本日夜9時から
急性骨髄性白血病で
1985年に
亡くなった
女優さんですね。
映画『瀬戸内少年野球団』で
演じた主人公は
アメリカ文化への憧れと
敗戦の傷という
戦後日本の明暗が
共存する役柄であったと
中井貴恵さんが
懐古しておられます。
美貌のほかに
(でもビルシャナや
アマテラスのような
輝く美貌でした)
気さくさ
破天荒さ
が魅力でしたね。
古事記のころからの
リセットの法則は
日本人が危機にみまわれるたびに
よみがえり
かつて受けたショックの古傷に
過去の成長のあとを
思い出させます。
(信じられない状況から
立ち直ったじゃないか!と)
勇気づけられ
自信を回復させるなかで
湧き上がってくる
無意識からのパワーの
ために
破天荒に
前例を壊しながら
変化し続けてゆかされるのが
日本人の
個性化の過程であり、
PTSDからの克服の
スタイルではないかと
思います。
古事記のスサノヲや
夏目雅子さんが
色あせないうちは
この国の人々に
人魚姫モデルの二元論は
なじまないのです。