文藝春秋
昨年１２月号に発表した
短編小説
「ドライブ・マイ・カー」の
表現をめぐり
単行本化の際には
指摘された町名を
変更する
意向を明かしました。
その町では
煙草のポイ捨てが
当たり前のようになされているのだろうと
主人公に
言わせた部分です。

ＰＴＳＤ問題は
実に
多崎つくりますが

対話を通して
理解が深まってゆけば
いいですね。

『ドライブ・マイ・カー』で
火のついた煙草を
車窓から投げ捨てる
24歳の女性を見た主人公が
「たぶん中頓別町では
みんなが
普通にやっていることなのだろう」と
言ったことについて
北海道
中頓別町の町議が
森に囲まれた町で
山火事対策が徹底しているのに」と
苦言を呈しました。
村上春樹を読む人にも
本の読み方を教えないと
ダメみたいですね。
　―ファッションとして
　買ってる人が多いわりに
　ファンタジー扱ってるから
　危険かも。
『明日ママ』的クレーマーも
増えるかもしれません。
子どもたちは
専門家みたいな
歪んだ読み方をせず
感動してるみたいですがね。
　―感動されたら
　困るんでしたね。
　

確かに
ＰＴＳＤ問題は
　―児童虐待ＰＴＳＤを放置した
　児童養護施設
多崎つくります

オリコンの
年間総合売り上げトップ１０には
期間内の
推定売上部数が
９８・５万部に達した
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
なんかが入ってます。

　―表紙は陰陽五行説
　中身はＰＴＳＤ克服物語
こういうのとか
話題のジブリを

実に
表面的に
「思春期心性」に我田引水

この感性が
ヒステリー的で
　―ＰＴＳＤ

香山リカみたいに
　―どちらもＤＳＭ的に
　表面的現象しか語らない。　
学問を汚染しています。
ユングも
東洋思想も
個性化しようとするＰＴＳＤ児も
　―深層心理の問題
台無しです。

そう言えば
あの
どう考えても
PTSD克服物語としか
読めない
多崎つくる物語ですら
自称春樹スト
凡庸にしてしまう
凡庸セラピストが
学会御用達です。
　―象徴が使えない
　発達障害が増えているという
　あの世紀の愚論を吐いた
　狂大教授のお友だちだから
　しかたない。

ネット上すら
　―私以外でも多数
陰陽五行説との関係に
気付いてますが
そういうのは
優れた文学作品に見られる
多様性の
一面にすぎないのだそうです。
強力な否認が
働いてますね。
ユングって
文化派って
教科書には
書いてあるんですけど
　―それに
　統合失調症レベルに見える
　PTSDの治療法を
　書いた人であって！
仏教も陰陽五行説も
関係なしに
　―わからんからと言った。
　集合的無意識の大事な要素なのに
どうでもいい
話に落として
平気の平左
この感性は
今を生きるのに
大事なのかも
しれません。
　―クライエントには
　そういう人になってほしくないけど。

リスカもフツー
ひきこもりは
自宅警備員

かぐや姫はわがまま
摂食障害の子どもの
告白は
ウソっぽいと
傾聴しない。
村上春樹が好きだけど

PTSDとか
陰陽五行とか
そんなの関係ない。
トーマス君が
暴れるわけですよ。
これでも
「フツーですか？」

産経新聞が
電子版の号外で
村上春樹さんが受賞したとの
誤報を流しました。

解離すると
願望が出ますね。
流行の病が
うつ病や
発達障害で
向精神薬が効けば
いいのになぁ
儲からないのが
常識だった
精神科に光が当たるよなぁという
妄想よりは
いいんじゃないですかね。

20時からMBSで放送の
ドラマです。
婚約延期を望む女性ですが
誘拐事件が
影を落としているからとみて
幼いころの
人間関係を
調べます。
なかなか
記憶との照合がうまくいかないのは
実際と同じですね。
そんなにわかりやすかったら
意味がありません。


同じモチーフですね。
トラウマ放置すると
恋愛もおかしくなります。
究極は
デリヘルとか
悲惨ですね。
　―悪化して
　犯罪者になることもあります。

呉の16歳集団が
証言しています。

レイプ被害者は
トラウマを負い
メンヘラ予備軍になります。
　―だから予防が必要
シロのように
こころを病んだあと
自殺することもあります。
　―自殺行為も多い。
また
その被害を聞いた人も
普通は
思考停止し
否認したり
混乱した表現を
そのまま受け止めてしまったりします。
　―でっちあげ冤罪も起こります。
つくるの父親が犯人ではないかとの
推測も
アリでしょう。
　―知らないうちに
　PTSD負の連鎖を　
　負わされる子も
　多いです。
　陰陽的な混合表現があり
　この説が有力のようですが。
【解離】行為で
記憶にないという場合も
あるでしょう。
レイプという
今や戦争で
兵器のように使われる手段は
　
　―共同体を壊滅状態にする威力がある。
古くから
象徴として
いろいろなことを
人間に推測させます。
それを
伏せんとして使い
答えをはっきり書かなかったのは
トラウマについて
考えさせる
見事な手法でしょう。
小説でありながら
全体を映します。

一即多　多即一
ですね。

逮捕されても
記憶にないのもあって
堂々としていて
　―明らかに悪びれているのは
　よくあるが。
母親によれば
３年前まで
化粧品の営業をしていたそうです。
「旅行に行く」と言って
小学生を襲いました。
無意識への旅だったのですね。
小学生の頃に
やり直したいことが
あったのかも
しれません。

大死一番
乾坤新たなり
トラウマ記憶に
巡礼したら
世界（乾坤＝天地）が
リニューアルされます。
しかし
しばしば
錯乱して
自傷他害になります。
まずは
怖い思いをした
子どもたちの
PTSD予防から始めましょう。

最終回の番宣によると
これまでクラスに起きた事件と
同じ内容のことが
書かれたノートが
発見され
持ち主の
35歳の高校生に
「自作自演か」と
突き付けられます。
このために
高校生になったようです。
トラウマの再演だったのですね。
　―治療のつもりか。
仕掛け人
阿久津が現れ
突き付けた生徒を
刺そうとします。
阿久津って
『女王の教室』の
鬼教師と一緒ですね。
　―両親と不仲で
　結婚しても不仲
　子どもがチックになり
　水死し
　首から胸に傷がありと
　トラウマチックなお方
阿久津先生を見直すと
『家政婦のミタ』みたいな
風貌です。
最近は
PTSD解離性無表情が
流行っているのでしょうかね。

やり直そうとするのは
多崎つくると一緒
顔色は色彩に
つながりますね。