
お別れのときに
洗濯バサミの
髪留めを渡すと

翔の生命活動に
しっかりアリエッティが
生き続けます。

陰陽五行説の
【一太極二陰陽】と
華厳の
【海印三昧】で
永遠に
リセットし続けるように
たましいに組み込まれたのです。

真の治療は一回きりです。
―薬や甘言で依存させる
治療は
墓場までです。
自尊心や勇気が回復すれば
あとは自分で
自分の人生を生きられます。
―発達障害じゃないですから。
それが
【自己実現】
【個性化の過程】というものです。
「ジブリ『借りぐらしのアリエッティ』」カテゴリーアーカイブ
『借り暮らしのアリエッティ』変容の象徴
『借りぐらしのアリエッティ』テーマは象徴の実在証明

機能不全家族に育つ
―立派な虐待
心臓が悪く
孤独な少年が
アリエッティという
【象徴】に出会い
守る
心的作業のなかで
―【象徴】という名の
自己治癒力は
一方的に
癒してくれる存在ではなく
こちらが支えて初めて
凄い威力を与えてくれるのです
現実に立ち向かってゆく
勇気を獲得するまでの
過程を表現した物語です。
ポニョを助ける宗介も
「僕が守ってあげるからね」と
約束し
泣きそうになりながら
約束を果たしました。
―5歳の限界を超えてましたよ。
百尺竿頭ですから!
★象徴の否定 ←日本のユング派
★象徴を見つけただけ ←知識だけ
★象徴に依存 ←悪しき宗教レヴェル
これはみな不徹底です。 ←フジモト
『借りぐらしのアリエッティ』とディズニー『It’s a small world』
『借りぐらしのアリエッティ』とディズニー『It's a small world』
『借りぐらしのアリエッティ』とかぐや姫【象徴】
『借りぐらしのアリエッティ』【象徴】に逃げられないために

『鶴の恩返し』では
姿を見られたので
消えますが
―アリエッティたちも
同じです。
その後
アレンジされた
『夕鶴』では
欲どうしくなった
与ひょうに
「あんたは
だんだん変わって行く。
何だかしらないけど
あたしとは
別な世界の人になって行ってしまう」と
つうが言います。
―アリエッティでは
お手伝いさんが
そんな感じです。

つうは『通じる』で
象徴は無意識の中にある
自己治癒力です。
怪我をした鶴を助けるという
よいことをするとか
―宗教で
勧善懲悪を説くのは
このためでしょう。
なにがよいことかは
よく考えないとわからないですがね。
あるいは
トラウマを癒すという
作業をするときに
【象徴】と出会うのです。
しかし
一度出会えば
一生一緒というわけでは
ありません。
個性化の過程を
歩み続けるには
象徴に逃げられないように
自助努力しなければなりません。

こんな風に
存在をさりげなく
感じてつきあうのがよくて

私物化すると ←普遍性ですから
逃げられます
『借りぐらしのアリエッティ』とアリエール
アリエールと言えば

P&Gのアリエール
アリエールという名前の起源は
ヘブライ語で
“神”を意味していますが
―やはり【セルフ】ですね
中世からは
“空気の精”という意味で
使われています。
―妖精は神話のカギで
自己治癒力としての
【象徴】に欠かせない機能です。
世界各国で広く販売されており
酵素のテクノロジーを使った
洗剤の先駆けです。
―常に【百尺竿頭】
後追いはダメです。
今の臨床心理学は
後追いの末路です。
★高機能を売り物に
―象徴は
異熟する無意識のなかの
ハイブリッド
★緑茶成分

―緑茶ではありませんが
ハーブの香りを嗅ぐことが
【象徴】をみつける通路であるような
表現がありました。
★部屋干し可能
他社製品と差別化をアピールして
売り上げを伸ばしています。


「ありがとう。
君とアリエール」ですね。
―象徴と合体すると
有り難いことが起こります。
奇跡は
あり得るのです。
お日さまも
―アマテラス
見守っています。
無意識っておもしろい
『借りぐらしのアリエッティ』去るのが当然の【象徴】
きたやまおさむの
【夕鶴症候群】
とてもわかり易い。
DVや虐待でも
被害者は身を削って
その場を守ろうとする。
職場でパニック障害起こす人も
同じです。
いじめと否認の構造が黙認され
一人で仕事を
抱え込まされていました。
…
でも
そもそも鶴というのは
雄が一声鳴くと
必ず
雌が二声鳴いて答えるらしいです。
―朝日新聞の同じ記事に
そう書いてあります
一生添い遂げる習性で
どちらかが
怪我をしたり
死んだりすると
悲しげに
振り絞るように鳴き ←PTSD予防
死体が氷の下になっても
姿が見えなくなるまで
鳴き続ける
タンチョウなんかは
アイヌ語で
湿原の神さま
(サルルンカムイ)と呼ばれているそうです。
太極
陰陽の法則そのものの
去る神さま
【象徴】です。
傷ついた鶴を助けると
夫婦の家が豊かになるお話ですね。
(『鶴女房』はこれをもとにした
変形です)
しかし
そこに胡坐をかくと
逃げてってしまいます。
―よい夫婦と悪い夫婦
(陰陽)にも変形できる
元型です。
鶴は太極
(混沌)の象徴でしょう。
トラウマを癒せば
傷つく前より
豊かになる。
でもそこで慢心すると
たちまちもとの木阿弥…
トラウマと向き合う過程は
長く厳しいですよね。
ハッピーエンドではなく
ネバーエンディングストーリーが
東洋思想的なリセットの法則ですからね。
そこで
アリエッティですが

アリエッティにお母さんが
縫い物指導してます。
何に使うの?と訊くアリエッティに
お母さんは
答えず
悲しそうな顔をします。
人間に姿を見られて
去るときが来たのを直観したからです。
こんなモチーフも
含まれていると思います。
朝日新聞さん
気づかせてくれて
ありがとう
『借りぐらしのアリエッティ』ときたやまおさむ【夕鶴症候群】
朝日新聞が
夕刊で
おとぎばなしの特集も
始めました。
―神話やおとぎ話は
【象徴】の心理学なんです。
無意識の法則で読みます。
比喩とかたとえ話です。
仏教なんかそういう話ばかりです
第一回は
『鶴の恩返し』
サブタイトルは
「去るのは当然ですか?」

きたやまおさむの
―
『帰ってきたヨッパライ』
『戦争を知らない子供たち』
PTSD流行の時代に
タイムリーですね
【夕鶴症候群】が紹介されています。
―別名
【自虐的世話役】
居場所を失くす不安感から
職場で自腹を切って ←サムライですね
営業成績を伸ばす
OLやサラリーマン
弱さや醜さを出すと
追放されると
こころの「台本」に
埋め込まれているので ←集合的無意識
日本人は繰り返し
おつうを演じてきた。 ←再演ですね
こういうクライエントを
たくさん診たし
自殺者の多さにも
影響している。
こういう風に読むのが
精神分析です。
―病理として観る。
私はユング風に読んでみたいですね。
―自己治癒力のメカニズムとして読む。
ではまた次の記事で





