タイトルは「代替わり」で
―リセットのチャンスです。
あらすじが書かれてます。
過去を振り返るためですね。
そのときは見えなかったものが
見えてきます。
―前記事のように
「過去を忘れて
前向きに」は
よく言われますが
間違った考え方です
確認すべきは
五郎左と意外坊の
珍道中です。
―自己実現の道は
お決まりのコースでは
ありません。
陰陽五行説の
元気の循環のなかで
意外なことが
起るのが
リセットの法則です。
取り入ろうとする相手は
城の主
五郎左も
武術の達人ですが
「常の話相手」として仕えるよう
意外坊に教えられます。
どんなときも
傾聴が物事を動かすのです。
被災地の
臨床心理士も
仕えてるかな?
「青銭大名」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『青銭大名』第五十九話 未治療のPTSD解離人格は普遍的存在
朝日新聞『青銭大名』第五十三話 家紋とはったりの【象徴性】
太郎冠者
(従者)は
辛い立場です。
しかし
持ってる太刀には
立派な紋があります。
「いいね」と言われると
主人と一緒ですから
「我が家、重代の太刀でござる」
重々しく説明し
まじめな相手は
『凄いんだ!』と
そのはったりぶりに
(圧倒され)
舌を巻きます。
そこから
運命が開けて行くなら
はったりも時には
大事でしょう。
―いつもはったりでは
狼少年になりますがね
はったりを支えるのが
【象徴】としての
家紋であり
ブランド品です。
―日本人は
海外コンプレックスがあるから。
でもブランドは日本に依存している。
(震災でたちまち影響)
相互依存関係にありますね
PTSDも
NASAが研究しているなら
ブランド信仰が起る
朝日新聞『青銭大名』第五十一話 水難
朝日新聞『青銭大名』第五十話 PTSDのクセ
酒の呑み方も知らない滋賀県警察学校40代PTSD解離教官
昨年10月に
入校した
20代の生徒約10人に対し
11月
警察学校の食堂で開かれた
懇親会で
生徒が
酒をついで回らなかったことに立腹
ほおを平手で打つなど
暴力を振るいました
酒に酔っていたようです。
二重に間違っていますね。
★呑んでキレたこと
★呑みながら指導する関係
―相手を知るために
人間関係をよくするために
呑むのでしょう?
青銭大名
こんな風に
楽しく呑めないのが
解離人格の哀しさです。
自分は呑んだらキレるから ←自分の常識
人にも
「酒席でセクハラとか言うな。
嫌なら来るな」
「そんなとこ行って
殴られても
文句は言えんよ」
こういうこと平気で言います。
まだまだ無粋な世の中です
朝日新聞『青銭大名』第二十九話 陰陽五行説どおりの構図
★右の人物のいるのは
鬼門
別名【変化宮】
鬼門の方向は
時間にしても
季節にしても
変化のとき
純粋な昔の人は
不安で一杯でした。
右の人物は
五郎左という
孤児
―平成の孤児同様
PTSD予備軍
ちょっと危なっかしい
感じでいますが
これ箱庭でも
よく見ます。
―予後はいいです。
クリスチャンの牧師
(ユング派)は
こういう子警戒します。 ←枠からはみ出るから
自力でがんばる方向ですね。
―ここをみれば
PTSD克服の意思がどの程度か
わかるのです
★左から姿を表したのは
京で別れた
意外坊
―意外な出現をしますね。
ひょうたんは【空】の象徴です。
方向は【天門】
願望や祈りの内容が出やすい
方向です。
無意識的には
会いたかったんでしょうね。
酒を呑みながら
いろいろ話した仲だから。
作者は
陰陽五行説なんか知らないと思いますよ。
でも
無意識には
しっかりありますからね
朝日新聞『青銭大名』第二十五話 PTSD克服の達人も独学
孤児であった
五郎左
―PTSD予備軍です。
誰にも保護されず
環境がストレスフルですから。
★剣術が身を救い
今度は
★頓知によって
境遇がよい方向へ
向かいそうな気配です。
この時代は
頓知や滑稽話は
宮仕えの一種の芸として
寺の僧が教育するものだった
そうです。
―頓知とは
常識的な知恵を
超えた思考ですよね。
一休さんみたいな
剣術も頓知も
正式に習ったものではないところが
面白いです。
言われてみれば
達人は
みな独学ですよね。
最先端のPTSD理論は
教科書のなかには
ありません。
―ましてや
自分用に書かれてないなんて
とんでもない甘えです。
これ常識です
朝日新聞『青銭大名』第二十三話 奇跡の橋が架かるとき
五郎左は
けちんぼの主人に
無理難題を押し付けられましたが
逃げずに
立ち向かい
誰もが恐れる
荒くれ者の
悪平太に気に入られ
―悪人も寂しいのかも
しれませんね。
誰もまともに
相手してくれませんから!
旅に出られそうです。
つまり
【如人千尺懸崖上樹】の ←ポニョと一緒
危機一髪から
新天地に
脱出するパスポートを
手に入れたのです。
奇跡の実態ですね。
―お金もコネもありません。
普通の人より
ハンディがありすぎます。
いつも素敵な挿絵です。
今回は
運命に
橋が架かりましたって
感じかな?
今でも
一大決心をしたとき
イメージ表現に
橋の表現が見られます。
―無理に橋を置いてもダメですし
橋の置物を買っても
ムダというものです。
逆は真ならず。
朝日新聞『青銭大名』第十四話 解離性遁走と閃き
主人に
無理な仕事を言いつけられ
困り果てた
五郎左は
―職場のいじめも
こんな心境でしょう。
つぶやきます。
「ここはいっそ、逐電してしまうか」
逐電は
稲妻を追いかけるという
意味からきたもので
あとをくらまして
逃げるという意味です。
遁走、疾走、出奔のことです。
この場合は
意識していますから
大丈夫ですし
人々が踊っているのを見て
なにやら
閃いたようです。
追い詰められても
しっかり追い詰められること
(意識があること)が
大事で
道も開けてきます。
やはり
【百尺竿頭一歩進めよ】
ですね。