民俗学」カテゴリーアーカイブ

【夏越の大祓】そうだ日本人だったんだ…と想い出せばPTSDは治る

疫病が流行っても

後の世に、疫気あれば…

蘇民将来子孫なりと言えば

日本人であると自覚すれば

— 古事記@神話 のようにこころができている。

無問題なのです。

アマテラスもスサノヲも自己実現

— ひきこもりに泣き虫ニート型DV

明治までは

スサノヲと牛頭天王は同格だったそうで

八坂神社に一緒にお祀り

頭はウシのイメージなんですね。

いろいろあるようで

1つの心理学について言っているということ

【桜桃忌】太宰治(38)の特殊なPTSD解離自殺と土左衛門

本日は

桜桃忌です。

心中した太宰治の遺体がみつかった日

墓所である禅林寺に集って

お酒を酌み交わし🍻

サクランボ🍒をつまみながら

太宰治の思い出話に花を咲かせる日だそうです。

弟子などの連鎖自殺もあったくらいで

PTSD予防の法事

ストレス脆弱性@PTSD  から

中学生くらいになると

少し困難な場面に陥ると

「死にたくなった」と言うのが口癖

 

傾倒していた

似たような死に近い心性に惹かれたのだろう

― 三島由紀夫は太宰治を同族嫌悪

―― 割腹自殺 と 入水自殺

芥川龍之介の服毒自殺に過剰反応し

人身事故のニュースを聞いてマネするようなもの

5回以上も繰り返しましたが

芥川龍之介は既遂型・太宰治は狂言型

― 自ら『狂言の神』を執筆

その心境について

本当のところはよくわからないながらも

虚言癖があったので

偽装自殺説も

死にたくはなかったようで

退廃的な生き方で

切羽詰まっていたものの

明確な動機がなく

最後の入水自殺を除いて

自殺企図の手段が確実に死に至るものとは言い難い。

女性を巻き込み

自分だけ助かったときには

取り調べを受けた。

これも依存👇の1つかも

依存症に陥りながら

大量のアルコールを飲み睡眠薬に依存しながらの創作

― 虫垂炎の鎮痛剤から(韓国のタレントたちは美容整形から)

作品にしていることで

劇場型

特異な事例とされています。

研究者がいるくらいのテーマ

当初は神経衰弱と診断されていますが

意志薄弱とも

― 発達障害を精神薄弱と呼んだ時代もあった。

ストレス脆弱性から

芥川賞落選くらいで👇

被害者意識が亢進

幻覚や妄想等の症状が悪化

薬物入手のための借金が雪だるま式に膨らむと

家族の嘆願で入院するまでになりますが

謀略と思いこみ

怒りを爆発させるなどますます悪化するばかりでした。

『如是我聞』

― 何を聞いていたのでしょう。

ちなみに水死体は大変な惨状でしょうが

ガスで浮き上がると

親でもわからないので

入れ墨を入れる海の人もいたとか

土左衛門と呼ばれ

親しみを込めて

― さらに言えば昔のお相撲さんは神格

やはりどらえもんは集合的無意識のなかで結びつけられる。

丁重に葬られてきました。

手を合わせて🙏

豊漁や航海安全を祈願するのは

土剋水  から

土左衛門を探す時には

舟に鶏🐔を乗せるのだそうですから

土生金

土(人間)は金(鶏)を産む

親と子

母親がいなくなれば子は必死で探し

見つけたら泣くだろう というイメージ

母なるものに会いたくて

三島由紀夫は父性希薄でマッチョに

太宰は母性希薄で女性と心中

睡眠薬ではなく溺死を選んだのかもしれません。

墓石にサクランボ🍒をつめこむとは\(◎o◎)/!

桜桃忌も神隠しの時間?

 

お江戸の心理学と幽霊(イメージ)と夢記など

我が国にも

江戸時代には

宣教師が教える

英語学校で

― 現在の有名私大

西洋の心理学を学ぶ人も出てくる少し前

心理学のようなものがあったらしく

― 神学@キリスト教 っぽい

手島堵庵という人は

1718‐1786

6月12日生まれだそうです。

石田梅岩を開祖とする

倫理学の一派で

平民のための平易で実践的な道徳

― 宗教・思想を身近な例を使って平易に説いた。

―― 現代でも企業が好む道徳らしい。

人間を真の人間たらしめる性質を

「あるがまま」の姿において把握しようとしたのは

純粋経験の考え方や

明恵のあるべきようわに通じます。

阿留辺畿夜宇

あるべきように(しましょう)ではなく

― ふつうの道徳とか倫理

あるべきようは(どのようですか)?と自分に問い続ける。

 一太極二陰陽 

高僧も哲学者も悩んで大きくなった。

夢分析はユング派の専売特許じゃない💡

円山応挙の産まれた日でもありますね。

1733‐1795

「足のない幽霊」を描き始めた画家という

実際はもっと前からある。

なぜなら

鬼👹同様

陰陽五行説からつくられたイメージだから

伝説があり

伝説になる生きざまが天才の特徴

「応挙の幽霊」は

たくさんのお寺に奉じられ

お寺は

難しいような☯楽しいような

怖いような☯優しいような

不思議な場所

落語にもなるなど

応挙は

左甚五郎のように名人として神格化されていましたが…

― 多分、崇めて考察するのは当時の流行🤔

令和版⁈

― 本質はきちんと伝承されていると思うのデス

象徴性があります。

『君たちはどう生きるか』【神隠し】漏刻の時間

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天智天皇が

改めて読み直してみると

ネロほどではないけど

19歳でクーデターを起こしたりと

なかなかですね。

671年6月10日に

旧暦の4月25日

水時計をつくり

漏刻

時報が開始されたからだそうですが

660年にも

「初めて」と書いてあるのに

日付が不明というだけでスルー扱い

中大兄皇子時代に

水時計をつくったという記述があり

明日香村の

謎の石造物が点在

水落遺跡は

その頃につくられた

斉明朝

漏刻の跡ではないかと推測されています。

天皇家が考えていることを

百済からの渡来人である石工が表現したのですから

謎を解くカギは陰陽五行説しかありません。

既に

鬼とか亀とか二面とか…

手塚治虫も

三つ目を通し

一太極二陰陽

例えば

酒船石は

お酒じゃなくて薬を造っていたのでは⁈等と想像したりしながら

吉野裕子先生は天文台では⁈とご推測

石の意味を考えていました。

二面石については

立て看板に

人間のこころであると説明されているようですが

― 右善面と左悪面 と呼ばれているらしい。

―― 不徹底な思索から悪意の印👇の発想か🤔

もっと普遍的な意味を見出しているようです。

これは

時の性質の一面を適示したものではないでしょうか。

― 時間は過去から未来へとゆっくり直線的に流れてゆくものではない。

―― 真に存在するのは現在だけとアウグスティヌス

神隠しの舞台になった塔などは

石舞台と呼ばれるこの石造物からのインスピレーションではないかと思います。

― 石棺の入り口

集合的無意識をズンズンと水没してゆくのでしたね。

― 時間と記憶

集合的無意識の時の回廊 = 各層

時の踊りもあるけど、この方が時の踊りっぽい

宗教哲学者の鎌田東二さん死去

神道や民俗学などを横断的に研究した宗教哲学者で京都大名誉教授の鎌田東二(かまた・とうじ)さんが5月30日、盲腸がんで死去した。74歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は長男、龍明(たつあき)氏。

宗教哲学者の鎌田東二さんの訃報ですが

この業界にしては

広く伝えられている印象です。

神隠しの研究者がまたひとりおられなくなり

やはり悲哀の哲学

― 喪としてのこころのケア

神隠しの世界へ帰られました。

100日後にお祭りだそうです。

やはり神道でしょうか。

百日祭は

 命日から100日目に行う霊祭

仏式だと百か日で

お祭りとは言わないですね。

 

南方熊楠PTSD治療研究人生の凄み

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本日お誕生日の南方熊楠

1867-1941

植物学者として知られていますが

昭和天皇にご進講

このときだけはかしこまって紳士に見える(^^♪

文字通り博学で

『十二支考』など民俗学まであり

曼荼羅と称される。

ネイチャーなどに論文もあるが

どちらかといえばコレクター&記録魔で

― マッチ箱やキャラメルの箱などに保管

― 現代の研究者からするとモッタイナイ才能

― ありのまま描写して記録するのは心理療法的💡

生き方そのものの表現が曼荼羅

その研究を支えた

たぐいまれな語学力は

驚異的な記憶力と

神童と呼ばれた。

常軌を逸した読書生活ではぐくまれたものでしたが

本は買ってもらえなかったので

蔵書家の家で本を見せてもらい

帰宅後ひたすら記憶から書写

PTSDの自己治療法であったことは

異常なかんしゃくもちで

一度怒り出すと手がつけられないほど凶暴になるなど

奇行が多かった。

― どこをとっても奇人の生活

自他共に認めるところだったようです。

両親など周囲の人々は頭を抱え

本人も自分の気性に自覚があって

生物学などの学問に打ち込んでいると

柳田國男宛の書簡で書いている。

最終的には

柳田國男から

日本人の可能性の極限」と称され

現代では「知の巨人」と評されるまでに昇華した。

― まさに曼荼羅のような人生はお菓子にも👇

お菓子の箱も多かったので

― 漱石とも出会っているらしい

―― 甘いものが好きすぎるのは脳🧠に悪かったかも🤔

心理学モデルがまた秀逸💕

わたしたちの生きるこの世界は

物理学などによって知ることのできる「物不思議」という領域

心理学などによって研究可能な領域である「心不思議

そして両者が交わるところである「事不思議」という領域

更に

推論・予知、いわば第六感で知ることができるような領域である「理不思議」で成り立ってる。

これらは人智を超えて

もはや知ることが不可能な「大日如来の大不思議」によって包まれている。

「大不思議」には内も外もなく区別も対立もない。

それは「完全」であるとともに「無」である。

この図の中心に当たる部分を熊楠は「萃点」と名づけ

「萃点」からものごとを考えることが

問題解決の最も近道であるとした。

― 華厳を読んだ形跡はないが何かと華厳経を熟知したような表現が多い。

隠元忌

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一年に3度も採れるから

三度豆とも

インゲンを

中国から持ち込んだ

隠元禅師の忌日です。

スイカ たけのこ れんこん なす

お煎茶の飲み方

ゴマ豆腐や精進揚げなどから現在の精進料理が完成

あとは木魚や建築技術

黄檗宗の開祖ですね。

お坊さんらしく字もお上手

福福しく

サンタクロースのようなイメージの楽しそうなお寺

恵比寿さんや十牛図のこのお方みたいな

断食や健康食の人はガリガリじゃなくてこんなイメージなんですよね。

シルクロードの日より国際PTSD問題も映し出す砂漠

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1900年(明治33年)の

3月28日に

シルクロードの古代都市

楼蘭(ろうらん)が発見されたことから

「シルクロードの日」となったそうです。

シルクロードは夢のある場所ですが

死を意味する砂漠を

タクラマカン砂漠

タクラマカンとは

ウイグル語で「死」や「無限」などを意味する合成語で

昔は一度入ったら出られない死の砂漠と捉えられていた。

通過しなければなりません。

死と再生

ワレヲ学ブ者ハ死ス

何もない場所は

食べ物も水もない 砂や瓦礫 たまに💀しゃれこうべ

投影三昧で

通りかかったお坊さん(法顕)によれば

「砂漠の中はしばしば悪鬼、熱風現れ

これに遭えばみな死んで

一人も無事なものがいない。

空には飛ぶ鳥もなく

地には走る獣もいない。

見渡す限りの砂漠で行路を求めようとしても拠り所がなく

ただ死人の枯骨を標識とするのみである・・・」

幻覚すら見えます。

西遊記のキャラクター | かわいいフリー素材集 いらすとや

西遊記も孤独な三蔵法師の幻想

それは、まあこんなところだろうと作者が空想したもの

蜃気楼も見えるというものですが

遠くに水辺が見えるが

いくら歩いてもたどり着かない。

楼蘭の蜃気楼的なイメージは特に

人間のこころを惹きつけてやまないようです。

オアシスは50か所はあったのに

楼蘭をシルクロードの代表のように扱う。

楼蘭がルートの端にあった

タクラマカン砂漠の南寄りルートは使われなくなり

北側ルートを使うようになっても

観光で注目され

小説として読まれ…

かつて確かに

遺跡がある。

砂漠の乾燥地帯で

木材や絹、お札からミイラまで残っているので

手がかりがわりとある。

繁栄した国なのに

特に仏教を篤く信仰していて

お坊さんが4千人もいたことが重要

突如として消え

オアシスとなった湖も

ロプノールという塩湖

― ロヒプノールの塩基解離定数と誤読しそう💦

蜃気楼のように

さまよえる湖と呼ばれた。

消えたり現れたりするからでしょう。

探検家ヘディンは

不思議でもなんでもなくて

地理によるものだと気づいて

湖に流れ込む川の川床に

砂などがたまると川筋が変わる。

「今はここにはないが

いずれロプノールはまたこの場所に戻ってくる」と明言できたのですが

さまよえるという意味が

明言は予言と感じられた。

いつのまにか変質してしまったのは

そういう幻想的な物語にしておかないと

人々の投影が破られてしまうからでしょう。

幻想に生きて

夢を見ていられない。

事実

中国からみた歴史書と欧米からみた書物は

地名も解釈も

同じ場所とは思えないほど違います。

欧米人によるある一冊には

クロライナ王国は

清朝@中国 末期に発見された

「中国の辺境の見捨てられた地域」で

思想的に豊かで栄えたが

攻め込まれてからは

― 駐屯していた異人種のミイラや貨幣がある。

―― 一時的に避難するつもりだった形跡にも見える。

傀儡国家として存在していた。

「現在は核実験の跡地」とあるそうで

チベットなど自治区を認めず

― 「新疆ウイグル自治区」の新疆は「新しい国土」

周辺もすべて中国と考えている中国は

ヨーロッパ人によって「発見された」という箇所は嫌だろう。

アメリカ原住民が住んでいた土地が

― インディアン虐待の時代劇(西部劇)は封印された。

コロンブスによって「発見された」というようなものだから。

歴史をさかのぼって捉えなおせば

ビミョーなお話になることって

辺境を意味する土地を巡る国際問題

よくある普遍的な問題みたいですね。

砂漠は

心理学的には

そういうことを映し出す

占い師のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

スクリーンみたいなものです。

中島みゆき『問題集』病院童とは?

病院童って何でしょう?


問題集のなかの1つの設問です。

病院の定義ですが

できれば行きたくない場所で

痛かったり苦しかったりするときに

行くこともあるし

運び込まれることもある

まず

修理工場のような

悪くなったところを元に戻すだけ

野戦病院のようなイメージとして

働きに行くというより

― 癒しや自己実現なんてポエミーは既に脱落…

闘いに行くという現状

問題提起@イメージ されています。

残念なことに

その殺伐とした目的意識すら

すでにガタついている予感があり

(治るというのは自明じゃないどころか)

直してねと言う方も言われる方も切ない

まもなくマサカ!と思うような

運命に翻弄されがちな場所でもあると言います。

なんとなくイメージされている話が特定されている気もしますが

歯科や外科の話ではなく…

迷い込んだことがある人ならわかる場所

言いたいのは

病院童にでもならねば言えない話

― 「まだいたの?」と言われてうれしいのは死亡退院の童

― 孤独もわかる👇

『歌でしか言えない』シリーズ

治るという気持ちを思い出してね~

わらべじゃなくて童わらし

― 退行して凌ぐのではない

集合的無意識にいる死者たちの声を聴く

― 神隠しの世界

ちゃんとおうち🏠に帰ってね~

治れば病院のことなど忘れるモノ

本当の家に帰らないと牧畜扱いされる

こんな場所が日常のすぐ延長に

普通の表通りからさほど遠くない

― 板子一枚下は地獄みたいな🤔

フツーにあるよね~ と呼びかけているうたではないでしょうか。

『キツネ狩りの歌』みたいな内容だとみなわかっている👇

病院童の声が聴こえるうちはまだ安泰

得て公🐒問題🤔

阪神淡路大震災から30年こころのケア(PTSD予防)としての神戸大学「震災文庫」語り部

阪神淡路大震災から

もう30年になるのですね。

日本の神話がうまれた場所で

神話とは

その民族や国が

どのように生まれたかということを

イメージで表現した記録

― 歴史でありこころであり…  歴史的身体

こころのケアという言葉が生まれました。

日本の場合は古事記

― 稗田阿礼もフロイトもPTSDという言葉は知らない。

淡路島から神の戸が開く

2]イザナギとイザナミによる国生み

国生みも陰陽から

こころのケアという言葉が生まれました。

PTSD予防のこと

古事記由来で

天皇家の系譜

― 神代から現在まで

―― 非連続の連続☯

天皇家のご公務そのものです。

世界平和のための祭祀と鎮魂

私が書いたこころのケアの論文

神戸大学付属図書館(神戸市灘区)には

阪神大震災のあらゆる資料を収集・所蔵する「震災文庫」と呼ばれる部屋

書籍だけでなく

警察や自衛隊による被災者救出の報告書、復興関連会議の議事録、避難所で配られた弁当の写真、鉄道駅で流れた代行バスの運行状況アナウンスの音声テープなど約6万点という語り部