ユング派の発達障害研究家も
―八百屋なのに
野菜があんまりなくて
靴屋みたいに
靴がたくさんあるみたいな
不思議さ
昨年7月の研修会では
さすがに
「解離性同一性障害」について
語っています。
―ユング派発達障害研究家2人は
どちらも
阪神淡路大震災後
「解離」についての本を出しています。
ユングはジャネに影響受けてますから。
『箱庭療法研究』の最新号によれば
ユング派は
ユングの自己実現
(個性化の過程)を
解離の過程と考えているようです。
―陰陽五行説とは書いてませんが
このブログの読者なら
太極を常に否定し
八卦(心的世界)を刷新していく
健康なモデルのようなものと言った方が
わかりやすいかもしれません。
そして
解離性同一障害というのは
そこに【否認】があって
充分に解離しきっていない
状態と考えるようです。
ここまでは
まあこれでもよいのですが…
治療論は
★クライエントの作り話を冷ややかに見守り
★その空虚さに気づかせること
―苦しみから逃れるために
意識的にしがみついている
偽のストーリーはあると思いますが
「冷ややかに」というのが
どうも嫌な感じですね。
アリエッティより
ユング心理学は
箱庭や夢を使って
治療するのですから
★言語化しないし
★統合はないし
―二元論じゃないし
永遠の過程ですから
★箱庭や夢は
無意識だから
そこは作り事はないし
★箱庭に空虚な表現ばかり続くことは
ありえないです。
―アリエッティに出てくる
お手伝いさんみたいな ←お手伝いさんになってない
視線で見られたら
怖くてトラウマになり
その再演で
治療に通ってしまうかもしれないです。
やはり
無意識を表面的にしか読めないことが
諸悪の根源のようです。
―かぐやひめやポニョがわがままなら ←象徴否定するし
(並みの文学者でも笑うだろう)
目の前のクライエントもわがままになり
最近までは【発達障害】扱いしてたのでしょう。
しかし
トラウマと関係のない
―心的外傷後ストレス障害ではない
解離性同一性障害って一体何?
ユング派の考えるトラウマなしの解離性同一性障害
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