ジブリ『借りぐらしのアリエッティ』」カテゴリーアーカイブ

『借りぐらしのアリエッティ』箱庭療法の暴挙

確かに素敵ですが
PTSD研究家翠雨の日記
断りもなしに
いきなり
違う文化を
ねじ込んでは   ←十字軍の遠征ひらめき電球トラウマ
いけません。
 ―よかれと思って
 親切心から
 学問的盲目から
 よくあります。
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驚愕で
心臓が悪くなります。
 ―翔君は心臓が悪いのです。
 両親の不和や離婚
 母親不在の孤独という
 ストレスが
 日々かかれば
 PTSDとしての
 心身症にもなります。
 生きる希望を失っています。
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活き活きとした
心の交流における信頼感
(ラポールの形成)なしに  
いくら箱庭療法をしても
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相手を怖がらせ
場合によっては
PTSDにするだけで
誰のためにもなりません。

『借りぐらしのアリエッティ』集合的無意識とドールハウス

ドールハウスの構造を
説明しているところですが
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ユングという人は
夢を見て
集合的無意識のこの構造を
つかんだのですよダウン
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ユングの生きた時代より
少し古い時代の書斎にいて  ←アーカイブス
『なんかいいなぁ~』って
思いながら
階段を降りて行くと
時代がだんだんさかのぼるのです。
最後は
人間の骸骨がありました。 ←人間の祖先の無意識
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明かりをつけて
内から
 ―主観的世界
  どう生きて
  どう感じているのか
観察しますが
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キリスト教などの
西洋哲学ではなく
仏教や陰陽五行的な
東洋思想という
意識の光
(法則)に
照らして観る必要があります。

沖縄の中学生が描いた『やぎの冒険』と臨床心理士

快挙ですニコニコ
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食べるために
ヤギを飼っているのですが
逃げるヤギを追いかけるとき
1つの実存哲学にぶつかります。
宮沢賢治の世界ですね。
沖縄といえば
日本でも有数の
トラウマティックな地域ですが
米軍基地とのかかわりなど
生まれながらに
理不尽な環境に生きるのが
沖縄の子供たちです。
 ―最近は大分症状化してます。
  成人式で暴れ
  【解離】犯罪や自殺が
  増えています。
ヤギをめぐる問題は
摂食障害などの
依存症の問題でもあります。
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こういう哲学を
不問にして
行われるのが
現実の臨床心理学です。
日本人の感性表現に
西洋のドールハウスをねじ込んで
上から目線で
はめ殺す
暴挙がまことしやかに行われています。
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生きにくくしているのは誰か?

『借りぐらしのアリエッティ』工夫と個性化の過程

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PTSDになれば
何かと不自由です。
しかし
自罰的にならず
他罰的にならず
工夫してゆくことが大事です。
 ―創意工夫ですよね。
それが
個性化の過程です。
あまり知られていないだけで
そういう風に
PTSDを克服している人は
たくさんおられます。

『借り暮らしのアリエッティ』上から目線禁止

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クライエントさんに宿る
象徴は
無我で
そうっと
丁重に観察しなければ
なりません。
こんな風な
専門家や
支援家が
案外
多いです。
せっかくの
活き活きとした感性が
凍り付いてしまいます。
これでは
人形です。

『借りぐらしのアリエッティ』知的防衛

病人が病気のことを
一番知っているとは
限りません。
せっかく
【象徴】と
  ―自己治癒力
出会っても
無意味化
拒絶したりします。
 ―絶望の深さの裏返しと
  あとで気づきますが。
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聞きかじりの知識
邪魔をしてるのです。
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自分の全身全霊で
自分の病と向き合うべきでしょう。
アリエッティ
(【象徴】)に突き動かされて
翔もだんだん変わってゆきます。

『借りぐらしのアリエッティ』盲信の治療

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ドイツ車に乗って
運ばれてきた翔が
 ―盲目的な
 ドイツ精神医学依存の象徴
 (PTSDは)
 うつ病だから
 治らないとか
 平気で言いそうです。
運命論を持ち出したとき
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集合的無意識に生きる
【象徴】としての
アリエッティは
怒ります。
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人間と小人の大きさが
逆転してますね。
心的時間
心的距離
心的大きさ
自由自在に変化します。
無我になり
【象徴】と出会えば
盲信は消えます。

『借り暮らしのアリエッティ』【投影】が破られるとき

翔は
アリエッティに対し
「君達は滅びゆく種族だ」と
決めつけ
ますが
 ―PTSDをめぐって
 感情的決めつけは
 よく起こりますが
 PTSD患者が
 自分自身に対しても
 起こします。
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対話するうち
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それは
【投影】であることに
気づきました。
 ―自分の問題を
  他人のものと
  勘違いする
  無意識の防衛機制
小さいときから
病弱で心臓が悪くて
何もできなかったから
アリエッティを護って
あげたいと
 ―自分を助けることを
  意味する。
  内なる女性性(アニマ)
考えたが
自分のせいで
逆に迷惑をかけ
適わなかった
絶望感の【否認】にも
気づきました。
PTSD克服は
【否認】や【投影】に気づくことです。

『借りぐらしのアリエッティ』集合的無意識のなかの原始人スピラー

傷ついたお父さんを
助けた
原始人のような少年
スピラーです。
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怖がりのお母さんは
見ただけで
ビックリ仰天叫び
タオルを貸してあげても
クンクン匂いをかいで
(石鹸の匂いに反応したのか)
出てゆきたがり
食事に誘っても
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こおろぎの足があるからいいと
言います。
「(一緒に)食う?」と言われ
最近
狩りならぬ【借り】を
経験し
勇敢になったつもりの
アリエッティも
さすがに
たじたじですあせる    ←修行が足りん!
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アリエッティたち
【象徴】は
無意識の底の方に住む
人間の祖先の無意識にも
支えられています。

『借りぐらしのアリエッティ』華厳の【海印三昧】イメージ

アリエッティのお母さんです。
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窓の外は
海のように見えますが
床下の家ですから
絵です。
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お母さんらしいお母さんですが
ちょっと怖がりです。
そこがまた魅力なのですが
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アリエッティは少し孤独で
お父さんが支えています。
海は無意識の象徴ですから
本物の海を見て
感動することがあれば
もっと安定した
素敵なおかあさんに
成長されるのでしょう。
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究極は
ポニョのお母さんですね。
もはや観音さまイメージです。
華厳経の【海印三昧】の原理が
アリエッティにも
引き継がれています。
宇宙に
三昧=満ち溢れている
原理ですからひらめき電球