警察庁のまとめ(暫定値)によると
全国の3月の自殺者は
前年同月比で
205人少ない2898人
昨年9月以降
7カ月連続で減少
していることに
なります。
自殺対策は
成功した!
ということになる
のでしょうが…
多発する鉄道事故は
車内放送によると
「車両点検」
ですからね。
ヘッセの
『車輪の下』の主人公のような場合は
【溺死】扱い
間違いないです。
足を滑らせたのが
原因です。
お話を普通に読めば
ショックを受け
飲みたくもないお酒を飲んで
水辺へ行き
結果的に
溺れたので
遺書なんか
書く余地がなかったのが
わかるのですが
…ね。
「自殺防止対策」カテゴリーアーカイブ
犬の無駄吠え対策みたいな現代のこころのケア
医療ビルでのコンビニ受診が命取り
自死遺族の集い「風舎」には心理療法はいらない
こうして
視覚化されると
圧倒されますね。
年間3万人が
亡くなっているのですから
当然のことですが
このように
形にして
突きつけられないと
見ようとしないのが
私たちの
悲しさです。
こういう場所での
お約束は
スタッフは
司会や進行はしますが
カウンセリングや
心理療法をしない
ということ
だそうです。
予防や対策すら
ありません。
ただただ
悲しみを分かち合い
故人を悼む場を
提供するのみです。
しかし
本当にこの作業ができれば
それでよいのです。
そして
それがいかに
困難だったか
自死遺族はみな
共有しています。
「自死だった」
死因すら
言えなかったのです。
何と思われるか
どう反応されるか
怖かったから…
心理学の教科書では…
アルコール依存の
治療としての
【断酒会】くらいしか
こういうスタイルのものは
なかったです。
治療者や専門家の前では
萎縮してしまう
権威への弱さに
注目し
唯一
この方法が
とられていて
ある意味で
特殊でした。
そして
DV問題が持ち上がったとき
あまりに傷ついている人々に
対して
これ以上傷つけては
ならないという
配慮が生まれ
まずは
専門家が
二次被害防止のため
心理療法の
根本中の根本
【傾聴】
【ラポール】
に徹するように
重々研修されてから
DVシェルターに赴いたものです。
グループセラピーでも
①人の話は最後まで聞く。
②決して非難しない。
というのが
お約束でした。
今の心理療法は
こういう精神をごっそり
失っていて
教科書のどこにもない
上から目線からの指導が
流行しています。
どこに学問性が
あるのでしょうか?
しかし
現場からの大変化の兆しを
感じます。
ゆっくりですが
よい風が吹いてきました。
続きを読む
自死遺族の集い「風舎」には心理療法はいらない
こうして
視覚化されると
圧倒されますね。
年間3万人が
亡くなっているのですから
当然のことですが
このように
形にして
突きつけられないと
見ようとしないのが
私たちの
悲しさです。
こういう場所での
お約束は
スタッフは
司会や進行はしますが
カウンセリングや
心理療法をしない
ということ
だそうです。
予防や対策すら
ありません。
ただただ
悲しみを分かち合い
故人を悼む場を
提供するのみです。
しかし
本当にこの作業ができれば
それでよいのです。
そして
それがいかに
困難だったか
自死遺族はみな
共有しています。
「自死だった」
死因すら
言えなかったのです。
何と思われるか
どう反応されるか
怖かったから…
心理学の教科書では…
アルコール依存の
治療としての
【断酒会】くらいしか
こういうスタイルのものは
なかったです。
治療者や専門家の前では
萎縮してしまう
権威への弱さに
注目し
唯一
この方法が
とられていて
ある意味で
特殊でした。
そして
DV問題が持ち上がったとき
あまりに傷ついている人々に
対して
これ以上傷つけては
ならないという
配慮が生まれ
まずは
専門家が
二次被害防止のため
心理療法の
根本中の根本
【傾聴】
【ラポール】
に徹するように
重々研修されてから
DVシェルターに赴いたものです。
グループセラピーでも
①人の話は最後まで聞く。
②決して非難しない。
というのが
お約束でした。
今の心理療法は
こういう精神をごっそり
失っていて
教科書のどこにもない
上から目線からの指導が
流行しています。
どこに学問性が
あるのでしょうか?
しかし
現場からの大変化の兆しを
感じます。
ゆっくりですが
よい風が吹いてきました。
姫路で6歳女児がまねるほど増加している鉄道自殺
午後1時55分ごろ
兵庫県姫路市で
6歳の女の子が
特急電車にはねられ
約50分後に
搬送先の病院で
亡くなりました。
運転士は
線路の上でしゃがんでいる
女の子を
約300メートル手前で見つけ
急ブレーキをかけたが
間に合わなかった
そうです。
遮断機は
もちろん
下りていました。
母親らと
近くの寺の境内で
花見をしていた
最中の出来事です。
子どもは
まだ善悪がわからず
何でも
まねしますし、
時代の空気を
無意識のうちに
読んでしまう
カナリアのような
存在です。
線路に
しゃがみこむ大人が
増えていることを
大人はもはや
無視できません。
運転手の見た光景が
今
日本で頻発しているのです。
これを認めるべきです。
そして
なぜ
線路にうずくまるのか
原因を
みんなで考えることなしに
自殺者を減らすことは
不可能です。
続きを読む
姫路で6歳女児がまねるほど増加している鉄道自殺
午後1時55分ごろ
兵庫県姫路市で
6歳の女の子が
特急電車にはねられ
約50分後に
搬送先の病院で
亡くなりました。
運転士は
線路の上でしゃがんでいる
女の子を
約300メートル手前で見つけ
急ブレーキをかけたが
間に合わなかった
そうです。
遮断機は
もちろん
下りていました。
母親らと
近くの寺の境内で
花見をしていた
最中の出来事です。
子どもは
まだ善悪がわからず
何でも
まねしますし、
時代の空気を
無意識のうちに
読んでしまう
カナリアのような
存在です。
線路に
しゃがみこむ大人が
増えていることを
大人はもはや
無視できません。
運転手の見た光景が
今
日本で頻発しているのです。
これを認めるべきです。
そして
なぜ
線路にうずくまるのか
原因を
みんなで考えることなしに
自殺者を減らすことは
不可能です。
みすず書房『誤診のおこるとき ―精神科診断の宿命と使命』 誤診横行認める兆候?!
『心理臨床学研究』の最新号に
(2万人が購読する雑誌です)
書評依頼が出ていました。
アマゾンの内容紹介によると…
精神医学重要文献シリーズ Heritage
「診断とは、疾患について、疾患をもつ個体について、さらに個体をつつむ環境について、
必要なあらゆることを知り尽くそうとする、終わりのない努力を意味すると言える」
『精神医学ハンドブック』で知られる著者が誤診例をまとめた名著。
再刊にあたり、「うつ病の労務災害」「発達障害」「精神安定剤・睡眠薬の副作用」など
今日的なトピックを追加した。
さらに最終章に加えた論考「精神科診断の宿命と使命」では、
診断に必要な経験と知識、操作的診断運用上の注意点を踏まえながら、
あらためて精神科診断の基本を整理する。
精神症状のみならず付随する身体症状にも着眼した症例検討は、
精神科以外の医師にも日々の臨床の一助となるだろう。
研修医から精神科志望者まで、診断学への入口に最適の一冊。
うーん
タイトルにぬか喜び
してしまいましたが
誤診が多いという
警告では
ないようですね
でも
深層心理では
誤診ばかりだったことが
発覚したときのために
(実はもうバレてますが)
心の準備が
着々と
始まっていて
(廃業するか
言い訳は可能か
学生に示しはつくか
孫子がうそつき呼ばわりされて
いじめられないか
……)
1つの形が
とられた
そう考えることも
できると思いますよ
続きを読む
みすず書房『誤診のおこるとき ―精神科診断の宿命と使命』 誤診横行認める兆候?!
『心理臨床学研究』の最新号に
(2万人が購読する雑誌です)
書評依頼が出ていました。
アマゾンの内容紹介によると…
精神医学重要文献シリーズ Heritage
「診断とは、疾患について、疾患をもつ個体について、さらに個体をつつむ環境について、
必要なあらゆることを知り尽くそうとする、終わりのない努力を意味すると言える」
『精神医学ハンドブック』で知られる著者が誤診例をまとめた名著。
再刊にあたり、「うつ病の労務災害」「発達障害」「精神安定剤・睡眠薬の副作用」など
今日的なトピックを追加した。
さらに最終章に加えた論考「精神科診断の宿命と使命」では、
診断に必要な経験と知識、操作的診断運用上の注意点を踏まえながら、
あらためて精神科診断の基本を整理する。
精神症状のみならず付随する身体症状にも着眼した症例検討は、
精神科以外の医師にも日々の臨床の一助となるだろう。
研修医から精神科志望者まで、診断学への入口に最適の一冊。
うーん
タイトルにぬか喜び
してしまいましたが
誤診が多いという
警告では
ないようですね
でも
深層心理では
誤診ばかりだったことが
発覚したときのために
(実はもうバレてますが)
心の準備が
着々と
始まっていて
(廃業するか
言い訳は可能か
学生に示しはつくか
孫子がうそつき呼ばわりされて
いじめられないか
……)
1つの形が
とられた
そう考えることも
できると思いますよ
星和書店『統合失調症からの回復を支える』 支え方はPTSDと同様ということで?!
少しずつですが
精神科は変化しつつある
ようです。
これまで
統合失調症といえば
遺伝性の不治の病
であるとして
精神科の専売特許の
ように扱われてきました。
治せもしないのに
専売特許かと
反感もあったと
思います。
しかし
タイトルの
柔らかな物腰も
驚きなら
書評も
なかなか
意外な言葉の
オンパレード
です。
エンパワーメントを
基本にした
統合失調症患者の
回復に尽力する
著者の経験を元に
「心理教育」
「地域生活支援」
「パートナーシップ」を
軸にした支援法の実践
が学べる
とか
統合失調症の特性を
理解しつつ
患者に寄り添いながら
自立・回復を促す支援の
アイデアが溢れていて
精神保健、障害者福祉に
携わる多くの方々必読
など
特に19章は
真の「回復」とは何か?
そのために何ができるのか?
精神科医として
支援者として
隣人として
自らの立ち位置を模索し続ける中で
書かれたそうです。
これって
PTSDの教科書の
キーワードばかりですが
統合を失調している=解離
この盲点に
焦点が当てられていますよ
遺伝性&非遺伝性
陰陽のゼロポイント
です。
遺伝か遺伝でないか
治る可能性があるのかないのか
どちらかしか
ないんです。
教科書の書き換えに
繋がる
歴史的大変化は
もうすぐ
起こるかもしれません。
実は
【PTSD】から
自己実現
(個性化の過程)モデルを
歩かされている
人たちだった!
という
結論は
夢のまた夢として
まさか
かぐや姫をわがまま扱いしたり
スサノヲを不適応や発達障害と
誤認して
平均値に引きずりおろそうと
する片棒を
担がせるような
西洋的二元論に基づく
支援ではないでしょうね。
キェルケゴールでさえ
絶望は
『死に至る病』と
書いてますからね。
その点だけは
念のため
どうしても
書いておかねばなりません。
続きを読む