西田哲学」カテゴリーアーカイブ

明恵上人の【あるべきようは】は西田哲学の【善】ユングの【自己実現】

「栂尾明恵上人遺訓」にあるそうです。
『人は阿留辺畿夜宇和
(あるべきようは)の
七文字を持(たも)つべきなり

僧は僧のあるべきよう
俗は俗のあるべきようなり。
乃至(ないし)帝王は帝王のあるべきよう
臣下は臣下のあるべきようなり。
このあるべきようを背くゆえに一切悪しきなり。』
これは
貞永式目の
精神的バックボーンをなすもの
とも言われているそうです。
「~は」で終わっていますから
「どうだ?」という疑問形の
ニュアンスがあります。
つねに自分に問い続ける。
自分の頭で考え続ける。
 ―禅問答で
  師 「~よく持(たも)つかぁー」
  弟子「~よく持(たも)つぅー」
  
  というやりとり見ますよ。
「あるがままに」 
  ―母性的です。うちの子はみなかわいい。ラブラブ!
「あるべきように」
  ―父性的です。そういうのはうちの子ではない。
         出てゆけ!叫び
どちらでもないのです。
人に聞くのは簡単。
でもPTSDの場合は
下手すると地獄を見ます。
つらくても
どんなに難しくても
【一太極二陰陽】
陰でも陽でもなく
陰陽(善悪・損得)の発想のおおもとに
立ち返って
その場その場で
自分の頭で判断する。
そうしたら
それがユングのいう【個性化の過程】
(自己実現)に
なっているのではないかと
思います。
 ―専門家でもここをよく分かってない人多いです。
  ハッピーエンドだと勘違いしてるにひひ
西田幾多郎は
「松は松、竹は竹…」で生きるのが
人間の【善】であると書いています。
簡単そうでむつかしいですね。
でもやるしかないのです。

新潟村上葡萄でのバラバラ死体遺棄事件とPTSD

新潟県村上市蒲萄(ぶどう)の
国道7号脇にある
車のUターン場所の側溝に
人間の両脚があるのを
車で通りかかった
神奈川県の男性会社員(58)が見つけ
110番しました。
両脚はひざ付近で
切断されており
側溝に沿って平行に並んでいた
そうです。
猟奇的な事件ですね。
プロの殺し屋でない人間による
バラバラ殺人の増加にも
国民がすぐ慣れてしまうから
(なぜ慣れるのだ!パンチ!
猟奇度が増します。
加害者が社会復帰した
神戸の事件を彷彿とさせます。
犯人は何もそんなつもりではなく
【解離】により
統合失調症の【させられ体験】さながらの
マリオネット
になってしまった
だけなのでしょうが
C.G,ユングのいう【集合的無意識】
西田幾多郎の【歴史的身体】という名の
人類の記憶

不思議なバランス感覚を
もっているように
感じます。
日本では
「神のはからい」とは言いません。
すべてはこころが創りだした
不始末です。

大阪8歳女児殺傷玉置容疑者のPTSD解離

容疑者を
幼いころから知る女性(26)は

「おとなしい子だったが
切れることもあった。

数カ月前に銭湯で一緒になったが
何度もため息をつき
独り言をつぶやいていた。

使った洗面器を
何十回も洗うなど
様子がおかしく

目もあわせられなかった」と
語っている。

看護師を辞めざるを得なかった
前後に
相当なショックがあったことが
伺えます。

どこからみても
PTSDの【解離】でしょう。

この手の事件の多さを
誰も認めようとしないから

頻発する事件は
分かりやすさ
(否認しにくさ)が

キーワードになってきているような
気がします。

西田哲学でいう
【歴史的身体】かしら?
  ―ユングの集合的無意識のようなもの
   ですが
   世の中にあって皆で書き換え
   更新していくノートみたいなこころです。  
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大阪8歳女児殺傷玉置容疑者のPTSD解離

容疑者を
幼いころから知る女性(26)は
「おとなしい子だったが
切れることもあった。
数カ月前に銭湯で一緒になったが
何度もため息をつき
独り言をつぶやいていた。
使った洗面器を
何十回も洗うなど
様子がおかしく
目もあわせられなかった」と
語っている。
看護師を辞めざるを得なかった
前後に
相当なショックがあったことが
伺えます。
どこからみても
PTSDの【解離】でしょう。
この手の事件の多さを
誰も認めようとしないから
頻発する事件は
分かりやすさ
(否認しにくさ)が
キーワードになってきているような
気がします。
西田哲学でいう
【歴史的身体】かしら?
  ―ユングの集合的無意識のようなもの
   ですが
   世の中にあって皆で書き換え
   更新していくノートみたいなこころです。  

第52回全日本こけしコンクールと少子化

PTSD研究家翠雨の日記

こけしは子消しです。

悲しいことですが

人間の尊厳は
歴史に翻弄されてきました。

軍人がたくさん必要な時代には
産めよ増やせよ

進駐軍の問題や
引き上げの地獄の
敗戦の混乱時には
優性保護を
考えました。

少子化の加速は
日本人の集合的無意識
歴史から学んだ結論
なのでしょう。

政治の力より
大和魂の方が
一枚上手です。

西田幾多郎は
そういう知恵を
【歴史的身体】
呼びました。
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第52回全日本こけしコンクールと少子化

PTSD研究家翠雨の日記
こけしは子消しです。
悲しいことですが
人間の尊厳は
歴史に翻弄されてきました。
軍人がたくさん必要な時代には
産めよ増やせよ
進駐軍の問題や
引き上げの地獄の
敗戦の混乱時には
優性保護を
考えました。
少子化の加速は
日本人の集合的無意識
歴史から学んだ結論
なのでしょう。
政治の力より
大和魂の方が
一枚上手です。
西田幾多郎は
そういう知恵を
【歴史的身体】
呼びました。

上方落語まつりの米朝さん「どう坐ったらいいか?」の【象徴性】

PTSD研究家翠雨の日記

昨夜開幕した
落語家約90人が
話芸を繰り広げる
大規模なイベント
「上方落語まつりinミナミ」の
一幕です。

人間国宝の桂米朝さん(84)は
正座を続けるのが難しく
急きょ用意されたいすに
座り直されたのですが

こんなややこしいところに
座らされて

どないしていいか分からん」と話すと
客席から温かい拍手が起きました。

【坐る】ことは…
坐禅でこころを整えたりしますし
日本人のこころと文化に
密接に関わっているものですよね。

ややこしくて
どう坐ったらいいか
わからないえっ
というのは

   ―確かに坐りにくいですから
    そう言っておられるに
    すぎないのですが―

実は
多くの人が今実感している
居心地の悪さの【象徴】でもあるひらめき電球
ように感じました。

PTSDなんかになると
いたたまれない!
という状態になります。
【居た堪れない】と書くようです。

そして聴衆の
温かい拍手に

拍手の意味を改めて
感じました。

【拍手】はかしわで
ですね。

【合掌】も似たような意味でしょうが
右手と左手で
【陰陽】です。

手偏(てへん)に【シロ】
花咲かじいさんの犬は〈シロ〉
因幡の白兎も〈シロ〉
シロは陰陽五行では金気で
固く固く結実した秋の木の実のような
ものです。

意識を集中して集中して
起こる【純粋経験】ひらめき電球
 西田幾多郎のいう
 主客のない無我の境地です。
 わが国を代表する西田哲学は
 ここから出発しています。

陰陽五行では【太極】
 つまりは混沌です。

『どうしていいかわからない』
『それでよいのですよ』
(そうでなくてはならないのですよ)

米朝さんと聴衆の無意識のやりとりが
聞こえるような気がします。

だから
居心地のよい可笑さひらめき電球を感じる
のではないですか?

日本人の【集合的無意識】としての
(共通認識・コモンセンス)

【一太極二陰陽】のリセットの法則を
感じました。

スサノヲも泣きながら
混沌である【太極】に退行し
リセットして
日本の無意識の歴史を築いています。

日本人ならドキドキ
どうしていいかわからない
絶体絶命叫びから
始めましょう!
続きを読む

上方落語まつりの米朝さん「どう坐ったらいいか?」の【象徴性】

PTSD研究家翠雨の日記
昨夜開幕した
落語家約90人が
話芸を繰り広げる
大規模なイベント
「上方落語まつりinミナミ」の
一幕です。
人間国宝の桂米朝さん(84)は
正座を続けるのが難しく
急きょ用意されたいすに
座り直されたのですが
こんなややこしいところに
座らされて

どないしていいか分からん」と話すと
客席から温かい拍手が起きました。
【坐る】ことは…
坐禅でこころを整えたりしますし
日本人のこころと文化に
密接に関わっているものですよね。
ややこしくて
どう坐ったらいいか
わからないえっ
というのは
   ―確かに坐りにくいですから
    そう言っておられるに
    すぎないのですが―
実は
多くの人が今実感している
居心地の悪さの【象徴】でもあるひらめき電球
ように感じました。
PTSDなんかになると
いたたまれない!
という状態になります。
【居た堪れない】と書くようです。
そして聴衆の
温かい拍手に
拍手の意味を改めて
感じました。
【拍手】はかしわで
ですね。
【合掌】も似たような意味でしょうが
右手と左手で
【陰陽】です。
手偏(てへん)に【シロ】
花咲かじいさんの犬は〈シロ〉
因幡の白兎も〈シロ〉
シロは陰陽五行では金気で
固く固く結実した秋の木の実のような
ものです。
意識を集中して集中して
起こる【純粋経験】ひらめき電球
 西田幾多郎のいう
 主客のない無我の境地です。
 わが国を代表する西田哲学は
 ここから出発しています。
陰陽五行では【太極】
 つまりは混沌です。
『どうしていいかわからない』
『それでよいのですよ』
(そうでなくてはならないのですよ)
米朝さんと聴衆の無意識のやりとりが
聞こえるような気がします。
だから
居心地のよい可笑さひらめき電球を感じる
のではないですか?
日本人の【集合的無意識】としての
(共通認識・コモンセンス)
【一太極二陰陽】のリセットの法則を
感じました。
スサノヲも泣きながら
混沌である【太極】に退行し
リセットして
日本の無意識の歴史を築いています。
日本人ならドキドキ
どうしていいかわからない
絶体絶命叫びから
始めましょう!

二人のキタロウ ~ゲゲゲの鬼太郎&西田幾多郎 

$PTSD研究家翠雨の日記

西田幾多郎の
哲学は
純粋経験が
基本となっている。

主観とか客観とかを
絶した視点で
物事を
純粋に観る。

陰陽五行で言えば
主観&客観(陰陽)を
絶した太極から
見直す姿勢である。

太極からの視座を得たら
もう前に進むしかなくなる。

日本の文化も
哲学も宗教も
どこをとっても
このリセットの思想に
貫かれている。

鬼太郎は
3つの目をもつ

人間は2つ目では
救われない。

純粋な目を
もたねば
生きていけないことを

戦争により
心身に多大な外傷を負いながら
外傷を受けた南国で出会った
ファンタジーに救われた
水木しげるさんも
訴えている。
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花咲かじいさん⑪  西田哲学の純粋経験

『花咲かじいさん』の
話は

純粋なこころの持ち主である
おじいさんの存在から
始まります。

これなくしては
物語は
始まらなかったのです。

自己実現するにも
純粋なこころが
出発点になると思います。

何もいつも
純粋でなければならない
というような
お説教では
ありません。

純粋であろうとするから
隣人の邪悪なおじいさんとも
出会うのです。

そして
善悪(陰陽)
織り成す
試練に鍛えられて

―どんなに
ひどいことをされても
傷ついた子犬のことを
全身全霊で
(夢でも大事にしながら)
思い続けていると―

本当の自分が
だんだん見えてくるのだと
思います。

どうでもいいことかも知れませんが…

日本を代表する
哲学者

西田幾多郎の
哲学も
【純粋経験】から
始まります。
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