『歎異抄』第四章でも
親鸞が同じようなことを
述べています。
「困っている人がいると
何とか助けてあげたいと
思う。
これが聖道の慈悲
自力の慈悲だ。
だが残念なことに
私たちは思うように
助けられない。
限界がある。
むしろ
自分が往生し
仏となってから ←トラウマ氷解後
思うがままに救済すべきだ。
遠回りなように見えるが
この浄土の慈悲の方が
より優れた慈悲なのだ」
【顔施】なんてのも
―笑顔が人を元気にする ←赤ちゃん
ありますから
分相応な人助けは
誰にでもできますが
PTSD克服中は
それどころではありません。
【十牛図】のことを
少し前に書いて
PTSDの完成形は
こうなると
書いたからか
「無理!」
「やる気なくなる…」など
お叱りの言葉を頂戴しましたが
そのとおりです。
克服後に
第十図メタボおじさんみたいに
こころが豊かになり
外界に慈悲があふれ出すと
言ったつもりでしたが…
ここにお詫びいたします
「十牛図」カテゴリーアーカイブ
十牛図と「私」の字
牛(真の自己)を
追っかけてますと
仏は
人がムになると
書きます。
佛とも書きます。
沸くとか
書きますね。
$マーク
みたいでもあります。
$箱は千両箱ですね。
無欲の勝利です。
無になれば
満たされます。
これがこころの基本です。
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十牛図と「私」の字
十牛図第十図① PTSDへの非指示的方法は復活するか
悟りの過程の
―自己実現も小さな覚りと考えましょう
オリンピック選手も私も二本足で走ります。
腕を振ります。
タイムが違うだけです。
最後の図です。
入?は町に出て
垂手は手を垂れて
手を垂れて何をするか。
不安な面持ちで
自分探しをし
自分と格闘し
こころ豊かに強くなった
左の賢人は
右の若者を導くのですが、
上から目線で
あーだこーだと
指示するのではないということです。
自分がそうだったように
この若者に考えてもらい、
発見してもらい
気づいてもらいます。
ロジャーズの考え方であり
心理療法の基本でもあります。
この考え方もまた
復活するかもしれません。
そしたらPTSDの方々も
生きやすくなるでしょう。
だれが生きにくく
してたのでしょうね
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十牛図第十図① PTSDへの非指示的方法は復活するか
入鄽垂手 にってんすいしゅ
悟りの過程の
―自己実現も小さな覚りと考えましょう
オリンピック選手も私も二本足で走ります。
腕を振ります。
タイムが違うだけです。
最後の図です。
入鄽は町に出て
垂手は手を垂れて
手を垂れて何をするか。
不安な面持ちで
自分探しをし
自分と格闘し
こころ豊かに強くなった
左の賢人は
右の若者を導くのですが、
上から目線で
あーだこーだと
指示するのではないということです。
自分がそうだったように
この若者に考えてもらい、
発見してもらい
気づいてもらいます。
ロジャーズの考え方であり
心理療法の基本でもあります。
この考え方もまた
復活するかもしれません。
そしたらPTSDの方々も
生きやすくなるでしょう。
だれが生きにくく
してたのでしょうね
『崖の上のポニョ』と十牛図第七図
なぜ
これがあのかわいいポニョと
関係があるかわかりますか?
『崖の上のポニョ』は
世紀の公案小説です。
漱石の『門』が下敷きです。
つなぐのはソースケ
宗助と宗介
崖の上と崖の下
一見全く違う物語に
共通【モチーフ】【元型】があります。
悟りの過程も
自己実現の過程も
程度の差があるだけで
メカニズムは同じです。
PTSDになると
禅僧でなくても
公案を解かねばならなくなるのです。
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『崖の上のポニョ』と十牛図第七図
十牛図十図 社会活動するようになる
存在の不安から
仕方なく始まった
苦闘でしたが
こんなにゆったりしたひとに
変化しました。
太るってことじゃないから
ご安心を!
着物の着方がだらしない?
これはスーパーリラックスを
象徴してます。
かのダライラマみたいな感じかな…
人前でも寛いでるでしょう。
あんな感じ。
不安げな若者
―いつかの自分みたいな
近寄ってきます。
偉そうに武勇伝語るんでもなく
先輩づらするのでもなく
非指示で導きます。
導くことで
新しい課題に取り組み始めます。
個性化の過程は
永遠に続きます。
それが生きているということです。
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十牛図三図 非指示&自己克服のコード
自分を見失って
不安でした。
なのに
だれも
どうしていいか
教えてくれませんでした。
こんなんじゃ
探せっこないじゃないですか!
と思いましたが
しかたがないので
―仕方がないのがコツです
あきらめずに
自分なりに探してたら
みつかりました!
この人走り出してます
これが大事です。
いくら辛くても
難しくても
自分で発見したら
エネルギーが沸いてくるんです。
それでがんばれるんです。
上から目線で指示しちゃ
これが出てこないし
不安を
抗不安剤で
収めようとしたら
牛が暴れて
大変なことになります。
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十牛図六図 影の統合
牛は
真の自己の象徴です。
インドでは聖牛
中国では生活や農耕に
なくてはならないもの
普段は静かだけど
怒らせると
手がつけらなくなり
生命の危険にさらされる
こともある。
トラウマや
ユングの影と考えても
分かりやすいです。
この図のように
人と牛
つまり自我と自己
2つのこころが調和したら
いいのですが
ここまでくるのが
なかなか大変とも
言えます。
でも
ここまでくることが
絶対できるんだと確信して
あきらめないことが
肝要でしょうね。
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