これは
神分析誕生のきっかけとなった
事例です。
21歳で発症した聡明で意志の強い女性
人への同情心に富み
他人のために働くことに
なによりの生きがいを感じながら
きびしい家庭に育った。
単調な生活のなか
白日夢に熱中することが多かった。
愛する父が病気
(胸膜周囲膿瘍)となったので
彼女がつきっきりで看病するようになり
看護しているうちに
彼女はだんだんと衰弱し
激しい神経性の咳が出るようになったのを
きっかけに受診し
治療を受けることになった。
性格が悪いわけでも
発達障害でもないですね。
咳を
神経性と見抜く力が
治療者にはありました。
「精神分析」カテゴリーアーカイブ
PTSDの精神分析への期待と限界
日本心理臨床学会の
ワークショップの内容が
公開されました。
これを見ると
学会の志向性が
わかります。
診断名で言うと
やはり
【うつ病】が多いと考えているようです。
加えて【発達障害】という診断も多いです。
【PTSD】についての会場はゼロですが、
近いのが1つありました。
16 覆いをとること・つくること 北山 修(北山精神分析室・九州大学)
私たちが取り扱うケースの防衛はもろくて、心の中身が露呈しており、中身の開示の程度は「普通の人々」とは比べ物にならない。精神病者は私たちより、嘘のつけないずっと正直な人たちなので、だからこそ、「覆いをとる」というより「覆いをつくる」治療が求められる。基本的にヒステリーを対象として「心の解剖図」「心の外科学」を微細に描き明確に提示する精神分析に対して、「精神内科学」を目指す私の精神分析的理論と技法論を症例と共に提示したい。
*事例提供者を募集します。
さすがフロイトの創設した精神分析
【ヒステリー】と書かれています。
まあヒステリー=PTSDですから
よしとしましょう。
問題は
【覆いをつくる】ですね。
精神分析は、【分析】【操作】の方法ですから
まあしかたがないのかな?
事例提供してみましょうか
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PTSDの精神分析への期待と限界
日本心理臨床学会の
ワークショップの内容が
公開されました。
これを見ると
学会の志向性が
わかります。
診断名で言うと
やはり
【うつ病】が多いと考えているようです。
加えて【発達障害】という診断も多いです。
【PTSD】についての会場はゼロですが、
近いのが1つありました。
16 覆いをとること・つくること 北山 修(北山精神分析室・九州大学)
私たちが取り扱うケースの防衛はもろくて、心の中身が露呈しており、中身の開示の程度は「普通の人々」とは比べ物にならない。精神病者は私たちより、嘘のつけないずっと正直な人たちなので、だからこそ、「覆いをとる」というより「覆いをつくる」治療が求められる。基本的にヒステリーを対象として「心の解剖図」「心の外科学」を微細に描き明確に提示する精神分析に対して、「精神内科学」を目指す私の精神分析的理論と技法論を症例と共に提示したい。
*事例提供者を募集します。
さすがフロイトの創設した精神分析
【ヒステリー】と書かれています。
まあヒステリー=PTSDですから
よしとしましょう。
問題は
【覆いをつくる】ですね。
精神分析は、【分析】【操作】の方法ですから
まあしかたがないのかな?
事例提供してみましょうか