『かぐや姫の物語』PTSD克服法『正法眼蔵』「坐禅箴」より



月に還るときに
地球を振り向きますが
正法眼蔵の
「坐禅箴」を意識してますね。
「回頭換面」という言葉が出てきます。
 ―悟るとはどういうことかという
 説明にある。

サバイバーズギルトに悩んだりしますが
「殺人・未殺人をも参学すべし」に
あたると思います。
 ―仏教の「殺」は超えるという意味ですが。
父母に遭う前の世界があるのは
「父母未生前の節目なり」ですね。
 ―竹の節だし。
「尽界山河を拈来し
尽力して知するなり。
山河の親切にわが知なくば
一知半解あるべからず」
ムツカシイ表現のようですが

これ見れば
分かる様な気がしませんか?
仏性は自然のなかに宿っているから
そのなかで
力を尽くして
悟るのです。
 ―『風立ちぬ』にも
  あったような。

十牛図でも
7図が最後の関門で
8・9・10図が同時に
展開しますが
8図は月のような真ん丸
9図は自然
10図が新しい人間関係で
ぴったり当てはまります。
やはり
仏性について
表現しているようです。
心理療法では
自己実現とか
個性化になります。

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