障害受容」カテゴリーアーカイブ

キューブラー・ロスモデル  ③PTSDの受容?

キューブラー・ロスは
死の受容について
言ったわけですが

心理療法の基本の
【死と再生】においても

このモデルは
矛盾しません。
(人間って結構単純なんです)

死にたいと言いますが
本当に死にたい人はおらず

苦しみをなんとかしたいだけの
ハズです。

つまり
死んで欲しいのは
かたくなな
自我中心性です。
  ―平たく言えば
   現在当たり前だと思っている
   自分の常識や感性です。
 
しかしそんなものが消えたら
自分はどうなるのか?
怖いですネ。

それを【死】と感じるのです。
 ―死が何か知っている人はいませんが
  知っているもので説明しようとします

石頭の自我が死んで
しなやかな自我に生まれ変わるんです。  ←象徴的な【死】

もちろん生きたままで  ←即身成仏ドキドキ

そして
そんな大変な
【死と再生】の通過儀礼を前に

やだなぁ
やらないわけにいかないかなぁ
誰かやってくれんかなぁ
ウソだと言って!


さまざまな妄念が生まれるのです。

否認あり    ←否認の否認とはあわせ鏡ですか…
取り引きあり

可笑しいのは
PTSDの人だけでなく
臨床家も同じことをやってて

笑うところじゃないんですが

学会でのおバカな反応をまた
洗い出してるところなんですニコニコ

もちろんみなさんに
還元します恋の矢
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キューブラー・ロスモデル  ②身体障害の受容

キューブラー・ロスモデルの応用です。

交通事故などで
身体が不自由になり
機能の回復が見込めない場合

一般に
その受容は
容易ではありません。

時間がかかることも
多いでしょう。

リハビリの現場では
その気持ちを尊重しながら
車椅子の使い方などを
説明するのですが

拒否的だったり
なかなか覚えられない方も
おられます。

否認
 身体機能が失われたことを認めたくありません。
 欠損部分に幻肢痛が起こることもあります。
怒り
 実は受容が始まっているのですが
 コントロールを失った自分に
 戸惑っています。
取り引き
 商魂たくましい世の中ですから
 まどわされやすく
 まただまされたい気持ちもあり
 長引くことも多いです。   
抑うつ
 リハビリ意欲がわきません。
 しかし問題の全容を感じたからこその
 落ち込みです。
受容
 もちろん
 早期に受容ということも
 ありますが
 見かけだけではわかりません。 

そして
すべての人が受容に至るわけでは
ありません。

リハビリを受けるチャンスには
タイムリミットがありますし
難しいところです。

受傷後
いろんな方が
いろんな思いを抱えながら
生活しておられます。 
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キューブラー・ロスモデル ①死の受容

キューブラー・ロスの死のチャートです
      ダウン
あなたはガンだと言われて
(昔は不治の病→つまり死を意味する)

否認
 ガンではない・死なない・嘘だと疑う段階

怒り
 なぜ私がガンにならねばならなのだと怒る段階

取り引き
 お百度参りをするなど何かにすがろうという心理段階

抑うつ
 なにもできなくなる段階

受容 
 最終的に自分が死にゆくことを受け入れる段階

偉いお坊さんでも
「死にとうない…」ってドキドキ
言ったそうですから。

死にとうないけど
受容はしたのでしょうがね。
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米バス事故家族の悲しみの対面を見守る人々

米西部ユタ州で起きた
小型バス横転事故で
遺族のうち6人が
昨日
遺体と対面しました。
駐デンバー総領事は
「深く悲しんでいる様子がよく分かった」
事故原因などについて
遺族から質問はなく
「心の中で(亡くなった家族と)
話をするのに精いっぱいだったと思う」と
思いやっています。
ユタ州知事も
別の予定を遅らせて
遺族を待ち
「みなさんの悲しみはわれわれの悲しみだ」と
弔意を伝えています。
思いやりは配慮のある
スマートな対応です。
ここからは
二次被害は生まれない。
DVシェルターで働くスタッフや
虐待対応のこころの専門家には
せめてこのくらいの対応を
常識としてほしいです。

キューブラー・ロスモデル  ③PTSDの受容?

キューブラー・ロスは
死の受容について
言ったわけですが
心理療法の基本の
【死と再生】においても
このモデルは
矛盾しません。
(人間って結構単純なんです)
死にたいと言いますが
本当に死にたい人はおらず
苦しみをなんとかしたいだけの
ハズです。
つまり
死んで欲しいのは
かたくなな
自我中心性です。
  ―平たく言えば
   現在当たり前だと思っている
   自分の常識や感性です。
 
しかしそんなものが消えたら
自分はどうなるのか?
怖いですネ。
それを【死】と感じるのです。
 ―死が何か知っている人はいませんが
  知っているもので説明しようとします
石頭の自我が死んで
しなやかな自我に生まれ変わるんです。  ←象徴的な【死】
もちろん生きたままで  ←即身成仏ドキドキ
そして
そんな大変な
【死と再生】の通過儀礼を前に
やだなぁ
やらないわけにいかないかなぁ
誰かやってくれんかなぁ
ウソだと言って!


さまざまな妄念が生まれるのです。
否認あり    ←否認の否認とはあわせ鏡ですか…
取り引きあり
可笑しいのは
PTSDの人だけでなく
臨床家も同じことをやってて
笑うところじゃないんですが
学会でのおバカな反応をまた
洗い出してるところなんですニコニコ
もちろんみなさんに
還元します恋の矢

キューブラー・ロスモデル  ②身体障害の受容

キューブラー・ロスモデルの応用です。
交通事故などで
身体が不自由になり
機能の回復が見込めない場合
一般に
その受容は
容易ではありません。
時間がかかることも
多いでしょう。
リハビリの現場では
その気持ちを尊重しながら
車椅子の使い方などを
説明するのですが
拒否的だったり
なかなか覚えられない方も
おられます。
否認
 身体機能が失われたことを認めたくありません。
 欠損部分に幻肢痛が起こることもあります。
怒り
 実は受容が始まっているのですが
 コントロールを失った自分に
 戸惑っています。
取り引き
 商魂たくましい世の中ですから
 まどわされやすく
 まただまされたい気持ちもあり
 長引くことも多いです。   
抑うつ
 リハビリ意欲がわきません。
 しかし問題の全容を感じたからこその
 落ち込みです。
受容
 もちろん
 早期に受容ということも
 ありますが
 見かけだけではわかりません。 
そして
すべての人が受容に至るわけでは
ありません。
リハビリを受けるチャンスには
タイムリミットがありますし
難しいところです。
受傷後
いろんな方が
いろんな思いを抱えながら
生活しておられます。 

間寛平銃口向けられるトラウマティックなアースマラソン中

マラソンとヨットで世界一周する
「アースマラソン」に
チャレンジしている
お笑いタレントの間寛平さん(61)が

自身のブログで

キルギス共和国とカザフスタン共和国の
国境線で
一時拘束されていたことを
明らかにしました。

一般に
日本人は銃を見ただけで
緊張します。

それを自分に向けられたら…

このマラソン の途中で受けた
定期健診で
前立腺がんが発見されましたが

初期だったことから
医師と相談した上で
ホルモン療法を受けています。

アスリートなのか
哲学者なのかわからない
凄いコメディアンです。
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キューブラー・ロスモデル ①死の受容

キューブラー・ロスの死のチャートです
      ダウン
あなたはガンだと言われて
(昔は不治の病→つまり死を意味する)
否認
 ガンではない・死なない・嘘だと疑う段階
怒り
 なぜ私がガンにならねばならなのだと怒る段階
取り引き
 お百度参りをするなど何かにすがろうという心理段階
抑うつ
 なにもできなくなる段階
受容 
 最終的に自分が死にゆくことを受け入れる段階
偉いお坊さんでも
「死にとうない…」ってドキドキ
言ったそうですから。
死にとうないけど
受容はしたのでしょうがね。

三つ子の苦悩

左端の小さな子が
(900グラムで生まれた)
2歳の
キューブラー・ロスです。

PTSD研究家翠雨の日記

お人形さんみたいに
かわいいですが

三つ子で
見分けがつかないんです。

ものごころついたころから
アイデンティティを求めて
苦闘してたそうです。

12歳になる頃には
シュバイツァーに憧れ

自分の会社の秘書になれという
父親と激しくぶつかりますが

言われるとおりになるなら
尼僧になった方がましだと
意思を通します。

三つ子
(本当は3歳児のことですが)の魂100まで
ですネ!
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25年前の御巣鷹山登り続ける人たちと夢を見続ける人たち

$PTSD研究家翠雨の日記

日本航空副社長だった
62歳男性は        ←写真後方
「まだ、日航の夢を見る。
事故対応の夢だよ」

遺族の63歳女性は     ←写真手前
御巣鷹山に登り続ける。

無意識も
忘れさせないように
作用するし

なぜだかわからなくても
山に登りたくなる。

人間のこころが
そんなふうにできているのだから

それを無視した
医療は成り立たないわけです。

大嵐の日に海に行く
漁師さんはいないわけで

木目無視して
家建てる大工さんは   
いないわけで
 ―実際は多いと
  建築家の先生
  嘆いてましたが… 

こころの専門家だけが
こころの自然を
無視していいはずがない
ですネ!
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