DV・ストーカー」カテゴリーアーカイブ

DV被害児が教えてくれた【ドラキュラ】とPTSD負の連鎖

DVシェルターでの
箱庭の作品に
【吸血鬼】モチーフ
がありました。
「血を吸われないように
みんなで逃げてるところ」
そう説明してくれました。
PTSD研究家翠雨の日記
吸血鬼ドラキュラ (1958映画)
によれば
吸血鬼に襲われると
死んで
吸血鬼として
復活
してしまうんですよね。
でも
吸血鬼の脅威を充分理解し
吸血鬼と化した人の胸に
杭を打ち込めば
魂が解放できます

もちろん
作家の無意識のなかから
あふれ出した
空想の産物ですが…
これって
PTSDそのままだと思いませんか?
トラウマを
そのままにしておくと
PTSDとなり
【解離】の名の下に
本来のその人ならば
絶対しないようなことを
してしまう可能性があります。
究極は
暴力や犯罪ですね。
そしてその被害者の
トラウマに関しても

同じ可能性が出てきます。
ネバーエンディングストーリーです。
負の連鎖を断つには
どうしたらよいか
と言うと、
①PTSD学習
②心理療法
です。
逆に
そのことで
PTSDが克服されると
(途中からみな
口にしますが)
PTSD克服の途上にある人と
いとも簡単に
結びつきます。
専門家との間には
壁があるというのに
痛みを知った人は
繋がれるんですね

そして
一番
私が興味深く感じているのは
このケースのように
子どもが
いろいろ
教えてくれる
という事実です。
【傾聴】していたら
教えてくれるんです。
上から目線で
指導してたら
ソンですよ!
PTSD克服の過程では
何かと
陰陽逆転が起こり
これは
やはり
西洋二元論の心理療法では
とても
太刀打ちできないと
いつも
思っています。
 

箱庭療法のDV被害におけるPTSD予防効果

DVシェルターで
箱庭は人気があります。

箱庭は1つしかないので
それに
私は一人しかいないのでニコニコ

順番をめぐって
時にけんかになりそうなときもあります。

しかし…

学会で発表し始めたとき
怪訝な顔にたくさん会いました。

「ムリにさせて…」

毎年発表していると
「発表のために…」

陰陽五行とか仏教とか
凄い哲学の表現があって

無意識の癒しのメカニズムに感動すると言うと、
「そういう指導してるんですか?」
(『まあ頭でっかちですこと』って表情で)

「原理なんかないと思いますよ」
「そんなむつかしいことばっかり考えて
疲れませんか?」

ユングも河合隼雄も
先行研究では
原理はあると言っているのだから

ないと思うなら
それを証明するのが筋なのに

しかも自分の怠慢で
しなくていいなんて…

不思議でしかたがない現象です。

こういう論理性のなさ
つまり悪い意味での宗教性が
学会なんて場所にはあったりします。

子どもは
ショックをトラウマ化させないために
自分の存在全体で考えながら
自分の物語を完成させている
のだ
と思います。

どうしてもつくらねばならないと感じている
切実な思いを知って欲しいですね。
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箱庭療法のDV被害におけるPTSD予防効果

DVシェルターで
箱庭は人気があります。
箱庭は1つしかないので
それに
私は一人しかいないのでニコニコ
順番をめぐって
時にけんかになりそうなときもあります。
しかし…
学会で発表し始めたとき
怪訝な顔にたくさん会いました。
「ムリにさせて…」
毎年発表していると
「発表のために…」
陰陽五行とか仏教とか
凄い哲学の表現があって
無意識の癒しのメカニズムに感動すると言うと、
「そういう指導してるんですか?」
(『まあ頭でっかちですこと』って表情で)
「原理なんかないと思いますよ」
「そんなむつかしいことばっかり考えて
疲れませんか?」
ユングも河合隼雄も
先行研究では
原理はあると言っているのだから
ないと思うなら
それを証明するのが筋なのに
しかも自分の怠慢で
しなくていいなんて…
不思議でしかたがない現象です。
こういう論理性のなさ
つまり悪い意味での宗教性が
学会なんて場所にはあったりします。
子どもは
ショックをトラウマ化させないために
自分の存在全体で考えながら
自分の物語を完成させている
のだ
と思います。
どうしてもつくらねばならないと感じている
切実な思いを知って欲しいですね。