キトラ古墳と陰陽五行説と箱庭とPTSDと

キトラ古墳ですが
 ―朝日新聞には全文掲載
文化庁の人は
茂木さんに
「中国のいわゆる
陰陽五行説に基づいています」と
解説しています。
古代中国の人々が
星座に現世を投影したように
 ―布置
棺中心の石室が
1つの小宇宙と見立てられ
 ―日本は見立ての文化
全ての「」が循環する
理想状態を示したものだとも
言われています。
茂木さんは
脳科学と死生観に興味を馳せ
 ―黄泉の国への移行の時に
 壁画が何らかの機能を果たしたのではと
動物は死骸をそのままにするけど
人間はお墓を作り
 ―埋葬し
  何かを一緒に入れてあげたりする。
二度と見ることはできないのに
こんなに丁寧に
絵を描いたりするところに
死者への愛を感じると
述べておられます。
私は
箱庭療法と同じだなぁと
思いました。
その場限りのものだけど
精魂込めてつくるのは
死と再生の臨界点にいるその人の
 ―生まれ変わるほど
 人格変容しないと
 生きていけない。
自分を大切にする気持ちではないかと。
 ―自己肯定観なんていうと
 軽くなりますが。
だから
箱庭を作れば治ってしまうのでしょう。

キトラ古墳と陰陽五行説と箱庭とPTSDと」への2件のフィードバック

  1. RINKO

    SECRET: 0
    PASS:
    アルコール依存症の回復のプログラムに「自我をパンクさせること」という言葉が本の中にありました。今思うとそれは7図から8図へのことだったのです。

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