王蟲の抜け殻を見つけて
感動し
刀を刺そうとしますが
刃がこぼれます。
『借りぐらしのアリエッティ』では
―スサノヲモチーフ
つき刺し
お母さんを助けることができましたが
物語の最初で
まだそのパワーがないのでしょう。
―セラミックの刀ですしね。
PTSDを
うつ病とか
発達障害と誤診して
薬漬けにしている今の世界は
腐海だと思いますが
焼き払うことはできないのです。
―自然治癒力で治すしかない。
まずは
膿(臨床心理士とか精神科医とか)を
出すことです。
日本が健全さを
取り戻しますよ。
「ポニョ以前のジブリ」カテゴリーアーカイブ
『風の谷のナウシカ』アフリカの砂漠の民とPTSD哲学
ナウシカの
不思議な乗り物は
プロペラ機を
連想させます。
サン=テグジュペリは
戦争PTSDで
―戦争が終わっているのに
わざと危険なところに
志願して出向く。
『夜間飛行』で
プロペラ機で
フランスからアフリカ大陸に
渡るという
危険な時代の話を書いています。
トルメキア軍は
不時着しましたが
サン=テグジュペリも
『星の王子様』で
そういう話を描き
実際
飛行中に命を落としました。
『風の谷のナウシカ』の最初は
サハラ砂漠を連想させますし
谷は
グレートリフトバレーかなと
―大地溝帯
思いました。
ジブリは
サハラの熱風の意味でしたね。
―初期の作品には
背景にある哲学や
その後の作品群のモチーフが
詰まっているように思います。
砂漠の民には
智恵があり
―トアレグ族やブッシュマン(サン族)
非暴力哲学です。
―ブッシュマンは
最初北にいたのに
迫害されて
今は南部に居住
何気に描かれた
建物の1つ1つを見ても
いろいろ思い出します。
懐かしい~
『風の谷のナウシカ』集合的無意識にあるPTSD治療原理を探るユパさま
王蟲の暴走や瘴気で
人々は疲弊し
―文明破壊のデタラメをした
好転反応
膿を出して元気を取り戻そうとしている。
他国の支配者は
腐海を焼き尽くそうというような
二元論を主張しますが
―向精神薬で吐き気がするから
吐き気止めを飲みましょう
食欲不振に
点滴もしときましょう
サプリメントも必要ですみたいな。
ユパさまは
腐海の謎を解きたいと
言います。
『ゲド戦記』には
ハイタカが出てきますが
―魔法(無意識)が支配している世界
2人は
よく似ています。
旅をしながら
集合的無意識を探索していて
ユング心理学の
【老賢者】のように見えます。
―ハイタカは大賢人と呼ばれていて
世界の均衡を取り戻すために
旅をしている。
誰のこころのなかにも
本当はいる
老賢者ですが
ユングも旅をしながら
そういう概念を見つけました。
ユング心理学では
フィールドワークを
大切にします。
本邦ユング派は
発達障害薬漬けの手下ですから
―トルメキア軍
異端ですね。
『風の谷のナウシカ』生物兵器とPTSD否認薬物医療
『風の谷のナウシカ』無意識に暗示をかけてPTSD克服準備
『風の谷のナウシカ』PTSD性愛着障害のキツネリスの治療
PTSD癒しの物語『風の谷のナウシカ』とライフマスク
『風の谷のナウシカ』PTSDを癒す王蟲の立場で世界を観る。
『風の谷のナウシカ』PTSDに薬物治療は危険
ナウシカは
非暴力精神で
―どんな犠牲も出さないように
心がけている。
腐海と立ち向かいますが
他国のひとたちは
それを理解できていないので
虫を殺して
乗り物に大量にこびりつかれて
墜落させられたりしています。
墜落した後も
虫は仲間を呼ぶので
―髪の毛一本抜いても
全身に影響するような
縁起
PTSD負の連鎖
「一匹でも殺したら
何が起こるかわからない」と
谷の人は言います。
王蟲も
怒りのあまり
森を出て
―本来いるべき場所
「我を忘れて暴走」したりします。
―PTSD解離暴走
PTSDの諸症状も
―心身症
問題行動
ナウシカのように
対応する必要があります。
薬でコントロールできる世界ではなく
その自然に反する不届きな態度は
王蟲を暴走させるだけです。
『風の谷のナウシカ』PTSD反応の考え方
最終戦争で
文明が崩壊したことで
― 発達障害ブームとか
STAP騒動などでわかるように
学問世界は崩壊しつつあり
哲学や宗教学などは
なんちゃって科学の
隅っこに追いやられています。
腐海が発生
―集合的無意識が膿を出している。
好転反応だから
抑え込んではいけない。
それを王蟲らが守っている構図です。
―自然治癒力の護衛
腐海は
瘴気を発生させるから
―19世紀まで
ある種の病気
(現在は感染症に分類されるもの)を
引き起こすと考えられた
「悪い空気」のようなもので
例えば
マラリアは
古いイタリア語で
「悪い空気」という意味の
mal aria が語源です。
本当は
ハマダラ蚊に刺されると
発症するのですが
水が汚れていると
空気も悪く
蚊が集まってくるので
公衆衛生的には
一定の意味があるかと思います。
人々は怯えており
ナウシカの父親もこのために
弱っていますが
―現代病
生活習慣病や薬害
現代型PTSD
腐海を撲滅するのではなく
―無駄な抵抗のようですが
人類は
腐海に呑みこまれてしまう
運命なのか
―PTSD事件も蔓延し
人間は医療費の奴隷になりかけている。
知りたいと考えていて
娘である
16歳のナウシカが
その答えと
腐海の秘密を探る物語です。
―集合的無意識にある
PTSD治癒の秘密
つかめれば人類は生き延びることができる。
向精神薬で抑えようとするのが
危険な思想であるということは
30年前から
分かっていたこと
みたいです。