奥さんに自殺されたショックに
向き合おうとする男性が
ブログに
書いてました。
最初は
自己懺悔のブログでしたが
そのうち
壊れそうな自分をなんとか
繋ぎとめるようなものに変わり
「ブログ心理療法」って
名づけてます。
最も辛かった時期
悲しくて、悲しくて、ずっと泣いて
食事も取れなかった時のブログを
読み返すのは
やはり辛く
ついつい当時を思い出して
またぼろぼろ泣いてしまうそうです。
しくしく泣くのは日常茶飯事で
ブログで
ぼろぼろ大粒の涙が止まらない大泣き
よく泣くそうです。
でも体調は確かに少しずつ
良くなっているし
睡眠薬のおかげも
大きいかもしれないけれど
PTSDの症状みたいな
フラッシュバックも
だいぶ減ってきたと
書かれてます。
あとは記事のコメントや
自死遺族の会の会合ですね。
今現在
比較的安全な
心理療法は
こんな感じでしょうか。
ほぼ自力ですね
「精神分析」カテゴリーアーカイブ
マザリングに思うPTSD自己肯定感獲得の難しさ
赤ちゃんは
自我の発展途上にあるから
精神がまだ【統合】されていない。
おなかがすいたといえば
ぐずり
オムツが濡れたといえば
わめき
ちょっとした
存在の不安に
泣き叫ぶ。
ただ不安でこころもとないだけ
お母さんが
どうしたのか
気遣ってくれて
こころのケアをしてくれる。
何度も何度も
何年も
―うるし塗りみたいです。
お母さんだって眠りたいだろうし
休みたいだろう。
見返りも求めずに
くりかえしてくれる。
すべては言葉をまだ知らない時代のこと
子どもは無条件の
(根拠のない)
自己肯定感と ←私は大丈夫
世界に対する信頼感を身につけ ←世界はよいもの
母親のことは
どこか人間として見れなくなる。
与えてくれた愛が
神様や観音さまみたいだから
もちろん神は信じてないし
母親が人間だというのは
知っているが。
PTSDに罹患したら
自分で
何度も何度も
自分を肯定してあげなくてはならない。
それは分かっていても
一人二役は
なかなか疲れることでしょう。
歌舞伎やだるまの【にらみ】とPTSD
射すくめられそうな…
虎視眈々なんて言葉も浮かんでくる。
禅寺の龍の目も怖い。
八方にらみとか言うそうで
どこにいてもついてくる。
(本当に錯視を起こさせてくれます)
江戸時代には
にらみ禅なんてのも
あったそうです。
内なるトラウマや
外なる外敵(わからずやの二次被害)を
にらみ殺してもらって
自分の目を入れたいですね。
自分の目で見ることができるようになるのが
個性化(自己実現)の始まりですね。
続きを読む
歌舞伎やだるまの【にらみ】とPTSD
PTSDの悲劇はエディプス王よりだるまさんを待っている
「…ギリシア演劇の有名な人物たち
プロメテウスやエディプスなども
みなあの本来の主人公である
ディオニュソスの仮面にすぎなかった
ということだ。
これらすべての仮面の背後に
一柱の神がかくれているということ
これこそ、
あの有名な人物たちが
典型的な理想性をそなえていると
しばしば驚嘆される1つの本質的な
理由なのだ」
1つの元型があり
①それがいろいろな現れ方をすること
②文化には理想像があること
それは認めるところですが、
みなさんきっと違和感あると
思います。
エディプスは日本人にとって
理想か?
エディプスは、トラウマに気づき
自分で見ることをやめ
(針で目をついて盲目になる)
放浪し
その子孫もその影のなかで
そのトラウマのために
生きる物語です。
神の(常識の世界)で完結しており
PTSDと共存しましょう
神様と出会えて幸せという世界です。
仏教では
6つの世界
(トラウマに操作され
落ち込んだり、喜んだりの繰り返し)から
解脱しましょうということを
目指します。
神は死んだのです。
自分の目でよく見て
だるまさんに目を入れましょう!
続きを読む
精神分析の傾聴による【カタルシス即自覚】の治癒法とPTSD
フロイトの精神分析は
カタルシス療法とも
呼ばれた。
無意識に押し込め
結果的に忘却した
トラウマが
苦痛・苦悩・本心を
表現したら
すっきり浄化されるという
考え方だ。
これは
【独白】です。
―『あれーっ。私こんなこと言ってるわぁ』
ってときに起こってます。
俳優さんや作家さんに起こる解離現象ですね。
自分の独白聴きながら
『あー、そうだったんだ。
実は嫌だったんだ。
やめて欲しいって言いたかったんだ」
「怒鳴りたかったんだ」
「怖いって言いたかったんだ」
【カタルシス即自覚】
病の原因も解明されてますね。
―心理療法では
治癒の際に原因が判明するのです。
最初に原因を教えてくれるのは
ニセモノの証です
お能では
旅の僧侶が
成仏できない幽霊の話を聞いてくれますね。
【傾聴】は
心理療法が宗教からいただいた
秘法ですが
あまりにあたりまえすぎて
みんなバカにするんです。
医者でもないくせに
診断したり
教育するのは
カッコつかないからかなぁ…
でもこれからは
カッコ悪く地道にゆくことに
したみたいです。
続きを読む
PTSDの悲劇はエディプス王よりだるまさんを待っている
「…ギリシア演劇の有名な人物たち
プロメテウスやエディプスなども
みなあの本来の主人公である
ディオニュソスの仮面にすぎなかった
ということだ。
これらすべての仮面の背後に
一柱の神がかくれているということ
これこそ、
あの有名な人物たちが
典型的な理想性をそなえていると
しばしば驚嘆される1つの本質的な
理由なのだ」
1つの元型があり
①それがいろいろな現れ方をすること
②文化には理想像があること
それは認めるところですが、
みなさんきっと違和感あると
思います。
エディプスは日本人にとって
理想か?
エディプスは、トラウマに気づき
自分で見ることをやめ
(針で目をついて盲目になる)
放浪し
その子孫もその影のなかで
そのトラウマのために
生きる物語です。
神の(常識の世界)で完結しており
PTSDと共存しましょう
神様と出会えて幸せという世界です。
仏教では
6つの世界
(トラウマに操作され
落ち込んだり、喜んだりの繰り返し)から
解脱しましょうということを
目指します。
二元論ではないリセットの哲学で
高次の完結してます。
神は死んだのです。
自分の目でよく見て
だるまさんに目を入れましょう!
精神分析の傾聴による【カタルシス即自覚】の治癒法とPTSD
フロイトの精神分析は
カタルシス療法とも
呼ばれた。
無意識に押し込め
結果的に忘却した
トラウマが
苦痛・苦悩・本心を
表現したら
すっきり浄化されるという
考え方だ。
これは
【独白】です。
―『あれーっ。私こんなこと言ってるわぁ』
ってときに起こってます。
俳優さんや作家さんに起こる解離現象ですね。
自分の独白聴きながら
『あー、そうだったんだ。
実は嫌だったんだ。
やめて欲しいって言いたかったんだ」
「怒鳴りたかったんだ」
「怖いって言いたかったんだ」
【カタルシス即自覚】
病の原因も解明されてますね。
―心理療法では
治癒の際に原因が判明するのです。
最初に原因を教えてくれるのは
ニセモノの証です
お能では
旅の僧侶が
成仏できない幽霊の話を聞いてくれますね。
【傾聴】は
心理療法が宗教からいただいた
秘法ですが
あまりにあたりまえすぎて
みんなバカにするんです。
医者でもないくせに
診断したり
教育するのは
カッコつかないからかなぁ…
でもこれからは
カッコ悪く地道にゆくことに
したみたいです。
30年前に消えた神経衰弱とPTSD
トランプゲームの
名前にもありますが…
記憶力を試されますから
結構気力が必要で
まさに精神を消耗します。
その消耗感を
さらに強く慢性的にしたものを
指します。
―厳密には指してました。
何をしてもしんどいし
何もしたくないし
また
何もできない
ぼーっとしてるから
怠惰と間違われる。
こんな症状の人増えてますが
DSMⅢ(1980)で
カットされました。
(今はⅣです)
森田神経症もこれに含まれた
そうですが
研究者がほとんどいませんし
そちらからの指摘も
聞きません。
うつ病か
慢性疲労症候群か
仮病か
先天性の問題か
ウイルス性か
しつけの問題か…
このあたりで
選ぶしかなくなったのが
悲劇の始まりです。
皇室は日本の象徴です。
PTSDの方も
トラウマ関連の記憶との
葛藤で神経をすり減らして
いるんですがね。
そもそも
ヒステリー
(PTSD)研究のなかで
生まれた言葉ですし。
精神分析が生まれたころのように
真摯に傾聴するだけでも
軽いものなら
症状は半分になるのにね。
続きを読む
30年前に消えた神経衰弱とPTSD
トランプゲームの
名前にもありますが…
記憶力を試されますから
結構気力が必要で
まさに精神を消耗します。
その消耗感を
さらに強く慢性的にしたものを
指します。
―厳密には指してました。
何をしてもしんどいし
何もしたくないし
また
何もできない
ぼーっとしてるから
怠惰と間違われる。
こんな症状の人増えてますが
DSMⅢ(1980)で
カットされました。
(今はⅣです)
森田神経症もこれに含まれた
そうですが
研究者がほとんどいませんし
そちらからの指摘も
聞きません。
うつ病か
慢性疲労症候群か
仮病か
先天性の問題か
ウイルス性か
しつけの問題か…
このあたりで
選ぶしかなくなったのが
悲劇の始まりです。
皇室は日本の象徴です。
PTSDの方も
トラウマ関連の記憶との
葛藤で神経をすり減らして
いるんですがね。
そもそも
ヒステリー
(PTSD)研究のなかで
生まれた言葉ですし。
精神分析が生まれたころのように
真摯に傾聴するだけでも
軽いものなら
症状は半分になるのにね。