りになり
シャンプーボトルのことを
忘れます。
 ―パチンコ依存症で 
 ネグレクトした母親の思い出
 捨てろと怒ってた魔王も
 大事なものと学習しますが
 忘れていきやがってと
 怒ります。
 専門家のやることは
 いつも後手後手です。
新しい里親は
「無理にわすれなくていいし
自分も最初はニセモノのお母さんだけど
近づくようにするから」と言い
パチのことを
「かわいそうに」と涙ぐむと
パチも
「(おかあさん)かわいそう」と言います。
 ―ラポールの形成
バスルームには
同じメーカーの
シャンプーボトルと
リンスのボトルまで
並んでいます。
 ―布置ですね。
 うまく運んでいるときは
 よい偶然があります。
虐待PTSD治療は
象徴とともに進み
そこには物語がありますね。

今のユング派と
大分違う見立てですね。
「治療!」とか
肩ひじ張らず
日常で
限られた人間関係のなかで
変化してゆく可能性を示したのは
『崖の上のポニョ』と
一緒です。
監禁PTSDのポニョを
 ―父親は相模と似ているかも。

5歳の男の子を中心にした
普通のちょっと癖のある人たちが
支え

新しい世界に迎えます。

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