ケータイ発ドラマ『激恋』はPTSD学習入門偏

主人公は
父親の浮気が原因で

男性嫌いになった
内気な
高校一年生の
女の子です。

心理学では
こういうのを
【般化】
言います。

「父親が嫌いだからって
男性全体を嫌うって
どういうこと?
それって矛盾してなぁい?」

とかいうのは
【論理療法】

こういうのは
あんまり受けない
ですね。

ちょっと
やな感じ
がします。

父親の存在を
時間をかけ
ゆっくりゆっくり
許していくのが
【系統的脱感作】

いくら嫌いでも
このくらいのことなら
できるというものを見つけて
(遠くから後ろ姿を見るだけなら
 イライラしないとか)

それとホンの少し違うだけのことを
プラスしたものに挑戦し
次の日またホンの少し
どこが違うのかというくらいの
嫌さをプラスした
メニューに挑戦していたら

数日後
気づかないうちに
いつのまにか
大嫌いな父親と
腕を組んでいた叫び

そういうやり方ですが

これまた意味不明ですね。
(理屈は理解できてもネ!)

災害被害者のなかには
『こんなことで
あのときの気持ちを風化させても
いいのだろうか…』
と悩みながらこの方法を
受けている方もおられますよ。

ダイエットなら
理解できるんですけどね。

毎日ホンの少し
カロリーダウン
あるいは
分量ダウンすれば
胃が慣れるでしょ?

でも…
これらのように
機械的に慣らしてゆくのではなく

人間関係の中で
癒されながら
新しいものを
発見しながら
自然に変化していくのが
理想ですよね。

ドラマでは
モテモテの先輩と
ひょんなことから
デートすることになり

次第に心を開いていきます。

癒されながら…
ということは
癒されない何か
傷のようなものが
あるということですよね。

父親が悪いとか
いうのでもなく
(悪いのは決まってますから)

その傷のようなものに
焦点を当て
でもむやみに暴露させずに

大事に保護しながら
癒していくような
そんな方法がいいですね。

お話の展開で
奇妙なことが起こるのは

心理療法の過程では

受け入れがたいことが
さらに出てくることがあるけれども

それを乗り越えていかなければ
ならないし
できるのだということを
教えてくれているのだと
思います。

ちょっと奇妙すぎるとも
書かれてますが
ドラマなので
そこは
ご愛嬌音譜

一般教養としての
PTSD入門になるのではないでしょうか?

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