臨床心理士・公認心理師」カテゴリーアーカイブ

臨床心理士国家試験のミステリー

臨床心理士は嫌いなので

試験の詳細は知らないのですが

時間とお金とエネルギーが
必要です。

アメーバ筆記試験ですが…

心理検査部門の代表選手は
ロールシャッハ・テストでしょう。

臨床心理士は
軽く無意識的ショック受けた時の
反応なんかみてるクセに

【解離】は見えないんですかね。

フロイトの精神分析のうち
無意識の防衛機制は
基本中の基本でしょう。

理学療法士の国家試験でも
毎年出題されてますよ。

フロイトといえば
トラウマの抑圧でしょう?

思考や行動の脱線は
トラウマによるものでは?って

人格障害とか言う前に
まずそこを疑うのが
筋でしょう?

そして
アメーバ口頭試問が面白い!

なんと威圧面接するらしい。

ストレス耐性試験ですね。

それがトラウマになって
(そもそも何らかのトラウマに引き寄せられて
この業界に来る人は多いし)

クライエントへの無理解が完成するのか…

非合理とかつべこべ言わず
トラウマに耐えろ!
…ですか。

試験は緊張しながら受けますから
催眠効果高いんですが…

虐待されたら
虐待するようになることがある。

それが理解できないのは
トラウマのせいか… 
続きを読む

臨床心理士国家試験のミステリー

臨床心理士は嫌いなので
試験の詳細は知らないのですが
時間とお金とエネルギーが
必要です。
アメーバ筆記試験ですが…
心理検査部門の代表選手は
ロールシャッハ・テストでしょう。
臨床心理士は
軽く無意識的ショック受けた時の
反応なんかみてるクセに
【解離】は見えないんですかね。
フロイトの精神分析のうち
無意識の防衛機制は
基本中の基本でしょう。
理学療法士の国家試験でも
毎年出題されてますよ。
フロイトといえば
トラウマの抑圧でしょう?
思考や行動の脱線は
トラウマによるものでは?って
人格障害とか言う前に
まずそこを疑うのが
筋でしょう?
そして
アメーバ口頭試問が面白い!
なんと威圧面接するらしい。
ストレス耐性試験ですね。
それがトラウマになって
(そもそも何らかのトラウマに引き寄せられて
この業界に来る人は多いし)
クライエントへの無理解が完成するのか…
非合理とかつべこべ言わず
トラウマに耐えろ!
…ですか。
試験は緊張しながら受けますから
催眠効果高いんですが…
虐待されたら
虐待するようになることがある。
それが理解できないのは
トラウマのせいか… 

臨床心理士は『誰も知らない』 

モチーフとなった事件は22年前
映画は6年前公開

恋人ができて家を出た母親に代わり
12歳の長男が
幼い弟妹3人の世話をしながら
子どもだけの暮らしを続ける。

生活費が底をつき
精神的にも追い詰められた果てに
末の妹が死亡し
長男は埋葬に出かける……。

史上最年少で
カンヌ国際映画祭の
最優秀男優賞を受賞した
長男役の柳楽優弥さんにも
すったもんだがありました。
 ―作品は重いですからね。
 被爆したんです。
 でも回復しましたよドキドキ

PTSD研究家翠雨の日記

公開された6年前はまだ
社会の片隅の特殊な話として
感じられていましたが

6年間に
ネグレクトは進化
同時に
世間の人たちも

自分のことととして受け止めるように
なりました。

大阪二児遺棄死事件の
マンション前に訪れる人は多く
そこで
こころのケアが行われています。

暗闇から自転車で現れた
おっちゃん
「なんや。まだおったんか。
 母親も被害者や!」

おっちゃんは母親ではないし
殺人なんて犯してません。  

でも
PTSDのトラウマにまつわる哀しさを
心に秘めているのでしょう。

その言葉を受けとめた人たちは
そこに
哀しさと癒しを感じて
ほんのすこしこころが温まります。

こういうことは

専門家の世界でのみ
『誰も知らない』…
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臨床心理士は『誰も知らない』 

モチーフとなった事件は22年前
映画は6年前公開
恋人ができて家を出た母親に代わり
12歳の長男が
幼い弟妹3人の世話をしながら
子どもだけの暮らしを続ける。
生活費が底をつき
精神的にも追い詰められた果てに
末の妹が死亡し
長男は埋葬に出かける……。
史上最年少で
カンヌ国際映画祭の
最優秀男優賞を受賞した
長男役の柳楽優弥さんにも
すったもんだがありました。
 ―作品は重いですからね。
 被爆したんです。
 でも回復しましたよドキドキ
PTSD研究家翠雨の日記
公開された6年前はまだ
社会の片隅の特殊な話として
感じられていましたが
6年間に
ネグレクトは進化
同時に
世間の人たちも
自分のことととして受け止めるように
なりました。
大阪二児遺棄死事件の
マンション前に訪れる人は多く
そこで
こころのケアが行われています。
暗闇から自転車で現れた
おっちゃん
「なんや。まだおったんか。
 母親も被害者や!」

おっちゃんは母親ではないし
殺人なんて犯してません。  
でも
PTSDのトラウマにまつわる哀しさを
心に秘めているのでしょう。
その言葉を受けとめた人たちは
そこに
哀しさと癒しを感じて
ほんのすこしこころが温まります。
こういうことは
専門家の世界でのみ
『誰も知らない』…

『心理臨床学研究』こころのケアへの致命傷コンプレックス

『心理臨床学研究』
最新号の第一論文は
PTSDに関するものですが

学術論文なのに
書き出しからして
脈絡が破綻し混乱しています。

これは
こころのケアに関する
相当なコンプレックスの証
だと思われます。
  ―貴重なアーカイブスとして
  いつまでも語り草となることでしょうニコニコ

PTSD研究家翠雨の日記

1.大規模震災後の
こころのケアについては
日本の研究が
世界第一だとの自負があるようです。

それは
阪神淡路大震災後に
心理的ケアの総称として
【こころのケア】という言葉が
生まれ
マスメディアを通して広く周知され
(河合1995)

中長期的なデータを持っているから   ←15年ですが…
だそうです。

しかし
その内実は…

2.年間3億円もの事業としての
こころのケアセンターの開設や
スクールカウンセラー事業の開始
にもかかわらず

当初から
こころのケアを利用する人が少なく
試行錯誤をしているうちに
(兵庫県臨床心理士会 1997)

頓挫したようですが
(その頓挫は明記せず)

3.海外の話にすりかえ

  ①外傷体験の吐露を
   禁忌とする論文の紹介
  ②海外への支援実績の紹介

そして

その海外でのこころのケアで大事な理論は
(富永 2005)

4.①トラウマティック・ストレスマネジメント 
  ②文化と宗教の尊重        ←日本の場合無視するのに!

だそうです。

んー叫び
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『心理臨床学研究』こころのケアへの致命傷コンプレックス

『心理臨床学研究』
最新号の第一論文は
PTSDに関するものですが
学術論文なのに
書き出しからして
脈絡が破綻し混乱しています。
これは
こころのケアに関する
相当なコンプレックスの証
だと思われます。
  ―貴重なアーカイブスとして
  いつまでも語り草となることでしょうニコニコ
PTSD研究家翠雨の日記
1.大規模震災後の
こころのケアについては
日本の研究が
世界第一だとの自負があるようです。
それは
阪神淡路大震災後に
心理的ケアの総称として
【こころのケア】という言葉が
生まれ
マスメディアを通して広く周知され
(河合1995)
中長期的なデータを持っているから   ←15年ですが…
だそうです。
しかし
その内実は…
2.年間3億円もの事業としての
こころのケアセンターの開設や
スクールカウンセラー事業の開始
にもかかわらず
当初から
こころのケアを利用する人が少なく
試行錯誤をしているうちに
(兵庫県臨床心理士会 1997)
頓挫したようですが
(その頓挫は明記せず)
3.海外の話にすりかえ
  ①外傷体験の吐露を
   禁忌とする論文の紹介
  ②海外への支援実績の紹介
そして
その海外でのこころのケアで大事な理論は
(富永 2005)
4.①トラウマティック・ストレスマネジメント 
  ②文化と宗教の尊重        ←日本の場合無視するのに!
だそうです。
んー叫び

こころのケアに向かない現状の臨床心理士

こういう指摘もあります。

○小沢牧子(2002)
 心理産業は
相談者のための援助
相談者を中心とした支援を
標榜しながら

実は
一段上から相談者を見下ろし
相談者本人の思いや
実際の生活のあり方を軽視する。

 臨床心理士などの
資格認定機関をつくって
「こころの専門家」を増やし
心理産業を反映させようとするのも
専門家自身のためにすぎない。

上から目線目
傾聴しない姿勢叫び

確かにあります。

★PTSDを前に
二次被害
(症状だけでも苦しいのに
専門家の無理解に苦しむ)より

二次受傷
(傷ついた人と関わると
その人も傷つく)を

重視する姿勢

★資格化のための研究頓挫

気になります。
続きを読む

こころのケアを拒否されたトラウマが臨床心理士を狂わせた

大事なことを
思い出しました。

こういう記録が残ってました。

大野(2000)

 阪神・淡路大震災(1995)の被災地で
臨床心理士の闖入に対して
被災現場は拒否的であったことは
推進者からも報告されている
(東山、1996;倉戸、1996)。
過剰な専門家づらがいけない。

 避難所や仮設では
生活経験豊かな
<おばちゃん>や<おっちゃん>のほうが
はるかに有為な
<心のケア>ワーカーを演じ
真の<安心>を提供してきた。

こころの専門家は
傷ついているのです。

トラウマがあるのです。

だから
こころのケアを前にすると
妙な反応をするのです。

DVシェルターで箱庭をしているなど
彼らの常識では
考えられなかったのです。

学会発表8年目を前にして
ようやく気づいた…

難しいわけだ。
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こころのケアに向かない現状の臨床心理士

こういう指摘もあります。
○小沢牧子(2002)
?心理産業は
相談者のための援助
相談者を中心とした支援を
標榜しながら
実は
一段上から相談者を見下ろし
相談者本人の思いや
実際の生活のあり方を軽視する。
?臨床心理士などの
資格認定機関をつくって
「こころの専門家」を増やし
心理産業を反映させようとするのも
専門家自身のためにすぎない。

上から目線目
傾聴しない姿勢叫び
確かにあります。
★PTSDを前に
二次被害
(症状だけでも苦しいのに
専門家の無理解に苦しむ)より
二次受傷
(傷ついた人と関わると
その人も傷つく)を
重視する姿勢
★資格化のための研究頓挫
気になります。

こころのケアを拒否されたトラウマが臨床心理士を狂わせた

大事なことを
思い出しました。
こういう記録が残ってました。
大野(2000)
?阪神・淡路大震災(1995)の被災地で
臨床心理士の闖入に対して
被災現場は拒否的であったことは
推進者からも報告されている
(東山、1996;倉戸、1996)。
過剰な専門家づらがいけない。
?避難所や仮設では
生活経験豊かな
<おばちゃん>や<おっちゃん>のほうが
はるかに有為な
<心のケア>ワーカーを演じ
真の<安心>を提供してきた。

こころの専門家は
傷ついているのです。
トラウマがあるのです。
だから
こころのケアを前にすると
妙な反応をするのです。
DVシェルターで箱庭をしているなど
彼らの常識では
考えられなかったのです。
学会発表8年目を前にして
ようやく気づいた…
難しいわけだ。