韓国で
西洋医学の
病院ができた頃の話
らしいです。
当時の女性は
夢を持つことも
できなかったそうです。
それを
いま私が実現させてあげますと
美しく笑っておられます。
夢をみる
したいことをするのが
ごく最近まで
悪だったのですね。
今でも
悪者扱いされるのは
人類として
本当に夢見ること
自己実現し
個性的に生きることに
慣れていないから
かもしれません。
足引っ張る
古い価値観の石頭に出会ったら
お猿さんか
過去の亡霊だと考え
言われたことは
マトモに受け取らないように
しながら
自分を守りましょう。
『済衆院』ですね。
衆生を済度する(救う)のが
病院の意味ですが
PTSDの場合は…
「韓国ドラマ」カテゴリーアーカイブ
『風の絵師』での手を焼く師弟関係=達磨&慧可の伝承
『風の絵師』で1つ
直視できなかった映像があります。
主人公の斬首刑が確定したとき
師が自分の手を火にくべて
命乞いをするシーンです。
皇帝はこの二人の人間関係に
嫉妬を感じるほど
心打たれます。
ドラマだと分かっていても
俳優はやけどをしていないと
分かっていても
とても見られませんでしたが
このショックのおかげで
少しわかったことが
あります。
子どもや弟子に手を焼くとか
仕事などで手を尽くすと言いますが
これはその究極の象徴表現で
ただ困っているとか
迷惑だとか
ベストを尽くす
そういうことでは
説明しきれないものを
表現しているように
思いました。
弟子の才能を信じているから
その継承のためには
絵師としての自分の手など
二の次にする激しさですね。
そう言えば…
達磨が振り向いてくれないから
ひじを差し出した
慧可という禅師がいました。
玉音放送
「耐えがたきを
耐え
忍びがたきを
忍び…」は
ここからの引用です。
―忍ぶでいいと思うのですが
偲ぶだったら
まさしくPTSD予防措置ですね。
敗戦のショックは
直面しがたいものですが
それを否認したら
PTSDになりますから
偲びがたきを偲びましょうと
…
昔の人も私のように
怖がりだったのでしょうか
達磨の真髄はなるべく残しながら
かわいく親しみやすくしながら
目を入れさせることで
工夫をしました。
目を入れるというのは
自分の目でしっかりみて
自分の頭で考えるということですね。
赤はもちろん火です。
禅宗も陰陽五行も満載の
韓国ドラマです
続きを読む
C,G.ユングの真の弟子になるかゾンビの群れと化すか
『風の絵師』では
師と弟子が対決します。
分別で言えば
師は師
弟子は弟子です。
タブーだと感じ逡巡する弟子に
師は
「(師を)信じるなら勝て」
でないと
弟子として認めないと
言いました。
鑑みれば…
フロイトという偉大な父の家を出て
PTSD症状にもがきながら
独自の理論を構築した
ユングという人が
いました。
フロイトは
慌て、
恐怖感から脅すという醜態をさらしたものの
甲斐なくユングに逃げられ
世界大戦中の人間の無意識に潜む
攻撃性の恐ろしさに絶望し
孤独のなかで
亡くなったと思いますが…
我々も
禅僧のように
狂いそうになりながら
ユングや河合隼雄を超えなければ
なりません。
それが
できない今の我々は
生きる屍
ゾンビです。
続きを読む
韓流の流行はPTSDの流行の証
主人公は父を
師は弟子の父である友を
殺害され
こころにトラウマを抱えながら
絵の修行をしているのですが
トラウマに突き動かされた人の
人生は
凡庸にはならないのだなあと
つくづく思います。
ドラマチックとか言いますが
現実は小説よりも奇なり
たくさんの
PTSDドラマが
現実に繰り広げられている
日本だから
韓国ドラマが
こんなにも流行しているのでしょう。
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『風の絵師』での手を焼く師弟関係=達磨&慧可の伝承
『風の絵師』で1つ
直視できなかった映像があります。
主人公の斬首刑が確定したとき
師が自分の手を火にくべて
命乞いをするシーンです。
皇帝はこの二人の人間関係に
嫉妬を感じるほど
心打たれます。
ドラマだと分かっていても
俳優はやけどをしていないと
分かっていても
とても見られませんでしたが
このショックのおかげで
少しわかったことが
あります。
子どもや弟子に手を焼くとか
仕事などで手を尽くすと言いますが
これはその究極の象徴表現で
ただ困っているとか
迷惑だとか
ベストを尽くす
そういうことでは
説明しきれないものを
表現しているように
思いました。
弟子の才能を信じているから
その継承のためには
絵師としての自分の手など
二の次にする激しさですね。
そう言えば…
達磨が振り向いてくれないから
ひじを差し出した
慧可という禅師がいました。
玉音放送
「耐えがたきを
耐え
忍びがたきを
忍び…」は
ここからの引用です。
―忍ぶでいいと思うのですが
偲ぶだったら
まさしくPTSD予防措置ですね。
敗戦のショックは
直面しがたいものですが
それを否認したら
PTSDになりますから
偲びがたきを偲びましょうと
…
昔の人も私のように
怖がりだったのでしょうか
達磨の真髄はなるべく残しながら
かわいく親しみやすくしながら
目を入れさせることで
工夫をしました。
目を入れるというのは
自分の目でしっかりみて
自分の頭で考えるということですね。
赤はもちろん火です。
禅宗も陰陽五行も満載の
韓国ドラマです
C,G.ユングの真の弟子になるかゾンビの群れと化すか
『風の絵師』では
師と弟子が対決します。
分別で言えば
師は師
弟子は弟子です。
タブーだと感じ逡巡する弟子に
師は
「(師を)信じるなら勝て」
でないと
弟子として認めないと
言いました。
鑑みれば…
フロイトという偉大な父の家を出て
PTSD症状にもがきながら
独自の理論を構築した
ユングという人が
いました。
フロイトは
慌て、
恐怖感から脅すという醜態をさらしたものの
甲斐なくユングに逃げられ
世界大戦中の人間の無意識に潜む
攻撃性の恐ろしさに絶望し
孤独のなかで
亡くなったと思いますが…
我々も
禅僧のように
狂いそうになりながら
ユングや河合隼雄を超えなければ
なりません。
それが
できない今の我々は
生きる屍
ゾンビです。
韓流の流行はPTSDの流行の証
風の絵師第18話⑥ PTSDの謎解きに必要な度胸と反逆心
師は度胸があり
主人公は
問題児
反逆児として
有名になってしまいました。
でも
集合的無意識
(普遍的無意識)の
常識を超えるには
そういう才覚が必須アイテムです。
ポニョにも通じる
ことです。
妹たちに先んじて
父の家に閉じ込められているのが
嫌で
家出したのです。
父親からしたら
問題児ですが
父親も最後はポニョを認めました。
聖書にも
「あなたは父の家を出て
私の示す場所に
行きなさい」
という神の声が出てきます。
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風の絵師第18話⑤ 心証と物証としての絵画
風の絵師第18話④ PTSDの怒りは取り扱い注意!
PTSDから
離脱しつつある
主人公は
父母を殺した人物に雇われ
その人物のために
絵を描いていたことを
知り
怒りから
その人物を殺そうとしますが
師が
友を殺された自分だって
今すぐ殺したいが
「激情にかられて
うかつに動いたら
危険だ」と
制止します。
PTSDにおける
怒りには注意しましょうね
怒りの抑圧はいけませんが
(まあ無理でしょうが)
怒りに任せて行動することは
アクティング・アウト
(行動化)
です。
じっくり内的に
取り扱ったのち
必要なら
慎重に行動にうつすべきでしょう。
(もちろん暴力はダメです)
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