早稲田大学の
認知心理学の先生の
ご研究です。
★日本人は
否定的な感情を
笑顔で取り繕うことが多いが ←【反動形成】
★声まで偽装することは
難しい。
それを知っているから
他人を見るとき
★顔は笑ってても
声が楽しそうでないと
ギャップに気づき易い。
逆に
★声がしっかりしていると
表情が多少曇っていても
気づきにくい。
オランダ人は逆だそうです。
―声より
表情から
情報を得ようとする傾向が高い。
もちろん統計的な話ですよ
…
なるほど
やはり
日本人には
【傾聴】が大事ですね。
逆に
傾聴され続けると
自分の感情がフィードバックされるので
コントロールしながら
問題の核心に迫ることが
できるのだと
思います。
とはいうものの
それは楽な作業ではなく
―あたりまえですが
薬でなんとかしてもらうのが
普通になった人たちの多くは
心理療法に幻想をもっていたり
しますから…
傾聴されると
逆に
声が出なくなったり ←ヒステリー反応
何も言えなくなったりすることは
あります。
その際の【沈黙】が
大事です。
何とか言葉にしようと
全身全霊で
考えているのですから。
「精神分析」カテゴリーアーカイブ
PTSDの治療と予防における【素直】
朝日新聞で
81歳の女性が
書いている。
夫が亡くなって
みんなが
「元気か?」と
―やっぱり気ですね
気遣ってくれたけど
「心配かけまいと
懸命に元気を装った」
―如人千尺懸崖上樹のポニョですね
瞬く間に
一年が過ぎ ←心理的時間
一人ぼっちになって
寂しくなり
孫に
本音を言い
ハグしてもらった。
でも
「元気が出たよ。
ありがとう」って
言う代わりに
口から飛び出した言葉は
「~しなさいよ。
~するのよ」
…
ちょっと教えてもらった気がする。
タイトルは
『素直になるって難しい』
―この人も頭ではわかってる。
PTSDの人も
援助者も
頭ではわかってる。
トレーニング中
頭で理解してもダメって
相当言われるものです。
―自我肥大起こして
ヘンになる学生もいるし…
(ニーチェ気取りとかね)
援助者の上から目線が嫌で嫌で仕方がなかったけど
―もちろん今でも嫌だけど
そういう人は
この点で素人同然なんだ…
精神分析で指摘されてますが
【素直】は
英語なんかにはない
日本独特の言葉です。
―ポニョの宗介に宮崎駿は表現しました。
誰もが無意識にもっている
魔法みたいな
極意です。
でもこの人
多分
トキさんみたいな人なんだろうな。
一人の人のこころのなかに
トキさんと宗介がいます。
魂の直観を信じて ←悪魔のワナじゃなくて…
素直に跳ぶことです。
続きを読む
PTSDの治療と予防における【素直】
朝日新聞で
81歳の女性が
書いている。
夫が亡くなって
みんなが
「元気か?」と
―やっぱり気ですね
気遣ってくれたけど
「心配かけまいと
懸命に元気を装った」
―如人千尺懸崖上樹のポニョですね
瞬く間に
一年が過ぎ ←心理的時間
一人ぼっちになって
寂しくなり
孫に
本音を言い
ハグしてもらった。
でも
「元気が出たよ。
ありがとう」って
言う代わりに
口から飛び出した言葉は
「~しなさいよ。
~するのよ」
…
ちょっと教えてもらった気がする。
タイトルは
『素直になるって難しい』
―この人も頭ではわかってる。
PTSDの人も
援助者も
頭ではわかってる。
トレーニング中
頭で理解してもダメって
相当言われるものです。
―自我肥大起こして
ヘンになる学生もいるし…
(ニーチェ気取りとかね)
援助者の上から目線が嫌で嫌で仕方がなかったけど
―もちろん今でも嫌だけど
そういう人は
この点で素人同然なんだ…
精神分析で指摘されてますが
【素直】は
英語なんかにはない
日本独特の言葉です。
―ポニョの宗介に宮崎駿は表現しました。
誰もが無意識にもっている
魔法みたいな
極意です。
でもこの人
多分
トキさんみたいな人なんだろうな。
一人の人のこころのなかに
トキさんと宗介がいます。
魂の直観を信じて ←悪魔のワナじゃなくて…
素直に跳ぶことです。
宮城県石巻市3人殺傷事件のアジャセコンプレックス
殺人や未成年者略取などの
罪に問われた
元解体作業員の少年(19)は
「当時は相手の気持ちを考えず
自分の気持ちだけで行動していた。
僕の身勝手な考えで
2人の命を奪ってしまい
申し訳ないと思っています」と声を絞り出し
「自分のしたことを絶対忘れず
一生償っていきたいです」と
涙声で謝罪しました。
反省してますね。
ウソではないと思います。
生まれながらの
不治の鬼畜では
ないのです。
要するに
【PTSD】ですね。
母親は
大変なことをしてしまったが
自分の息子だから
見捨てないと証言しました。
『観無量寿経』の
アジャセコンプレックスを
感じます。
―暴君アジャセは父親を殺害しますが
母の看病に癒され
心から深く反省します。
母親の煩悩で
―トラウマ否認
アジャセが暴れたのは
『古事記』のスサノヲと
同じです。
誰が悪いのでもなく
背負わされたトラウマで
人は病気になったり
犯罪を犯したりします。
続きを読む
菅政権の止まらぬ失言をフロイト先生に分析してもらいたい
官房長官・法相…
官僚の失言が止まりません。
相次いで答弁の撤回を迫られ
陳謝…
連合の古賀伸明会長は
記者会見で
「プレッシャーで空回りしている。
もう少し腰を落ち着けて」と
苦言を呈しました。
…
病的なレヴェルではありませんが
日本中が
ソワソワしてますね。
やっぱり
大きな変化があるんですよ
連合弛緩ですかね
失言・いい間違いは
抑圧があるから起こると
フロイトは申しておりました。
一応書いておきます
続きを読む
精神分析から観たいじめっ子と傍観者の心理構造
朝日新聞の【声】で
子どもの頃
いじめに加担した経験を
書いている人が2人いた。
★いじめの発端は
感じ方には幅があるだろうが
「ねたましい」
「うらやましい」
+
「仲良くなりたい」
無意識的な【影】に怯えて
バカにしたり否定したり ←「汚い」と意識
邪魔者扱いしているが
その実
相手を高く評価していて
自分もそれを取り入れたいが
自信がなく
傷つきたくもないから
素直に行動する勇気もなく
その情けなさを
瞬時に解消しようとする
ストレス耐性の低さから
結果的に
暴力的になってしまうこと。
★一方で
加担している罪悪感に耐えられず
バツの悪さをごまかすために
笑ったり ←【反動形成】
先生の注意を無視したりしているが ←【否認】
どこかでは
実は反省していて
対人関係の正常化への機会を
うかがっていたことが
回想されていた。
子どもたちは
こういう無意識の防衛機制で
金縛りになっているから
先生がまず
問題に真摯に飛び込み
反応がなくても ←一見カッコ悪いです。
いじめられた生徒にかかわり
いじめた側に報告し
よい兆しに思わず涙するような
素朴な態度に子どもたちは心打たれ
自分たちのしたことの
くだらなさと哀しさを悟るようです。
―中途半端は馬鹿にされる。
土居健朗の
『甘えの構造』そのものだなと
思いました。
今も昔も変わりません。
アンケートを形だけとって
「いじめた?」
<からかっただけ…> ←【否認】
「あーそう」
先生に余裕がないなら
スクールカウンセラーがいるでしょう?
心配した先生の指示で
動いているとわかれば
手抜きとは思わないですよ。
続きを読む
宮城県石巻市3人殺傷事件のアジャセコンプレックス
殺人や未成年者略取などの
罪に問われた
元解体作業員の少年(19)は
「当時は相手の気持ちを考えず
自分の気持ちだけで行動していた。
僕の身勝手な考えで
2人の命を奪ってしまい
申し訳ないと思っています」と声を絞り出し
「自分のしたことを絶対忘れず
一生償っていきたいです」と
涙声で謝罪しました。
反省してますね。
ウソではないと思います。
生まれながらの
不治の鬼畜では
ないのです。
要するに
【PTSD】ですね。
母親は
大変なことをしてしまったが
自分の息子だから
見捨てないと証言しました。
『観無量寿経』の
アジャセコンプレックスを
感じます。
―暴君アジャセは父親を殺害しますが
母の看病に癒され
心から深く反省します。
母親の煩悩で
―トラウマ否認
アジャセが暴れたのは
『古事記』のスサノヲと
同じです。
誰が悪いのでもなく
背負わされたトラウマで
人は病気になったり
犯罪を犯したりします。
菅政権の止まらぬ失言をフロイト先生に分析してもらいたい
官房長官・法相…
官僚の失言が止まりません。
相次いで答弁の撤回を迫られ
陳謝…
連合の古賀伸明会長は
記者会見で
「プレッシャーで空回りしている。
もう少し腰を落ち着けて」と
苦言を呈しました。
…
病的なレヴェルではありませんが
日本中が
ソワソワしてますね。
やっぱり
大きな変化があるんですよ
連合弛緩ですかね
失言・いい間違いは
抑圧があるから起こると
フロイトは申しておりました。
一応書いておきます
精神分析から観たいじめっ子と傍観者の心理構造
朝日新聞の【声】で
子どもの頃
いじめに加担した経験を
書いている人が2人いた。
★いじめの発端は
感じ方には幅があるだろうが
「ねたましい」
「うらやましい」
+
「仲良くなりたい」
無意識的な【影】に怯えて
バカにしたり否定したり ←「汚い」と意識
邪魔者扱いしているが
その実
相手を高く評価していて
自分もそれを取り入れたいが
自信がなく
傷つきたくもないから
素直に行動する勇気もなく
その情けなさを
瞬時に解消しようとする
ストレス耐性の低さから
結果的に
暴力的になってしまうこと。
★一方で
加担している罪悪感に耐えられず
バツの悪さをごまかすために
笑ったり ←【反動形成】
先生の注意を無視したりしているが ←【否認】
どこかでは
実は反省していて
対人関係の正常化への機会を
うかがっていたことが
回想されていた。
子どもたちは
こういう無意識の防衛機制で
金縛りになっているから
先生がまず
問題に真摯に飛び込み
反応がなくても ←一見カッコ悪いです。
いじめられた生徒にかかわり
いじめた側に報告し
よい兆しに思わず涙するような
素朴な態度に子どもたちは心打たれ
自分たちのしたことの
くだらなさと哀しさを悟るようです。
―中途半端は馬鹿にされる。
土居健朗の
『甘えの構造』そのものだなと
思いました。
今も昔も変わりません。
アンケートを形だけとって
「いじめた?」
<からかっただけ…> ←【否認】
「あーそう」
先生に余裕がないなら
スクールカウンセラーがいるでしょう?
心配した先生の指示で
動いているとわかれば
手抜きとは思わないですよ。
精神分析開始時の予期不安
PTSD否認社会ですが
徐々に認める人も
増えているわけで
【ユング心理学】全盛時代に
下を向いていた
【精神分析】の先生も
少し元気を取り戻している
わけです。
クライエントさんのブログでは
減薬は普通に目にしますが
精神分析に
(同じ医者ですが)切り替わった戸惑いを
アップしている人がいます。
しかも
古典的なスタイルに限りなく近く
週5回とかです。
本当のこと言うと
そういう治療受けながら
ブログ書くのは
(自分のために)よくないのですが
―親のブログも同じです。
内容は書いてないから
少しはそういうこと踏まえてるのかなと
思います。
珍しく写真アップして
気持ちを表現してました。
いつもなら勝手に拝借するのですが
すごく伝わってくる感じだったので
やめて似たようなのを探しました。
―9月に
仙台の学会から帰る
飛行機のなかで
撮ったものです。
きれいな青空ばかりだったのですが
1枚だけ似たのがありました。
こんな心境だそうです
雨雲が迫ってくる感じ?
創世記のような
水没して生き残ったもので
土台を創るにあたっての ←自然淘汰ですね。
予期不安でしょうか?
不安を表現することは
大事なことですね。
続きは
日本人なので
ポニョ的に解決するのでしょうがね。 ←創世記日本版
共同作業が
うまくいったらいいなぁと思いながら
観察させてもらっています
続きを読む