ドイツに挑戦した
サッカー女子W杯ですが
―スポーツのことは
不案内です。
「耐えたなでしこ」
「歴史的勝利」
そういう表現が踊ってます。
―【堪える】とか
【歴史的に考える】が
キーワード
強い花じゃなくてもね。
【如人千尺懸崖上樹】の
心意気です。
「絶対にいいパスが来ると思った」と
苦しいトレーニングをしてきた
仲間を信じて
それぞれの思いが
通じ合った瞬間が
奇跡になるんですね。
一即多 多即一
一緒くたの華厳の原理そのままです。
監督は
東日本大震災のビデオ映像を見せ
「本当に苦しいときには
被災地の人を思って踏ん張れ」
イメージの力も絶大です。
―聞くだけで涙が出ます。
戦時中とも重なります。
がんばる人間の基本は
そう変わってません。
そして
Thank you for ~
Thank you for ~
謝謝
これもお約束です
「ジブリ『崖の上のポニョ』」カテゴリーアーカイブ
菅直人首相の『崖の上のポニョ』動き出す
昨日
衆院本会議で
野党の退陣要求に対し
「『恥の文化』に反する」と
逆襲しました
―『菊と刀』ですね。
暴言や放言に
知性的に
非暴力で返しました。
東京電力
福島第1原発事故の責任は
長く与党を務めた
現在の野党にもあると
言っているのです。
―歴史的に
その非を突くのは
【如人千尺懸崖上樹】的 ←ポニョ
パニック的瞬きをしたり
ストレス過多で
心配でしたが
言うべきことを
言うことで
―正常化
元気になられると
いいなと思います。
言われっぱなしは
自分のためにも
相手のためにも
よくないです。
自分のこと棚に上げて
―恥を【解離】してます。
めちゃくちゃ言ったり
煽ったりしますから。
限界の上で
さらに一歩進められました。
『十牛図』にも『崖の上のポニョ』
お釈迦さまも『崖の上のポニョ』でPTSD克服法を知った
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならん
有為の奥山 境越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
お釈迦さまは
前の世で
―もちろんたとえ話
修行中に
最初の二行を聞き
続きが聞きたくなりました。
だって
最初の二行は
絶望的な内容でしょ?
この世の春のような時なのに
散っていくなんて
しかもその【無常】がフツーとは
どうしたらいいのか
誰だって聞きたくなります。
―これは古来から
普遍的で切実な問題
人食い鬼に
頼むと
「食べさせてくれるなら」
普通はあきらめるだろうけど
―だってそんなの知っても
直後に死ぬのですから!
お釈迦さまは
続きを教えてもらい
感動して
内容をあちこちに書き込み
崖の上から飛び降りました。
地面すれすれで
天人が助けてくれたようです。
命がけで
何かをつかもうとする
そういう態度が
―本当に死んではいけません
PTSDを救うようです。
意識と無意識を超えた
象徴の世界に
身を投じる素直さでしょう。
アルコールの力や
精神病薬を
使わずにです
『崖の上のポニョ』こころのケアで大事な支援者の素直さ
こころの病の自覚が芽生えた田代まさしは『崖の上のポニョ』
PTSD予防のために生まれたインスタントラーメン
奇跡を果たしたポニョは
―波(並み)の上を走ってきたんですから!
奇跡の発明に
迎えられます。
インスタントラーメンを
発明したのは
安藤百福氏
安くて簡単でおいしいなんて
そんなもんあるか!と
当時は
夢のような話だったそうです。
大志を持たれたわけですが
そのときは
信用金庫が倒産して
無職でした。
悔しさや罪悪感の
コンプレックスも抱えてました。
―しかし時間はたっぷりあります
「失敗や恥というものは
体についた筋肉のようなものだと
悟りました」
倒産させた
罪悪感が
インスタントラーメンを創り ←昇華
信仰と言ってもいいほどの
熱意で
売り込まれたようです。
ラーメンで飢餓を終わらせるための
聖戦です。
人類は麺類だそうです
変化身としての『崖の上のポニョ』
この部分を
広報部長が
「変化(へんげ)」と
言ってました。
崖の上に駆け上るのに
「足が欲しい!」と
念じれば
足が生えてきた瞬間です。
―人魚姫なら
魔法使いに薬をもらって
副作用で
声を失いますから
こんなにがんばれません。
家出したときは
目的も方向性も
はっきりしていませんでしたが
―「どうしたいの!」と
詰め寄るのは間違いですネ
見えない力に引かれるように
正しい方向へ駆け抜けます。
―この部分かぐや姫に
似てます。
天からお迎えが来るところです。
この観音様は ←変化身
宇宙の果てに零れ落ちそうな
人こそ救うそうです。
お母さんは
観音菩薩そのものみたいな
人です。
ポニョがいよいよ
がんばり始めたら
姿を顕しました。
どういう状況であろうと
まずは
素直に
前を向くことですよね
虐待PTSD予防としての『崖の上のポニョ』
お父さんの名前は
フジモト
不二の元でしょうね。
「~でなければ」
「~であるべきだ」と
自分の価値観や好みがきつく
子どもの人格が
正しく個性化するのを
妨げる
不徹底な存在です。
乾坤(こころの宇宙)が
一新するのを妨げます。
―大死一番乾坤新たなり
乾坤一滴(乾坤一擲)って感じ?
カッコつけてますが
― 一見紳士で
だまされる人も多そう
虐待(監禁)親です。
宗助らはその胡散臭さを見抜いて
ポニョの味方をして
個性化を助けます。
―特殊な人はいません。
みなフツーで
ちょっと変わった人たちです。
途中フジモトに
PTSD予防が必要になりますが
ポニョのお母さんが
それを担っています。
こころのケアの原形は
『崖の上のポニョ』にも
ありました。
誰でもできるのですが
誰でもできてますか?
『崖の上のポニョ』隠れヒステリーばあさんがPTSDを救う!
トキさんは
シャーマンイメージです。 ←昔の心理療法家
―宮崎監督のお母さんイメージを
ベースに
時空の極意が籠められた
存在に仕上がってます。
絶滅寸前の ←鳥のトキ
知恵が宿り
トキを図る存在
「津波が来るよ」と
不吉なことを言い
「縁起でもない…」と
みんなにたしなめられますが
―シャーマンに
カリスマ性のあった時代は
みんな信じた。
今は変人扱い。
下手すると認知症で薬漬け
副作用で足も動かなくなる
実際に津波が来て
一番重要なシーンで
素のトキさんになって
―普段は偏屈老人のフリをしてる。
いろいろ邪魔くさいから
車椅子に乗ってますが
大事なとき
歩いてるじゃないですか!
ヒステリーです。
宗介を助けました。
正しく判断して
それを信じたら
無意識が応援します。
―自己(自然)治癒力
それがシャーマンのやり方です。
こんなおばあさんが
日本にはたくさんいると思います。
力を結集したいな