ジブリ『思い出のマーニー』」カテゴリーアーカイブ

PTSD解離性バラバラ殺人事件に巻き込まれた生田美玲さん『思い出のマーニー』と同じ放置児


運動会の
「ダンスがんばります」と言ったとか
日傘をさして
お洒落だったとか
報道されていますが
マーニーと同じ
放置児で
 ―かまってほしくて
  日傘をわざと置き忘れる等とも
  書かれている。
殺人鬼にでもついてゆきました。
 ―未治療PTSDを
  向精神薬とアルコールで
  こじらせた
  多重人格
ネグレクトは虐待であり
PTSDの発症リスクになります。
美玲さんは
『思い出のマーニー』
見たのかな。
まだちょっと
難しかったかな。

『思い出のマーニー』3回目最前列でPTSDのトラウマを味わう。


貸し切り状態ですニコニコ

ゴジラと一緒に
最前列で見ました。

箱庭に使えるからね。

ジブリ作品のミニチュアもたくさん
手に入りました。

この作品は
視座が大事だと思ったのです。
 ―なるべく下から見ます。
  というか
  画面に覗き込まれる感じで
  見るのがコツです。
  近眼だからできるのかもしれないけど。
真っ暗な映画館で
たった独りで見る
ここから始まるサイロのシーン
本当に恐ろしかった叫びです。

PTSD治癒物語『思い出のマーニー』とマリ(西アフリカ)トンブクトゥ


マーニーと杏奈が
お城をつくっていますが
 ―箱庭療法

西アフリカ
マリの
トンブクトゥ
(Tombouctou)にある
モスクを思い出しました。
 ―世界遺産
砂漠の民
トゥアレグ族の都市で
西欧では
「黄金郷」として知られるほど
栄えた時代もあったようで
マーニーの家の盛衰と重なりますね。

PTSD世代間負の連鎖は
『砂の城』そっくりだし

ユングの家のような

湿っち屋敷とか

崖の上のサイロとか
 ―ポニョのモチーフ
  如人千尺懸崖上樹
建物がユニークだなと思っていたら
トンブクトゥの建物には
ガウディも影響されたそうです。

PTSDの世代間負の連鎖克服物語『思い出のマーニー』二回目

そろそろ来年の学会発表の
構成を考えないといけないので
もう一回観ました。
今回の方が感動が深く
集合的無意識の構造が
よく表現されているなと
思いました。

例によって
箱庭のミニチュアを購入しましたが
さすがにマーニーのものはなく
 ―青い日記帳くらい。
ルパン三世の
銭型警部と峰不二子
るろうに剣心がありました。
キューピー人形を
最近よく見ます。

『思い出のマーニー』PTSD解離性自殺衝動

喘息なんてのは
表面的な問題で
無意識的には

自殺衝動ともいえる
自分への攻撃性が
存在しているのです。
もちろん
先天的な問題ではなく
祖母の時代からの
心的な負の相続によるものです。

祖母と対話したら
治ります。
薬は要りません。

『思い出のマーニー』PTSDの問題の場所根室

悪評している人から
 ―多分
 『借りぐらしのアリエッティ』の
 翔君は死んだのだろうと
 言った人
ヒントをもらいました。
喘息治療に
ロンドンから
田舎に行くとか
東京から
北海道に行くならわかるけど
札幌から根室(かどこだか)に
行くのは無意味と
言ってました。
根室ってのは

集合的無意識のことでしょう。
 ―初めてこれを読んだ人は
 チンプンカンプンですねニコニコ
ユングは
これを地下茎と呼んでました。
我々はこの上で
花を咲かせている存在です。
杏奈のおばあちゃんである
マーニーも
地下茎に住んでいるのです。
意識が遠のかねば
逢えないし
現実のことを考えると
消えます。
 ―ホームステイ先の家のことを
 質問され
 答えようとしたとき
また
しっかり関わって
 ―箱庭したり
 絵を描いたり
その(固着)意味を失うと
姿を消す存在です。
だから
許すも許さないもないのでした。
ただ逢えてよかった
有り難いことだということでしょう。

かぐや姫も
地下茎に吸い寄せられて
消えました。

PTSD克服物語『思い出のマーニー』と円相法



「この世には
目に見えない
魔法の輪がある」
「輪には内側と
外側があって…」と言いながら
絵を描く
くらーい顔した
ヒロインですが

考えてみれば
円相法の極意を
ジブリも意識しているというわけでしょう。

 ―輪も強調されています。
昔の文献にも
何でもいいから
輪の中に書いてもらうことで
 ―治療者の姿勢も
  ある程度大事でしょうが
反抗的な態度の子どもも
こころを開きだすと
書いてありました。
ラポールの形成に
役立つんでしょうね。

シンプルですが
十牛図にも
 ―禅

陰陽五行説にも通じる
深遠な哲学に支えられていますから。

PTSD克服物語『思い出のマーニー』マーニーは牛である。

マーニーは
無人のさびしい風車小屋で
アンナを置き去りにし
姿を消し
彼女をさがすうちに
アンナは
マーニーの思いがけない秘密を知り
成長します。

後になれば
かけがえのない存在とわかるわけで
それを探す過程で
人間関係が再構築され
 ―支援してくれる人がたくさん
またもとの世界に帰ります。
 ―地球に降ろされた
  かぐや姫みたいなもの

マーニーと牛
みかけはまるで違いますが
どちらも
個性化の過程における
象徴です。

絵は上手なのに
人間関係が苦手で
幻に憑りつかれたりしますが
 ―発達のデコボコ
象徴性があるので
発達障害の物語ではありません。

失恋でマーニーをいじめたPTSD解離女中


ばあやと2人の女中が
マーニーをいじめるのですが
原作によると
女中のうちの一人は
軍隊に入っている
ボーイフレンドを
もう一人の女中にとられて
  ― マーニーの推測
朗らかだったのが
機嫌が悪くなり
マーニーをいじめるようになったそうです。
PTSD解離負の連鎖です。
学校に行かなくても
いじめがあり
 ―両親は関知せず
マーニーの人生に
影を落とし
杏奈の喘息にまで
負の連鎖しました。
 ―世代間負の連鎖
しかし
杏奈は自力でそれを
断ち切りました。
無意識にある自然治癒力は
凄いですね。