神戸市須磨区で
1997年に起きた
連続児童殺傷事件の
加害男性(32)による手記
『絶歌』について
全国の図書館などが加盟する
公益社団法人
「日本図書館協会」(東京)は
貸し出しなどの提供を制限するケースには
当たらないとする
見解を発表しました。
「図書館は国民の知る自由を保障する」
「(思想など)著者の立場にとらわれて
著作を排除しない」そうです。
出版の方法には問題があったと思いますが
彼が発達障害ではなく
予防も治療も可能なのに
未だ未治療で苦しんでいる事実を
知ろうともせず
感情的に
(よいか悪いか二元論に終始)
「臭いものにフタ」をしようとする
論調には
私も
断固として反対します。
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事実を「知ろうとする」ことが
大事なことだと思います。
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「日本図書館協会」(東京)は、公共の立場から「焚書」や「発行禁止」にはしないという見解を取ったのでしょう。巷間の庶民もまた著者を裁く立場にはないと私は考えます。私も著者を裁きません。
『PTSDからの治癒を妨げる「記憶のリセット」』
http://ameblo.jp/aya-quae/entry-12041723914.html
に書いておきました。コメントできなかったブログ記事は、更生はできないことが過去の例からも明らかとした上で厳罰化を求める論調です。そのほうが楽だから、そちらに流れてしまうのでしょうね。「専門家」の多数派も楽なほうに流れて「更生はできない」として支援できない「専門家」が自己正当化を続ける状態です。
http://ameblo.jp/raingreen/entry-12030578921.html#c12727352185
に以前、コメントしました。
著者が書かざるを得ない状況に追い込まれてしまったことは、更生を頓挫させられたことを示しており、いたましいことと感じるとともに、「罪を憎んで人を憎まない」更生できる社会にしなければと思います。
「知ろうとすること」は大事ですが、「人類の福祉のために、今、自分は何を知ろうとすることができるだろうか?」と自問せずに、ただ純粋な気持ちで「知ろうとする」だけだと、悪気はなくても「興味本位で読まれた」と感じたご遺族を意味なく傷つける側に加担してしまいますから、そうならないようにしたいものです。人類の福祉のためにと考えるとき、出版された本の中身は読まなくてもよいと考えます。それは著者をネグレクトするということではありません。本がチープな暴露本として興味本位で読まれ、内容について軽々しく論評されたら、著者も益々傷つくでしょう。
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>あ*さん
このお考えに賛成です。
世間はあまりに表面的に判断し、楽な方に流されていて、思考停止状態です。
私はこれをとても危惧しています。
興味本位で読まれたら著者も傷つくという視座にも欠けていますね。
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>あ*さん
こんにちは。
「本がチープな暴露本として興味本位で読まれ、内容について軽々しく論評されたら、著者も益々傷つくでしょう。」
に、同感です。