中島みゆき」カテゴリーアーカイブ

中島みゆき『髪を洗う女』と洗浄強迫のトラウマ

かみともにいまして ゆく道をまもり
かみのまもり 汝が身を離れざれ
   ←男性コーラス
                   賛美歌? 髪と神のだじゃれ?

泣くにも泣けない しずかな夜は
灯りもつけずに しょんぼりと 
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います

煙草の煙を流すため
お酒の香りを流すため
あいつの全てを流すため
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います

女は薄情なものだから
髪形ひとつで 言葉も変わる
元結ほどけば 崩れるように
髪の毛だけが 泣くのです

煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない
ひとりの夜更けは 水音さむく
女が髪を洗います

煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない

ひとりの夜更けは 水音さむく
女が髪を洗います

洗っても洗っても
消えないものについて

華厳経では
修行中になかなか消えない
煩悩の一種
有垢とか有点について
丁寧に説明しています。
 ―灯りもちょっと華厳ぽい
  と感じました。

PTSDだったら
洗浄強迫がありますね。

洗っても洗っても
がすまない。

やっぱり気なんですね。
五行の気・元気の気です。
根本からやられてる感じです。
気のせいとかじゃなくてね。

いろんな製品がある時代ですからね。
強い洗剤やベンジン
使って欲しくないですが
気がすまないからと
狂わんばかりに
使ってしまうのは
悲しいですね。

消えないのは
髪や手の汚れじゃなくて
トラウマですからね。
きりがない。

リストカットも
同じですね。

やはり
つらくても
トラウマに向かう
根本治療しかないですね。
続きを読む

中島みゆき『髪を洗う女』と洗浄強迫のトラウマ

かみともにいまして ゆく道をまもり
かみのまもり 汝が身を離れざれ
   ←男性コーラス
                   賛美歌? 髪と神のだじゃれ?
泣くにも泣けない しずかな夜は
灯りもつけずに しょんぼりと 
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います
煙草の煙を流すため
お酒の香りを流すため
あいつの全てを流すため
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います
女は薄情なものだから
髪形ひとつで 言葉も変わる
元結ほどけば 崩れるように
髪の毛だけが 泣くのです
煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない
ひとりの夜更けは 水音さむく
女が髪を洗います
煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない

ひとりの夜更けは 水音さむく
女が髪を洗います
洗っても洗っても
消えないものについて
華厳経では
修行中になかなか消えない
煩悩の一種
有垢とか有点について
丁寧に説明しています。
 ―灯りもちょっと華厳ぽい
  と感じました。
PTSDだったら
洗浄強迫がありますね。
洗っても洗っても
がすまない。
やっぱり気なんですね。
五行の気・元気の気です。
根本からやられてる感じです。
気のせいとかじゃなくてね。
いろんな製品がある時代ですからね。
強い洗剤やベンジン
使って欲しくないですが
気がすまないからと
狂わんばかりに
使ってしまうのは
悲しいですね。
消えないのは
髪や手の汚れじゃなくて
トラウマですからね。
きりがない。
リストカットも
同じですね。
やはり
つらくても
トラウマに向かう
根本治療しかないですね。

中島みゆき『異国』  ⑤こころのチューニング

この曲のギタースコア

全部の弦を
半音下げた
チューニングにします。

ちょっと変わってますね。

普通じゃない調べは
この曲らしいかもしれません。

弦はこころの糸
考えたらいいでしょう。
 ― PTSDの
  こころの叫びを
  表現しているのですから。

【解離】でも
ありますね。

中島みゆきは
【シャーマン】や【巫女】みたいな
人ですから。

私たちは
他人と話すとき
チューニングメーターで
(あるいは音叉で ←あ、これも【一太極二陰陽】だ!)
調弦された音で
(常識・分別)

向き合います。

でも
心の深い部分の話をするときは
張り詰めたその弦を
ちょっと緩める
必要があります。

あるいは
相手の弦に寄り添って
傾聴しなければ

意味不明になります。

【チューニング・イン】と
呼んだりしますが

できてれば
名前なんてどうでもいいことで

むしろ
傾聴してないくせに
言葉だけやたらと使う人は
嫌われます。
続きを読む

中島みゆき『異国』  ⑤こころのチューニング

この曲のギタースコア
全部の弦を
半音下げた
チューニングにします。
ちょっと変わってますね。
普通じゃない調べは
この曲らしいかもしれません。
弦はこころの糸
考えたらいいでしょう。
 ― PTSDの
  こころの叫びを
  表現しているのですから。
【解離】でも
ありますね。
中島みゆきは
【シャーマン】や【巫女】みたいな
人ですから。
私たちは
他人と話すとき
チューニングメーターで
(あるいは音叉で ←あ、これも【一太極二陰陽】だ!)
調弦された音で
(常識・分別)

向き合います。
でも
心の深い部分の話をするときは
張り詰めたその弦を
ちょっと緩める
必要があります。
あるいは
相手の弦に寄り添って
傾聴しなければ
意味不明になります。
【チューニング・イン】と
呼んだりしますが
できてれば
名前なんてどうでもいいことで
むしろ
傾聴してないくせに
言葉だけやたらと使う人は
嫌われます。

中島みゆき『異国』 ④悪口の【否認】撃退法

PTSDは記憶障害です。

部分的記憶喪失
起こしています。

それに周囲も自分も
だんだん違和感を感じ始め

調整しようと
話し合おうとしますが

話が必ず食い違います。

【否認】させようとする
圧力が強いなら

靴を脱いで
リラックスできる場所で
第三者との間で
(それはなかなか難しいので
多くの人は自分との対話で)
言いたかった悪口を言いながら
記憶の調整を
しています。

自分に向き合うと
まず出てくるのが
【影(シャドウ)】です。
 ―ユング心理学の考え方です。
 ただし日本人PTSDの影は
 統合なんて簡単なものでは
 収まりません。
 二元論ではないですから。

悪魔みたいな存在は
悪口を言うべき相手である可能性が
高いです。
畏れず、
「消えろ!パンチ!
もうあんたなんか怖くない。
私に何もできないじゃないか!」と
夢の中で叫ぶ練習をしてください。

不思議な方法ですが
カルロス・カスタネダの方法
の応用です。

逆催眠ですね目
続きを読む

中島みゆき『異国』 ③金剛経&ユング御用達パスポート【孤独】

【応無所住 而生其心】

まさに住するところなくして
しかもその心を生ず

【金剛経】の言葉です。

六祖慧能禅師は

まだ貧しい芝刈りの時に
このフレーズを耳にして

出家したくなりました。

老いた母もいるし
文字も知らないし
お金もないし
…ないないづくしでしたが

禅宗第六人目になったのです。

異国の寂しさ・孤独は
PTSD特有です。

中島みゆきのかもし出す
離人感は
孤独そのものです。
 ―離人感わかる人
 年々増えてますよ!

でもこの孤独感が
自己実現へのパスポートだと
思います。
続きを読む

中島みゆき『異国』 ②夏目漱石『夢十夜』のアニマ

漱石の『夢十夜』
第一夜では
死にゆく女性が
「100年待っててください。
きっと逢いに来ますから」と

言い

夢見手は
埋めました。

中島みゆきは
100年しても
自分を埋める場所がないから
死ねないと

歌っています。

女性はアニマ
 ―PTSDのトラウマでしょう。
  おとなしく埋葬されてくれません。
  忘れるとお墓で運動会が始まります。
  疲れますが、参加したら
  人生を豊かにする存在です。

ロンドンで
PTSD発症した
漱石

離人症的で
 ―離人感自体は
  ノーマルから統合失調症まで
  出現します。
  その程度が軽いか重いか
  永続するかどうかの違いだけです。

なぜかPTSDソングばかり書く
中島みゆき

時代を超えての
共通モチーフがありますが
 ―ユング心理学でいう
 元型のモチーフです。

PTSD度は
明治よりも昭和は
重くなっていたのかも
しれません。

平成のPTSDは
二次被害という名の
専門家によるいじめもありますから
より複雑化・潜在化しています。
続きを読む

中島みゆき『異国』 ①歌詞

とめられながらも去る町ならば

ふるさとと呼ばせてもくれるだろう

ふりきることを尊びながら

旅を誘うまつりが聞こえる二度と来るなと唾を吐く町

私がそこで生きてたことさえ

覚えもないねと町が云うなら

臨終の際にもそこは 異国だ

百年してもあたしは死ねない

あたしを埋める場所などないから

百億粒の灰になってもあたし

帰り支度をしつづける

悪口ひとつも自慢のように

ふるさとの話はあたたかい

忘れたふりを装いながらも

靴をぬぐ場所があけてある ふるさと

しがみつくにも足さえみえない

うらみつくにも袖さえみせない

泣かれるいわれもないというなら

あの世も地獄もあたしには 異国だ

町はあたしを死んでも呼ばない

あたしはふるさとの話に入れない

くにはどこかときかれるたびに

まだありませんと うつむく

百年してもあたしは死ねない

あたしを埋める場所などないから

百億粒の灰になってもあたし

帰り支度をしつづける
続きを読む

中島みゆき『異国』 ④悪口の【否認】撃退法

PTSDは記憶障害です。
部分的記憶喪失
起こしています。
それに周囲も自分も
だんだん違和感を感じ始め
調整しようと
話し合おうとしますが
話が必ず食い違います。
【否認】させようとする
圧力が強いなら

靴を脱いで
リラックスできる場所で
第三者との間で
(それはなかなか難しいので
多くの人は自分との対話で)
言いたかった悪口を言いながら
記憶の調整を
しています。
自分に向き合うと
まず出てくるのが
【影(シャドウ)】です。
 ―ユング心理学の考え方です。
 ただし日本人PTSDの影は
 統合なんて簡単なものでは
 収まりません。
 二元論ではないですから。
悪魔みたいな存在は
悪口を言うべき相手である可能性が
高いです。
畏れず、
「消えろ!パンチ!
もうあんたなんか怖くない。
私に何もできないじゃないか!」と
夢の中で叫ぶ練習をしてください。
不思議な方法ですが
カルロス・カスタネダの方法
の応用です。
逆催眠ですね目

中島みゆき『異国』 ③金剛経&ユング御用達パスポート【孤独】

【応無所住 而生其心】
まさに住するところなくして
しかもその心を生ず
【金剛経】の言葉です。
六祖慧能禅師は
まだ貧しい芝刈りの時に
このフレーズを耳にして
出家したくなりました。
老いた母もいるし
文字も知らないし
お金もないし
…ないないづくしでしたが
禅宗第六人目になったのです。
異国の寂しさ・孤独は
PTSD特有です。
中島みゆきのかもし出す
離人感は
孤独そのものです。
 ―離人感わかる人
 年々増えてますよ!
でもこの孤独感が
自己実現へのパスポートだと
思います。