堀越二郎と堀辰夫
堀が一緒というだけで
一緒くたにして
「二郎」に
でっちあげる。
これは
無意識の作法です。
―似たものや響きで
くっつく。
一匹の犬にかまれたら
犬全体が怖くなるとか
そして
現実的な設計士と
非現実的な文学者が
1つになっているから
【一太極二陰陽】
ゼロ戦は太極で神話
―神話が
意味として
賞味期限切れになっている。
戦闘機好きの平和主義者がいても
いいハズ
現に
箱庭や絵画療法では
戦いのテーマは大事
少年に
魚を惨殺したりする時期があるのも
必要な過程
経糸と横糸と言うのは
仏教的な考え方で
―お経は経糸
中島みゆきなんかも
それを
人間関係の出会いの大切さとして
歌い上げる。
そして
こういう手法は
異色だから
挑戦であり
―ポニョで
5歳児を主人公にしたりと
常に壁を越えてきた。
新しくもあるわけです。
一緒くたで
考えねばならない時も
あるのです。
― 華厳経の海印三昧
今はPTSDの時代ですからね。
―不安と神経症
「ジブリ『風立ちぬ』」カテゴリーアーカイブ
『風立ちぬ』夢は叶わなくてもPTSD研究を貫く
『風立ちぬ』PTSD理論陰陽五行説も濃厚
『風立ちぬ』にはPTSD克服の箱庭療法イメージも
二郎が
朝起きて
寝ぼけ眼を
覚ますのは
この庭です。
―松や灯籠
大小の石の配置は
東洋的な
箱庭の世界
西洋人が教会画を見て
癒されるのと同じ意味が
あると思います。
緑豊かな
群馬県藤岡の
次男に生まれ
― 昔は
一郎・二郎・三郎でしたね。
漱石は『三四郎』ですが。
広々とした
美しい庭で
―しつらいをするのは
心理療法なんですね。
空に憧れながら♪
―ユーミンの曲
聡明で
礼儀正しい男子として
伸び伸びと
育ちました。
大変なことがあっても
―最後はボロボロ
結果じゃないと
教えられ
癒されます。
まっすぐに
生きられたのは
―本人の努力や
自制心も大切でしょうが
庭のおかげかも
しれません。
京都の
竜安寺なんかも
陰陽五行説で
配置され
海外から来た人々をも
癒しています。
アリエッティにも
荒れた庭が出てきてました。
『風立ちぬ』とPTSD克服原理「十牛図」
『風立ちぬ』PTSD克服「場」の普遍性
『風立ちぬ』PTSD解離性ハイジャックで虹を渡るのではなく
『風立ちぬ』PTSD予防した「堀越二郎は妄想のキャラクターです」
宮崎駿が
そう言っていますから
もっと
「妄想」を
肯定しましょう。
何事も陰陽あって
困った妄想もあるけど
必要な妄想もあるのです。
―薬と毒みたいなもの
多分
精神医学の流れも
しっていての
流れだと思います。
―ユングや正法眼蔵は
明らかに読んでいる。
夢のなかでも
聞いた話から
激しく妄想しています。
ユング心理学だと
「内向的感覚型」の典型
今後は
幻覚妄想型と呼びましょう。
―ただし直観的でもあり
絵空事でも
病的でもないのです。
近眼で
実際の
流れ星は見えないけど
もっと
遠くを見る能力があるのです。
―未来とか
ある意味では
こちらの方が
目がいいと
言えるかもしれません。
―こころの目です。
パイロットになれない
コンプレックスがあったのですが
弾き飛ばし
伝説の
設計士になりました。
矛盾を美しく描いた
― 空の表現
そらでもあるし
くうでもある
架空
(現実と非現実にかかる)
作品です。
『風立ちぬ』PTSD予防して個性化する「素直さ」
『風立ちぬ』PTSD予防に必要な想像力の源
イジメられている
下級生を
助けてあげていますが
魚の骨に
興味をもったりも
します。
柔道したら
よく
骨折するから
接骨医になる人もいるけど
彼は
飛行機との
共通点を見出します。
「炬燵と飛行機が
結びつく」
なんてことも言っていますが
―同僚はやはり
『』
これが
野生の思考です。
―宮崎駿も
二人の人物の
人生を一緒くたにして
ストーリーを作った。
柔道しながら
落下傘なんてのを
発想したのかも
しれません。
―型を知ってたら
怪我しないで済む。
モンスタークライエント対策なしに
臨床できない。
西田幾多郎は
歴史的身体とか
行為的直観と
呼びました。
こういう
感性が
―共感覚とも呼んだりしましたっけ。
創造的な仕事を
するために必要な
天才なんだと
思います。
都合のいいところだけ
学んだり
なんでもかんでも
PTSDと言うなと
言っているうちは
近づけない領域です。