琵琶奏者の
上原まりさんが書いてます。
1995年の震災で
神戸の実家にいた母親が
被災し
よほどショックだったのか
そのうち
認知症の症状が出始めたそうです。
―ショック(心因)からですから
PTSDですね。
介護のため
東京と神戸を行き来しながら
仕事を両立させてたら
ご自身も少しおかしくなってきて
作曲してても
音が頭に浮かばず
演奏にも支障がでたそうです。
「私はもうだめになる」とさえ
思われたそうです。
―これも心因反応ですね。
そんなときに瀬戸内寂聴さんに出会われ
『源氏物語』と『平家物語』の
二本立てでやっていくように
なりました。
絶望がチャンス
しかも【一太極二陰陽】の
パワフルな起死回生です。