昨日
お水取りは
満行を迎え
子どもの無病息災を
願う
【達陀帽授け】に
(だったんぼうさずけ)
大勢の親子連れが
参拝しました。
火の行で
練行衆が
かぶっていたものを
子どもにかぶせると
元気に育つという
いわれがあるそうです。
泣き出す子も多いです。
子どもは
びっくりするんでしょうね。
『何をしてくれるんだ!』
って感じかな…
でも
「泣くほど
健康に育ちますよ」
と言われて
みんな
なぜか
得心します。
なかなか面白いなあと
思いながら
ふと
気づきました。
古事記の
スサノヲも
大泣きするんだったなあ
って。
そのあと
いろいろあって
古事記の基礎を
創ったんでしたね。
大蛇倒したりして…
一番の泣き虫が
一番の勇者になる。
一番のダメ人間が
一番頼りになる人になる。
びっくりしたら
泣かなきゃ
いけないんですね。
一見非科学的な
迷信に見えても
無意識に
文化的DNAとしての
心理学的情報が
詰まっているんでしょうね。
強がって
怖くない怖くない
これは夢だと
言ってたら
PTSDになるんですね。
大陸から
文化的ショックを受けた
先人からの
智恵です。
専門家は
いまだにこれを学ばず
うつ病や
発達障害に
してしまうけど。
ああ
泣けてくる…