晩年のユングは
精神科医になったことで
自分は
「知的発達の冒険に乗り出した」と
回想しています。
発作や不登校を起こすほどの
周囲との違和感は
彼を随分苦しめてきましたが
開き直ることなく
必死で戦ってきたおかげで
(精神科医としての態度を
身につけるための
基礎トレーニングに
なっていたのでしょう)
1つの才能として
ポジティブなものに
開花したように
映ります。
精神病者と呼ばれる人たちについて
「病的である」と
「そういうものである」と
簡単に片付けられていたことに
とらわれず
自分の目で観察し
分類しようとしました。
当時も珍しかったでしょうし
現在もあまりお目にかからない
タイプですね