PTSDの
1つの原理
【搾取】の対象にされていることに
★気づけば
★見え方が変わり
―頼りにしていたものが
憎たらしく見えます。
★行動が変わります。
―離婚すると言って
家を出ます。
もちろん
抵抗に会いますが
―「日本語わかってるの?」とか
とぼけたことを言ってますが
立ちはだかって
出て行くのを邪魔する行動には
不安が表れています。
それを押せば
相手は呆気にとられますから
―長らく優位に立ち
その立場に胡坐をかいて
相手を見くびっていますから
その隙に逃げられます。
気づきがすべてです。
「獅子頭」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『獅子頭』第二百三十七話 搾取
自分が招いた
結果のどん底を
幸子は
またもや【回避】し
二順は
倒れそうになりながら
みつめました。
そして
気づきました。
「搾取されている」
PTSDのきっかけには
搾取があります。
そして長く患っていると
知らず知らずのうちに
分かれ道に来ます。
搾取するものと
搾取されるものです。
搾取されるのは
時間かお金か愛情か
労働力か…
いろいろあるでしょう。
厳密に言えば
自然界にすでに
搾取の構造がありますが
暴力環境や
封建的環境で
それが著しくなります。
―搾取なんて言ってはいけないと
泣き、脅し、だましつつ
マインドコントロールしながら
搾取者は搾取します。
宮沢賢治は
あまりな
搾取を諌めているのです。
―生きていれば
何かを傷つけます。
搾取者は
この原理を逆手にとって
自分を【正当化】するのです。
結果
搾取者は尊大な甘えを行使し
被搾取者には
最低限の甘えも許されません。
はっきり言語化する場合もあるし
そう感じさせる場合もあります。
二順は
大事なことに気づきました。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百三十七話 搾取
自分が招いた
結果のどん底を
幸子は
またもや【回避】し
二順は
倒れそうになりながら
みつめました。
そして
気づきました。
「搾取されている」
PTSDのきっかけには
搾取があります。
そして長く患っていると
知らず知らずのうちに
分かれ道に来ます。
搾取するものと
搾取されるものです。
搾取されるのは
時間かお金か愛情か
労働力か…
いろいろあるでしょう。
厳密に言えば
自然界にすでに
搾取の構造がありますが
暴力環境や
封建的環境で
それが著しくなります。
―搾取なんて言ってはいけないと
泣き、脅し、だましつつ
マインドコントロールしながら
搾取者は搾取します。
宮沢賢治は
あまりな
搾取を諌めているのです。
―生きていれば
何かを傷つけます。
搾取者は
この原理を逆手にとって
自分を【正当化】するのです。
結果
搾取者は尊大な甘えを行使し
被搾取者には
最低限の甘えも許されません。
はっきり言語化する場合もあるし
そう感じさせる場合もあります。
二順は
大事なことに気づきました。
朝日新聞『獅子頭』第二百三十六話 逃げない勇気
未治療の
大物PTSD
幸子が
お人よしの
ニ順を巻き込んで
開店した店の
閉店の場面ですが
幸子は
用があるからと
立ち会わず ←【回避】
出かけてしまったので
残された二順は
ここで過ごした
トラウマティックな記憶に襲われ ←【直視】
むごいばかりの
痛みや空虚感
悲しみのコンプレックスに
ひたすら耐えました。
我に返ったとき
苦いだけで
モッタイナイと
遠慮していた
コーヒーを
急に飲みたいと感じ
店がつぶれた原因でもある
ファミレスに
向かいます。
つぶれた店と違い
すべてが明るく
わかり易く
伝わり易く
まるで
桃源郷のように感じ
繁盛する理由が
身に沁みて
わかりました。
トラウマティックな出来事は
避けられないことが
多いですネ。
しかし
そこで
立ち止まり
足を踏ん張ることができるか
どうかで
その後が劇的に変化しますよね。
そこからが
【個性化の過程】
(自己実現)なのですが
入り口で
永遠に回避している
幸子のような人も
いますよね。
二順になるか
幸子になるか
その人次第ですよね。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百三十六話 逃げない勇気
未治療の
大物PTSD
幸子が
お人よしの
ニ順を巻き込んで
開店した店の
閉店の場面ですが
幸子は
用があるからと
立ち会わず ←【回避】
出かけてしまったので
残された二順は
ここで過ごした
トラウマティックな記憶に襲われ ←【直視】
むごいばかりの
痛みや空虚感
悲しみのコンプレックスに
ひたすら耐えました。
我に返ったとき
苦いだけで
モッタイナイと
遠慮していた
コーヒーを
急に飲みたいと感じ
店がつぶれた原因でもある
ファミレスに
向かいます。
つぶれた店と違い
すべてが明るく
わかり易く
伝わり易く
まるで
桃源郷のように感じ
繁盛する理由が
身に沁みて
わかりました。
トラウマティックな出来事は
避けられないことが
多いですネ。
しかし
そこで
立ち止まり
足を踏ん張ることができるか
どうかで
その後が劇的に変化しますよね。
そこからが
【個性化の過程】
(自己実現)なのですが
入り口で
永遠に回避している
幸子のような人も
いますよね。
二順になるか
幸子になるか
その人次第ですよね。
朝日新聞『獅子頭』番外編2 ヤンキー座りの謎
ハルビンから
日本にきて
苦学された楊逸さんには
渋谷で
制服着た学生が
座っているのが
不思議に映るそうです。
なんかなぁ…くらいにしか
思いませんでしたが
外から言われて
気づくことも
あります。
これ文化ですよね。
これなんか笑えますね
実はもう
【象徴】となった【図星】なんです。
だから理屈ぬきに妙な感じがするのです
図星になると
動物に変わっても
その妙さが温存されます ←行動療法では【強化】
ヤンキー座りというそうです。
別名うんこすわりというのも
面白い。
退行を示します。
なんか出直そうとしてるのですね。
柔道でも相撲でも
股割りは基本です。
柔軟に躍動するための
基本なのです。
習わなくても
学ぶのですね。
駅とかコンビニとか
道とか
象徴的な場所に座ることが
お約束です。
でも
早めに卒業してくださいね
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』番外編2 ヤンキー座りの謎
ハルビンから
日本にきて
苦学された楊逸さんには
渋谷で
制服着た学生が
座っているのが
不思議に映るそうです。
なんかなぁ…くらいにしか
思いませんでしたが
外から言われて
気づくことも
あります。
これ文化ですよね。
これなんか笑えますね
笑わされるのは
笑いのツボを押されたからで
実はもう
【象徴】となった【図星】なんです。
だから理屈ぬきに妙な感じがするのです
図星になると
動物に変わっても
その妙さが温存されます ←行動療法では【強化】
ヤンキー座りというそうです。
別名うんこすわりというのも
面白い。
退行を示します。
なんか出直そうとしてるのですね。
柔道でも相撲でも
股割りは基本です。
実は
バレエでもプリエが基本です。
柔軟に躍動するための
基本なのです。
習わなくても
学ぶのですね。
駅とかコンビニとか
道とか
象徴的な場所に座ることが
お約束です。
でも
早めに卒業してくださいね
朝日新聞『獅子頭』第二百三十五話 反動形成
PTSD解離女性
幸子は
―親の業背負った名前
昔統合失調症のカルテに
多かった。
店がつぶれそうになって
毎日
青ざめていたし
無口になっていった。 ←正常な反応
しかし
閉店が決まったとき
にっこり笑って
上機嫌で饒舌になり
お金をためて
もっと大きな店をやろうと
言った。
日本人独特の
【反動形成】です。
無意識のうちに
気持ちと反対の行動をしています。
店を閉め
後始末をするのは
辛いです。
しかし
辛さを感じると
こころがつぶれてしまうから
逆に楽しそうに振る舞い
夢まで語るのです。
―この部分は【空想】です。
この場合の空想も自我防衛です。
これまでの人生も
自我防衛をたくみにつかって
問題を回避してきたのでしょう。
そして【忘却】して
永遠の
重症複雑性PTSDです。
こういう人結構多いです。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百三十五話 反動形成
PTSD解離女性
幸子は
―親の業背負った名前
昔統合失調症のカルテに
多かった。
店がつぶれそうになって
毎日
青ざめていたし
無口になっていった。 ←正常な反応
しかし
閉店が決まったとき
にっこり笑って
上機嫌で饒舌になり
お金をためて
もっと大きな店をやろうと
言った。
日本人独特の
【反動形成】です。
無意識のうちに
気持ちと反対の行動をしています。
店を閉め
後始末をするのは
辛いです。
しかし
辛さを感じると
こころがつぶれてしまうから
逆に楽しそうに振る舞い
夢まで語るのです。
―この部分は【空想】です。
この場合の空想も自我防衛です。
これまでの人生も
自我防衛をたくみにつかって
問題を回避してきたのでしょう。
そして【忘却】して
永遠の
重症複雑性PTSDです。
こういう人結構多いです。
朝日新聞『獅子頭』第二百三十三話 PTSD克服の地道な過程
登場人物たちは
富士山に登りますが
なんだか
★イメージと違い
★普通の山にしか
見えません。
登ってるときは
わからないのでしょうね。
山頂で
あるいは
外からみて
初めて理解できることが
あります。
PTSD克服の過程は
地道です。
―地道って面白い言葉
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