『ブリキの太鼓』精神病院住人が語る発達障害を起こしたPTSD的理由


作家が87歳で亡くなったそうです。
3歳の時
自らの意志で成長を止めた
精神病院の住人が
自らの半生を語ります。
祖母のスカートのなかに放火犯が入り込んで
母親が生まれます。
母親らはスラブ系少数民族出身なので
差別を受けるというトラウマティックな歴史のなかに
生きています。
見かけ上の父親はナチ党員で
そのために命を落とし
実の父親もドイツとの戦いで亡くなり
母親に至っては
なぜか嫌いであるはずの
魚を食べすぎて死亡します。
子どもというのは
感覚的に場の雰囲気を読み取りますから
自分の未来を見通し
絶望してしまったのかもしれませんが
(PTSD発症)
ガラスが割れるほどの奇声を発する等
現在の専門家がいうところの
アスペルガー的行動をとるので
(本来のアスペルガーの意味ではない)
理解されず
現実の否認を生きるしかなかったのかもしれません。
(いつまでも3歳のフリ)
防衛的なシニカルさが哀れですね。
こんな子どもが増えないように
PTSD予防教育をしなければなりません。
 
 
 

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