物語」カテゴリーアーカイブ

『タイタンの戦い』は東洋的PTSD克服哲学そのもの

$PTSD研究家翠雨の日記

サブタイトルは

神も魔物も
そして運命さえも打ち負かせ!

北斗の拳もそうですが
(天帝なんて)
原理的には疑いようもない
絶対的な場所に
悪を置き

その戦いから
新しく進化させてゆく
というのは

実に東洋的な
ものの考え方ドキドキです。

神と一体化するのではなく
神を殺していく。

殺すというと
恐ろしいですが

賞味期限の切れた
常識を
否定するという意味ですね。

ビルシャナ仏の頭上を越えて行け!
とか言います。

聖書の神様の頭に乗るなんて
まあ
ありえないですよね。

大違いです。

しかし
PTSD克服には大事な
ポイントです。

ここを間違うと
本当の意味で
殺されてしまいます。

神との関係をしっかり
頭に叩き込んだ上で…

地上を地獄と化す前に
ハデスを打ち破るペルセウス

忌むべき悪魔や恐ろしい獣たちとの戦い
生き残る道はただ1つ
神としての力を受け入れ
自分の宿命に従い
自らの運命を切り開いていくことにかかっていた。

あとは
パンフレットにこうアップ書かれているとおり
闘うのみです。

西洋人でも
こう考えるべきだと
方向修正し始めたのです。

本家の東洋が
いつまでも
西洋の猿真似をしているのは
どうでしょうか?

かぐや姫やポニョみたいな
勇敢な人達を
西洋理論に当てはめ
発達障害にして
殺してしまうようなことは
もう卒業しましょうねニコニコ
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『タイタンの戦い』は東洋的PTSD克服哲学そのもの

$PTSD研究家翠雨の日記
サブタイトルは
神も魔物も
そして運命さえも打ち負かせ!

北斗の拳もそうですが
(天帝なんて)
原理的には疑いようもない
絶対的な場所に
悪を置き
その戦いから
新しく進化させてゆく
というのは
実に東洋的な
ものの考え方ドキドキです。
神と一体化するのではなく
神を殺していく。
殺すというと
恐ろしいですが
賞味期限の切れた
常識を否定するという意味ですね。
ビルシャナ仏の頭上を越えて行け!
とか言います。

聖書の神様の頭に乗るなんて
まあ
ありえないですよね。

大違いです。
しかし
PTSD克服には大事な
ポイントです。
ここを間違うと
本当の意味で
殺されてしまいます。
神との関係をしっかり
頭に叩き込んだ上で…
地上を地獄と化す前に
ハデスを打ち破るペルセウス
忌むべき悪魔や恐ろしい獣たちとの戦い
生き残る道はただ1つ
神としての力を受け入れ
自分の宿命に従い
自らの運命を切り開いていくことにかかっていた。

あとは
パンフレットにこうアップ書かれているとおり
闘うのみです。
西洋人でも
こう考えるべきだと
方向修正し始めたのです。
本家の東洋が
いつまでも
西洋の猿真似をしているのは
どうでしょうか?
かぐや姫やポニョみたいな
勇敢な人達を
西洋理論に当てはめ
発達障害にして
殺してしまうようなことは
もう卒業しましょうねニコニコ

素晴らしい人間は皆 正気じゃない 『アリス・イン・ワンダーランド』

PTSD研究家翠雨の日記

奇才ティム・バートン監督
いいこと言ってくれますね音譜

PTSDのことを
考えていると

善人って?!
常識って?!
正しいって?!

ちょっと
わけがわからなくなることが
ありますよね。

残忍な赤の女王が支配する
アンダーランドそのものです。

アンダーランドで戦う
アリス役に求められているのは
「知性と成熟。
社会に不適合な感覚を持ちながらも
静かな力強さも
秘めている

だそうですよ。

ちなみに
アメリカのお話では
少女が闘うことは
少ないそうで目

日本のアニメの影響だそうです。

皆さんのなかの
闘う少女を
大事にしながら
がんばってくださいねニコニコ
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素晴らしい人間は皆 正気じゃない 『アリス・イン・ワンダーランド』

PTSD研究家翠雨の日記
奇才ティム・バートン監督
いいこと言ってくれますね音譜
PTSDのことを
考えていると
善人って?!
常識って?!
正しいって?!
ちょっと
わけがわからなくなることが
ありますよね。
残忍な赤の女王が支配する
アンダーランドそのものです。
アンダーランドで戦う
アリス役に求められているのは
「知性と成熟。
社会に不適合な感覚を持ちながらも
静かな力強さも
秘めている

だそうですよ。
ちなみに
アメリカのお話では
少女が闘うことは
少ないそうで目
日本のアニメの影響だそうです。
皆さんのなかの
闘う少女を
大事にしながら
がんばってくださいねニコニコ

『ひょっこりひょうたん島』の死人の明るさとDV

井上ひさしさんら主な作り手3人は
親に頼れない少年期を過ごし
大人には心底絶望して
いたため

親も子もない
新しい生き方をどこまでも
追い求めようとした
結果

あの不思議な物語が
生まれたようです。

井上ひさしさんによれば
ものがたりの最初の火山爆発で
登場人物は
実は
死人と化しているのだそうです。

明かされなければ
虐待されていても
DV被害にあっていても
普通に見える人が
案外多いのではないでしょうか。
でもそのこころは死んだも同然で
亡霊のようにさまよっています。

井上さんは
義父の虐待を受け
児童養護施設で育つうち

ドラキュラに血を吸われた人が
ドラキュラになってしまうように

猫いじめや
奥さんへのDVに
移行したようです。

奥さんへのDVは
井上さんがよい作品を書くためには
必要で、仕方がないと
あろうことか
みなで容認し
奥さんに我慢させていたそうです。

現実では暴力による【発散】
作品では
漂流する島で【回避】
死人の明るさで【躁的防衛】に
終始していたと
いうことでしょうか。
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『ひょっこりひょうたん島』の死人の明るさとDV

井上ひさしさんら主な作り手3人は
親に頼れない少年期を過ごし
大人には心底絶望して
いたため
親も子もない
新しい生き方をどこまでも
追い求めようとした
結果
あの不思議な物語が
生まれたようです。
井上ひさしさんによれば
ものがたりの最初の火山爆発で
登場人物は
実は
死人と化しているのだそうです。
明かされなければ
虐待されていても
DV被害にあっていても
普通に見える人が
案外多いのではないでしょうか。
でもそのこころは死んだも同然で
亡霊のようにさまよっています。
井上さんは
義父の虐待を受け
児童養護施設で育つうち
ドラキュラに血を吸われた人が
ドラキュラになってしまうように
猫いじめや
奥さんへのDVに
移行したようです。
奥さんへのDVは
井上さんがよい作品を書くためには
必要で、仕方がないと
あろうことか
みなで容認し
奥さんに我慢させていたそうです。
現実では暴力による【発散】
作品では
漂流する島で【回避】
死人の明るさで【躁的防衛】に
終始していたと
いうことでしょうか。

花咲かじいさん⑩  太極としての夢がトラウマを昇華させる

かわいい子犬は殺され
お墓に植えた木で
作った臼さえ
燃やされ
おじいさんの悲しみは
想像を絶しています。

隣人は
どこまで悪人なのでしょう。

しかし…

その灰で花を咲かせることが
できました。

夢に出てきた犬が
教えてくれたのでしたね。

犬を殺されたのが
1つのトラウマだとして…

犬の思い出話や
殺された状況
そのときの傷つきや
理不尽さのみを
話題にして
だんだん慣らしていく方法
(系統的脱感作といいます)も
あるかとは
思いますが

会社の管理体制のストレスで
解離を起こした
運転手の暴走から
起こった列車事故での
被害者の女性は
「こういう方法で
忘れていってよいものだろうか」

疑問をもちながら
このトレーニングを続けて
おられます。

もしかしたら
自分の人生に
大惨事のトラウマを
位置づける
「物語」
必要とされているのかな?
と感じ

夢に導かれて
苦痛を昇華する
方法はどうかと
思いました。

夢物語とか
言いますが

イメージや
ファンタジーなんて
子供だましと
思われるかもしれませんが

おじいさんは
満開の花を見て
笑っていますからね。
(苦痛→歓び =昇華)

そして
物語の読み手も
それを自然に
感じますからね。

夢は
現実と非現実
過去と未来
など陰陽をつなぐ
太極のような
位置

にあるのだと
思います。

毎日上映されてますから
ネバーエンディングストーリーですし音譜
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花咲かじいさん⑨ PTSDにおける自家中毒をやわらげるもの

同じ一匹の犬が
よいおじいさんには
よきものを
悪いおじいさんには
期待はずれのガラクタ
(ゲテモノ・妖怪・欠けた瀬戸物)

ありかを教えました。

傷ついた人も
充分なこころのまもりが
ある中に置かれると
麻酔が効いているかのように
痛みを忘れて
自己表現します。
自己表現は自己治癒を生み
苦痛は昇華します。

期待はずれのガラクタというのは
よく見ると
PTSDの傷つきそのものみたいです。
壊れているし
怖いし
そのまま表現すると
キワモノ扱いされ
不利益を被ることも
少なくないでしょう。

自己表現に傷つき
そんな表現のおおもとから
断ってしまいたい!
そう思ったら
傷つきばかりが
増幅し
わけがわからなく
なります。

そこが戦場なら
傷口に塩を塗るような
方法しかないと思いますが

もう戦場ではないことを
確認するためにも

人間らしいこころのまもり
のもとで
トラウマを開示することが
望ましいと思います。

【象徴】を使うのは
大きな護り(麻酔)
になる1つの方法
だと思います。
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花咲かじいさん⑧ 臨床心理学という名の悪いおじいさん 

おじいさんは
純粋なこころの目
持っていました。

それが
この物語の
始まりです。

『星の王子さま』にも
書かれていますね。

大事なものは
こころでしか
見えないって。

おじいさんの
こころの目がなかったら

このお話は
生まれなかった
のです。

ユングなど
昔の心理学者や
宗教における修行僧は
まじめに
自分の問題と
取り組んで
日々
精進していました。

その結果
個人の問題でありながら
普遍的な問題でもある
ものにたどりつき

また一苦労しながら
著作を残してくれているのです。

それを
忘れて…

心理療法室を作り
箱庭セットをそろえ
絵を描いてもらって
話を聞く

そういうパフォーマンスのみ
真似たのが

今の多くの
心理療法です。

よいおじいさんをまねた
悪いおじいさんさながらに

「今のクライエントは
【象徴】が使えない」

(陰陽五行説知らないんです)

「表現は単なる繰り返しばかりだ
(【トラウマ】知らないんです)

「一人の人が作ったと
思えないくらいバラバラだ」
(【解離】知らないんです)

「だから発達障害だ」

「発達障害が増えている」

なんて平気で言えるのです。

血税が投入された
立派な治療室で
表現されたものに
ガラクタやゴミを見て

素晴らしい存在である
かぐや姫やポニョを
侮辱し
薬漬けにして
殺してしまう

悪いおじいさんが
増殖中です叫び
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花咲かじいさん⑦  犬に従うおじいさん

悪いおじいさんは(陰)
犬に命令して
宝物を
探させます。

よいおじいさんは(陽)
犬の命令に従って
土を掘っています。

犬(戌)は
馬(午)と寅と
なかま(三合)
です。

PTSD研究家翠雨の日記

【火生土】
火は土を活かします。

火は寅に生じ 午にさかんに  戌に死す
土は午に生じ 戌にさかんに 寅に死す

人間は土気です。

戌は死ぬことによって
土(人間)を生かす
のですから

命のリレーですね。

陰陽五行では
犬は人間の親
なんです。

それで
妊娠ヶ月目の の日に
腹帯したり
するのです。

新生児の初めての外出に
鍋墨で額に犬と書く
風習が残っている地方も
あるそうですよニコニコ

純粋なこころをもった
おじいさんには
拾ってきた犬の
「ここ掘れワンワン」という
先祖の声
(無意識にある知恵からの
ささやき)が
聞こえ
素直に導かれる

それが
ユングの言う個性化の過程
(自己実現)
というものでしょう。
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