腐海の瘴気が
衰退した人間の生存を脅かす
世界が描かれていますが
今の日本と一緒ですね。
東日本には怪死が多いし
子どもたちも怯えています。
なのに
専門家たちが
言論統制し
自然発生的に生まれた
傾聴システムの邪魔をしています。
「ポニョ以前のジブリ」カテゴリーアーカイブ
PTSD克服物語『風の谷のナウシカ』とサン=テグジュペリ
米国の高校でPTSD解離事件20人負傷
『風の谷のナウシカ』伝説と自己実現の陰陽五行説
おおばばさまは
タペストリーの
左上の
この部分を指し
「その者
蒼き衣を纏いて
金色の野に降りたつべし。
失われし
大地との絆を結び
ついに人々を清浄の地に導かん」という
伝説を
ナウシカに教え
ナウシカは
いつの間にか
その伝説を生きていました。
知っていたからといって
どうなるものでもないし
まさか自分と関係があるとは
思わなかったでしょうが
何気に聞いたことが
結末に影響しているのは
明らかでしょう。
そして
左上は
天門であり
願いなどが
込められる場所です。
谷の人たちの
悲願をどこかで読み取った行動で
ナウシカは
魔女のような存在です。
―病とすれすれの
危険な場所で
命がけの研究
PTSD物語『風の谷のナウシカ』と箱庭療法イメージ
『風の谷のナウシカ』PTSDのトラウマ「悔」「悔い」陰陽五行説
PTSD克服物語『風の谷のナウシカ』のおおばばさま
『風の谷のナウシカ』もPTSD克服物語
まるで現代のPTSD社会を
比喩したような世界に住んでいるので
―病気や解離暴走の負の連鎖が多い。
それだけでも
ストレスですが
父親を殺されたショックのなか
敵国と闘い
瀕死の重傷を負います。
母親が幻想のなかでしか
出てこないのは
亡くなったのでしょう。
―原作では
兄姉10人が母親の毒で
死亡している。
つまり
PTSD予防中に
―憎しみで何をするかわからない
自分が怖いと吐露しつつ
それを傾聴され
解離せず頑張る。
伝説の人になったのは
古典的な
PTSD克服過程における
個性化です。
迷子のキツネリスに対し
「怖くない」
「怯えてただけよね」に
言い聞かせるようなかたちで
自分に言い聞かせ
トラウマ(こころの傷)に
向き合ったのだと思います。
『風の谷のナウシカ』と『古事記』のPTSD哲学
『風の谷のナウシカ』アフリカの砂漠の民とPTSD哲学
ナウシカの
不思議な乗り物は
プロペラ機を
連想させます。
サン=テグジュペリは
戦争PTSDで
―戦争が終わっているのに
わざと危険なところに
志願して出向く。
『夜間飛行』で
プロペラ機で
フランスからアフリカ大陸に
渡るという
危険な時代の話を書いています。
トルメキア軍は
不時着しましたが
サン=テグジュペリも
『星の王子様』で
そういう話を描き
実際
飛行中に命を落としました。
『風の谷のナウシカ』の最初は
サハラ砂漠を連想させますし
谷は
グレートリフトバレーかなと
―大地溝帯
思いました。
ジブリは
サハラの熱風の意味でしたね。
―初期の作品には
背景にある哲学や
その後の作品群のモチーフが
詰まっているように思います。
砂漠の民には
智恵があり
―トアレグ族やブッシュマン(サン族)
非暴力哲学です。
―ブッシュマンは
最初北にいたのに
迫害されて
今は南部に居住
何気に描かれた
建物の1つ1つを見ても
いろいろ思い出します。
懐かしい~