投稿者「nishii222222222」のアーカイブ

『ラストサムライ』とガンダーラ

トム・クルーズは
罪のないインディアンを惨殺した
罪悪感から
アルコール依存症になりました。

「悪夢に悩まされるのは
兵士の常」

「報酬で一生酒びたりになれる」

やるせなさを
そんな風に【否認】してましたが

同じ兵士でありながら
昨夜の夢を
詩に詠みたいと言い

教会にも行かない
不可解な武士に

神聖と力を感じ

付き合っているうちに

眠れるようになり

(武士は死にましたが)
生き延び
稀な安らぎを得て
どこかで暮らしているという
結末です。

   …
アメリカ人であっても
トラウマティックな現代は
東洋的な自己実現モデルで癒されるのです。

二元論ではなく
一太極二陰陽です。
 ―敵も味方もなく
 加害者も被害者もなく
 罪も罰もなく
 
古きものに新しきものを
和ませたという意味の銘の刀を
受け取りました。

ゴダイゴのガンダーラを
想い出しました。

音譜そこに行けばどんな夢も
かなうと言うよ
誰もみな行きたがるが
遙かな世界
その国の名はガンダーラ
何処かにあるユートピア
どうしたら行けるのだろう
教えて欲しい

*)In Gandhara, Gandhara
They say it was in India
Gandhara, Gandhara
愛の国ガンダーラ

生きることの苦しみさえ
消えないと言うよ
旅立った人はいるが
あまりに遠い
自由なそのガンダーラ
素晴らしいユートピア
心の中に生きる
幻なのか
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男性長寿日本一の113歳の秘訣は「何でも食べる」?!

PTSD研究家翠雨の日記

木村次郎右衛門さんです。

京都府京丹後市の自宅で暮らし
「責任の重さみたいなのを痛感している。
一日でも長く元でありたい」と
感想を述べられました。

日課は1~2時間かけて
新聞を読むことで
国会や相撲の中継をみるのが趣味

今夏は猛暑のせいか
食事以外の時間は
エアコンの効いた
自室のベッドで
横になっていることが多いが
家族と一緒に
3食欠かすことなく
食べて元気だそうです。

「朝起きて一番に考えるのは
朝食のこと」というほど
食べることが好き

中でも
「ジャガイモが一番好き」だが
好き嫌いをいわず何でも食べ 
食べ過ぎないことが長生きの秘訣と ←ここが肝心 ひらめき電球否認
語り                
 ―新聞記者は
 (大衆の言って欲しい)
  【何でも食べる】という点を強調
  これはそのうち
  「肉食OK」と変質して伝わります。

座右の銘は
「苦にするな嵐のあとに日和あり」
くよくよせずに忘れることが一番で
感謝する気持ちを
いつも持つよう心がけているそうです。
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「線路にひかれた死体でラッシュ時の足乱れる」なんて書くか!

JR京都線
茨木駅構内の
線路上に
電車にひかれたとみられる
死体があるのを
同駅を出発した
快速電車の運転士が発見し
停車しました。

この事故で
京都線の西行きで約1時間10分
運転を見合わせ
神戸線を含め乗客約8万人に
影響しました。

死体は性別不詳で
どの電車がひいたか
わからないそうです。

列車飛び込み自殺も
【否認】を続けているうちに
【麻痺】し

こんな事態に
進展しました。
 ―集合的無意識は生き物ですから…

だってこんなタイトル
今までだったら
忌避したでしょう!
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『チャングム』第三十一話 愛すべき作話

倭寇に
島民が縛られ
チャングムが
鍼治療しないなら
皆殺しにすると言われたとき

一番震えていた養父ですが

一件落着すると

「一度言い出したら聞かない
チャングムの性格を
一番よく知っている
この私は
『チャングムは名医である!』と告げ
みんなのために打つよう
言い聞かせました。
私がそう言わなければ
今頃みんなはあの世行きでした」

芝居がかった
身振り手振りを交え
目を見開いて

人にはそう話してます。

怖かったんですね。
こころから大丈夫だと思うには   ←認知行動療法のメニュー
こういうお話にして
自尊心と自信を底上げしないと
生きてゆけないんですね。

まあこのくらいだと
妄想にはなりません。

しかしきわどいですね。
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『チャングム』第三十一話  ありのままとは【自性】のこと

失敗した自分が許せず
鍼を打てないトラウマを
克服したチャングムが

また平常心を取り戻し
思いを寄せてくれる男性に
語ります。

宮中にいるときは
人間であるまえに【女官】

今は
人間である前に【官卑】  ←奴隷

しかし
その男性だけは
人間である自分も
女性である自分も
自分としてそのまま
見てくれると。

よく
「あなたはありのままでいい」
とか言いますが

ありのままって
こういう意味じゃないかと
思いました。

仏教の心理学では
【自性】ですよね。

本来無自性ですから
よいもわるいもないし
水が流れるみたいに
常に変化していくものですが

そういうこころを
見つめていくことが
自己実現の秘策であると
言っているように
思いました。
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『チャングム』第三十一話  トラウマで鍼が打てない

チャングムは
経絡も完璧に覚えてますが
鍼が打てません。

師匠の身体で
練習したとき
深く刺しすぎて
怖くなってしまったのです。  ←トラウマ

そのときはそのときであり
いつも失敗するわけではないし
一生失敗し続けるものではない
わけですが

恐怖感や罪悪感とともに
こころが凍りついてしまうと
なかなか難しいですね。

物理的には簡単なことなのに
心理的には困難になります。

解離と反対ですね。
 ―物理的に可能なら
  何でもできてしまいます。

心身ともに弱って
みんなは見てられないのですが  ←なぐさめを言おうとする。
師匠は自分で克服するしかないと
突き放し(実は心配しながら
見守っている)ています。

事件が起こり          ←なんと倭寇の大将が病気
村人の命が懸かったとき     ←鍼打たないなら殺すと言われ
チャングムは問題を乗り越えました。

自分のためだと
がんばれないことって
あるんですよね。

危機的状況と他人によって
生かされたのです。
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『チャングム』第三十一話 怒りと甘えのコンプレックス

チャングムの養母が
旅に出る養父に対して
でたらめな
言いがかりをつけて
怒ってます。
 ―いつもかな…叫び

「戦争に行くわけでもないのに!
 (荷物が多すぎる)」     ←私のこころの荷物何とかして!

??

持ち物は
ほとんど最低限度の
必需品のみです。
 ―酒瓶はご愛嬌で…

ちょっとチャングムに逢いに行く
だけなのですが

出征の見送りをするようで
ツライと
訴えているのです。
 ―そう感じるんだから
  しかたないですよね。
  昔の旅はいのちがけということは
  多少ありますが…

せっかく授かった子どもを
流行り病の熱病で
失ってしまったばかりの罪悪感も
静電気のように
くっついているようです。     ←会話には出てこない。
 ―罪悪感をもつことはないし
 旅に出る寂しさとは
 別件なんですがね。

養父はそういう気持ちがわかるから
怒りを受け止めているのでしょう。
(養父もつらさを抑圧しています。
 チャングムに会ったくらいで
 容易に噴出しますが)

養母もその関係に
甘えているのですね。   ←精神分析的治療の要

東洋人の場合は
前意識かほとんど意識のあたりに
トラウマがあり
【否認】が起こっています。
 

厳密にいうと
否認とは言えないし
 ―半ば、あるいはぼんやり
  知ってますから…

西洋人とは
解釈や取り扱いが
相当違ってきます。
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元祖不適応トットちゃんとチンドン屋さん

PTSD研究家翠雨の日記

トットちゃん

子守唄は
【第九】だったそうです。

日本のくらーい
(奉公が辛いとか
そういうトラウマティックな…しょぼん)のより

無条件に存在を肯定されて
人生をバクシンしてゆけそうです。

KYとか          
言われるのは
喜んで受けなければ…

しかしそこは子ども
小学校退学勧告の事実は
お母さんが
オブラートに包んで

「他の小学校行ってみる?」

トットちゃんは
「そこチンドン屋さんいる?」

PTSD研究家翠雨の日記

陰陽五行的につくられた
ちんどん屋さん

チンは金気  秋  西
ドンは木気  春  東

「とーざい・とーざい」って
人を呼びますね。

東から西まで
春から秋まで

地球全体・一年

壮大な宇宙観を
作り出しているのです。

どこにいても
(マクロコスモス)
自分の世界
(ミクロコスモス)を
活き活きとさせる努力をするのは

大事なことかもしれませんね。

個性化の過程を
バクシンし

アフリカの子どもたちの
悲惨さを
世界に伝える女性に
なりました。
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くいだおれ太郎くんの純米酒

道頓堀の食い倒れ
お店は閉店しましたが

象徴としての太郎君は人気者
あちこち
招待されて
旅行してると
思ってたら

今度はお酒のラベルになりました。

$PTSD研究家翠雨の日記

極二陰陽の
デザイン化ですね。

リセットの秘儀ですから
なーんか気になり
こころに届くのです。

PTSD研究家翠雨の日記

天皇の次くらいに
日本を代表する象徴になった
かな?
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PTSD性失声で古典的精神分析療法に切り替える人も出てきた

本屋さんの広告を見てたら
学会内でうごめく思惑が
息のように感じられるわけですが

フロイトの精神分析の復活も
大きな潮流の1つです。

見つけましたよ。

失声という
ヒステリー症状で悩む女性     ←美智子さまみたい

10年ほど
いろんな診断名をつけられながら
投薬治療を受けてましたが

最近急に主治医が
薬を減らして
カウンセリングメインにすると
宣言し
 ―記事がどこかにあるでしょう。
 その頃からそういう人増えてます。

今度は週に4日のカウンセリング
することになったそうです。

これって
精神分析の古典的なやり方です。
無意識を透析するみたいに
洗い流すんですね。
 ―実際は気づきをおこして
  トラウマを溶かすわけですが…

料金が心配ですが
2年間の治療計画も示されてますから
(適切に行われるならば)
これまでの治療を一生続けることを考えたら
結果的には
高くないと感じられるでしょう。
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