ドンキの実の母親は
恋人を殴って逮捕され
釈放されると
結婚すると言って
―「彼が虐待するところはみたくない」とか
合理化して
ドンキを捨てながら
急に迎えに来たりして
子どもを振り回します。
ロッカーらの計らいで
実母と里親候補の間に立った
ドンキは
一瞬双方から引っ張られたかたちになり
―里親側から離れないドンキを
実の母親が引っ張った。
里親候補の母親が
手を放します。
これは
仏教説話の
―『ジャータカ物語』
「二人のお母さん」という
お話がモチーフだと思います。
―子どもを取り合う二人の女性に
王さまは引っ張り合って決めなさいと
命じました。
実の親なら
手を放すということですが
ドンキの母親は
結果が明らかになっても
悪態をつきながら
出て行きましたね。
毒親の醜さは
昔からそう変わっていないのだと
思います。
『明日ママ』PTSDと仏教説話
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