物語」カテゴリーアーカイブ

PTSD映画『ぼくのエリ』は流行っているらしい

よく流行ってるらしいですが
R15でないのが不思議なくらい
グロテスクなので
お奨めしません。
このくらいは大丈夫だと思いますが
不安な方は見ないで下さいダウン

グロテスクさも含めて
映画の迫力を前に  ←作品自体は評価しているのです
言葉は空虚ですが…
★離人的
厳寒の中
ブラウスにスパッツ&裸足
PTSDでもよく見られます。
子どもは元気!という先入観があるので
見過ごされてますが
寒さを感じないのは
解離してます。
★ネグレクト
体臭がひどく
年齢を聞いても「多分、12歳」
★幼児性虐待
ここはそのまま表現できないので
比喩や象徴で
示されています。
去勢されたトラウマから
解離をおこしている設定ですダウン
★12歳の少女が    ←性同一性障害
みずみずしい精神を保ったまま
人を襲う時は理性を無くし
獣の本性をむき出しにし
吸血の後は
我に返って悲しむのは
【解離】による
多人格性の表現です。  
欧米では何故か
10年に一作くらい
吸血鬼小説の名作が
生まれるそうです。
PTSDを思い出してもらう
ためではないでしょうか。
しかし
慰めは雪の映像だけです。
 (昇華)
癒されがたさを象徴しています

『ぼくのエリ 200歳の少女』とは幼児性虐待男児の叫び

$PTSD研究家翠雨の日記

エキゾチックで
美しいけど見るからに
異様なエリです。
 ―PTSDの女性に
  そういう人多いです。
  命がけで問題にあたってますからね。
  美しさが違います。

いじめられて
絶望のふちにいる少年には
女神みたいに見えます。 ←普遍的な救い主イメージ(異界から来る)

思わず勇気が出て
「血の契りをしよう」としたら
(バンパイアーですから)
地面に落ちた血に
獣のようにむしゃぶりつきます。

少しずつ
吸血鬼であることに気がつきながら
いくつもの血の洗礼をくぐり抜け
最後のテストが
やってきます。
 ―信頼は一度で起こりません。
 恐る恐る(驚いて逃げて欲しくないから)
 入れ子のようにテストがあります。
 (境界性人格障害は人を試すって言われます) ←境界とは異界だった…あせる

何度も繰り返される
「私は女の子じゃないから」
「私が女の子じゃなくても好きになってくれる?」という
エリのセリフの意味が
明らかになります。

一瞬だけ陰部を見せるシーンが
あるのですが
国内公開版では
ぼかされていますが  ←見えないことで考えさせる?

性器を切り取られたあと
(エリは男の子)だそうです。 
  ―原作「モールス」でも
   そういう設定
   アフリカの一部では
   もう少しマイルドなのが
   男児女児ともにまだ常識です。
   長老が儀式的に行います。

原題は「Let the Right One In」
吸血鬼は招かれない限り
人の部屋に入ってはいけないという
法則のことですが
 ―PTSDを放置すると
  吸血鬼(加害者)になります。

邦題の「200歳の少女」は

そう断罪して
切り捨ててしまうのではなく

幼児性虐待の子どもの問題を
歴史的に捉え
なんとかしようとする
無意識の悲願が
顔をだしたものではないかな?と

感じました。

$PTSD研究家翠雨の日記

宗教・哲学・健康・慣例
虐待・バンパイアー・集合的無意識(歴史的身体)
PTSD・ラポール・常識・ヒステリー

いろいろな言葉の意味を
深く知る人にだけ
(星座の共時性のように)
聴こえる(野性の思考で)
信号があるのです。
続きを読む

『ぼくのエリ 200歳の少女』とは幼児性虐待男児の叫び

$PTSD研究家翠雨の日記
エキゾチックで
美しいけど見るからに
異様なエリです。
 ―PTSDの女性に
  そういう人多いです。
  命がけで問題にあたってますからね。
  美しさが違います。
いじめられて
絶望のふちにいる少年には
女神みたいに見えます。 ←普遍的な救い主イメージ(異界から来る)
思わず勇気が出て
「血の契りをしよう」としたら
(バンパイアーですから)
地面に落ちた血に
獣のようにむしゃぶりつきます。
少しずつ
吸血鬼であることに気がつきながら
いくつもの血の洗礼をくぐり抜け
最後のテストが
やってきます。
 ―信頼は一度で起こりません。
 恐る恐る(驚いて逃げて欲しくないから)
 入れ子のようにテストがあります。
 (境界性人格障害は人を試すって言われます) ←境界とは異界だった…あせる
何度も繰り返される
「私は女の子じゃないから」
「私が女の子じゃなくても好きになってくれる?」という
エリのセリフの意味が
明らかになります。
一瞬だけ陰部を見せるシーンが
あるのですが
国内公開版では
ぼかされていますが  ←見えないことで考えさせる?
性器を切り取られたあと
(エリは男の子)だそうです。 
  ―原作「モールス」でも
   そういう設定
   アフリカの一部では
   もう少しマイルドなのが
   男児女児ともにまだ常識です。
   長老が儀式的に行います。
原題は「Let the Right One In」
吸血鬼は招かれない限り
人の部屋に入ってはいけないという
法則のことですが
 ―PTSDを放置すると
  吸血鬼(加害者)になります。
邦題の「200歳の少女」は
そう断罪して
切り捨ててしまうのではなく
幼児性虐待の子どもの問題を
歴史的に捉え
なんとかしようとする
無意識の悲願が
顔をだしたものではないかな?と
感じました。
$PTSD研究家翠雨の日記
宗教・哲学・健康・慣例
虐待・バンパイアー・集合的無意識(歴史的身体)
PTSD・ラポール・常識・ヒステリー

いろいろな言葉の意味を
深く知る人にだけ
(星座の共時性のように)
聴こえる(野性の思考で)
信号があるのです。

『赤頭巾ちゃん』の狼みたいなヒステリー犯罪男

宮城県気仙沼市の
無職男性(31)が
逮捕されました。

同年代の女子になりすまして
室蘭市内の女子児童(12)と
携帯電話のゲームサイトで
知り合い
裸の写真を交換しようと迫り
画像を送らせて
所持していました。

同様の手口で
女子児童・生徒計80人の
裸の画像を所持しています。

ドラクエもいいけど

赤頭巾ちゃんの
お話をもっとしっかり
読み聴かせねば
なりませんね。

ヒステリー
(PTSD)は
なりすまし大得意の
病気なのですから。

お話は荒唐無稽な
昔話ではありません。
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『赤頭巾ちゃん』の狼みたいなヒステリー犯罪男

宮城県気仙沼市の
無職男性(31)が
逮捕されました。
同年代の女子になりすまして
室蘭市内の女子児童(12)と
携帯電話のゲームサイトで
知り合い
裸の写真を交換しようと迫り
画像を送らせて
所持していました。
同様の手口で
女子児童・生徒計80人の
裸の画像を所持しています。
ドラクエもいいけど
赤頭巾ちゃんの
お話をもっとしっかり
読み聴かせねば
なりませんね。
ヒステリー
(PTSD)は
なりすまし大得意の
病気なのですから。
お話は荒唐無稽な
昔話ではありません。

『砂の城』(1977)とPTSD

裕福な家庭に生まれたナタリーと
彼女の誕生日に
屋敷の前に捨てられた      
フランシスは
兄妹同然に育てられ
やがて二人は惹かれ合う。

両親が事故で帰らぬ人となり   
後を任された伯母の強硬な反対に
二人は死を決意し絶壁から
飛び降りてしまう。

奇跡的に救助されたナタリーが
行方不明ののち
記憶をなくしたフランシスを見つけたとき

彼は結婚し
男の子が生まれていた。

ナタリーを見て記憶を取り戻すが
その直後に交通事故で帰らぬ人となり
彼の妻も後を追う。

ナタリーは
残された子に
「フランシス」という名前をつけて
引き取り育てるが
ナタリーを意識し始め
恋愛関係に陥る。

韓国ドラマなみに
PTSD度の高い作品ですね。

冬のソナタより
こっちが先?

恋愛なんて
自由意志の賜物のようで
結構トラウマに翻弄された
運命ですね。

いや宿命かな?

フロイトのいう【固着】を
開放したら
自由になれるから。
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『砂の城』(1977)とPTSD

裕福な家庭に生まれたナタリーと
彼女の誕生日に
屋敷の前に捨てられた      
フランシスは
兄妹同然に育てられ
やがて二人は惹かれ合う。
両親が事故で帰らぬ人となり   
後を任された伯母の強硬な反対に
二人は死を決意し絶壁から
飛び降りてしまう。
奇跡的に救助されたナタリーが
行方不明ののち
記憶をなくしたフランシスを見つけたとき
彼は結婚し
男の子が生まれていた。
ナタリーを見て記憶を取り戻すが
その直後に交通事故で帰らぬ人となり
彼の妻も後を追う。
ナタリーは
残された子に
「フランシス」という名前をつけて
引き取り育てるが
ナタリーを意識し始め
恋愛関係に陥る。
韓国ドラマなみに
PTSD度の高い作品ですね。
冬のソナタより
こっちが先?
恋愛なんて
自由意志の賜物のようで
結構トラウマに翻弄された
運命ですね。
いや宿命かな?
フロイトのいう【固着】を
開放したら
自由になれるから。

寺島しのぶ『キャタピラー』は凄いPTSD作品

2月のベルリン国際映画祭で
日本人として35年ぶりに
銀熊賞(主演女優賞)を獲得した
主演映画「キャタピラー」

公開初日舞台あいさつがあり
主演の寺島さんは
感激の涙を流し

「こんなに朝から待っててくれたなんて。
これだけ見てほしいと思える作品には
巡り会わない。
一生の宝物になった」と
声をつまらせました。

 
太平洋戦争で
四肢を失った軍人の夫と
悩む妻の物語です。

これが一番だというなんて
凄い方ですね。

普通はおののきますよ。

「撮影後は
2、3日寝込んだけど
苦には思わなかった。」

凄いPTSD作品です。
軍人さんのトラウマも凄ければ
それを受け入れる奥さんのトラウマも  
凄い。
二人が一緒にいると増幅される。

  ―介護問題を思いました。
  親子関係を適宜清算しておかないと
  ますますトラウマティックなことに…

演じることでも
そのトラウマに被爆すると
思います。

でも演じようとするところに
【昇華】があり
【個性化】があるのでしょう。
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『ぼくのエリ 200歳の少女』とPTSD

$PTSD研究家翠雨の日記

12歳のオスカー少年は    
母子家庭
学校で陰湿な苛めにあっているのに
誰も気づかない。

物語の主人公は
いつも孤独   ←孤独がパスポート

ある日
隣りに謎めいた少女エリが越してくる。 
 ― 定番ドキドキ トラウマがあると見える

同級生に見えるが
実は
200歳の
吸血鬼         ←PTSD放置で吸血鬼になる
人のこころがおそろしく読める
 ―PTSDの人みたい
  老婆っていう意味じゃなく
  子どもでも
  集合的無意識
  (=人類の記憶)に近いから
  普通のセラピストはたじろぐもの 
    ―はやりの臨床心理士は
     鈍感で畏れを知らない。  

血が主食だから
キャンディには嘔吐感
 ―拒食をイメージします。

愛が魔法を溶かします。
 ―恋愛や結婚は大事です。
  

しかし真の結婚として永続させるには
相当な努力が必要で
  
ロミオとジュリエットみたいに
「ここを去って生きるか
とどまって死を迎えるか」

哲学的命題にぶち当たります。

時代のテーマは
「変わるしかない!」という
気づきでしょうか。
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寺島しのぶ『キャタピラー』は凄いPTSD作品

2月のベルリン国際映画祭で
日本人として35年ぶりに
銀熊賞(主演女優賞)を獲得した
主演映画「キャタピラー」
公開初日舞台あいさつがあり
主演の寺島さんは
感激の涙を流し
「こんなに朝から待っててくれたなんて。
これだけ見てほしいと思える作品には
巡り会わない。
一生の宝物になった」と
声をつまらせました。
 
太平洋戦争で
四肢を失った軍人の夫と
悩む妻の物語です。
これが一番だというなんて
凄い方ですね。
普通はおののきますよ。
「撮影後は
2、3日寝込んだけど
苦には思わなかった。」
凄いPTSD作品です。
軍人さんのトラウマも凄ければ
それを受け入れる奥さんのトラウマも  
凄い。
二人が一緒にいると増幅される。
  ―介護問題を思いました。
  親子関係を適宜清算しておかないと
  ますますトラウマティックなことに…
演じることでも
そのトラウマに被爆すると
思います。
でも演じようとするところに
【昇華】があり
【個性化】があるのでしょう。